ナチュラルガーデン完成間近

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イロハモミジ、山帽子、アトラスシーダー、レッドサンセット、白樫、どうだんつつじ、青ダモ、桂、ミルキーウェイ・・・

普通の庭には植えないような里山のイメージでグランドデザインした庭がようや一次工事完成します。一次工事は主木を植え込む工事で、来春マント族などで生垣になるように2次工事が行われます。
建て主さんがチョイスした木々で今回の樹種の中で知らないものが半分くらいあり、これはとても勉強になります。
私の中のナチュラルガーデンは、ある本がお手本です。その本は書店には置いてありません。長岡を中心とした森を愛する会が自費出版した本で「生命の森」というタイトルで新潟県山野草を尋ねる会が出版した本です。その中には森の本来の姿がわかりやすく対話形式で書かれてます。
畳と障子にイロハモミジの陰が映りこみます。本来畳は地面より1.1mくらい上がったところにありますが、それを感じさせないように、庭の土を盛り上げました。
アプローチを横から見ます。まだモミジの姿が馴染んでませんが、その完成風景が想像できますね。アプローチにある柱の柱脚の石も、オリジナルデザインで、すっきりと見せる設計としました。入り口から少しずつ高くなるデザインと質感のコラボレーション。設計で重要な部分です。
石垣と塀、そして屋根が重なり合うアプローチは美しいですね。決して和風ではないのですが、日本人に建築美を感じさせるのは、この重なりですね。
苔むした 石は造園屋さんのお勧め。名前は・・・わすれました。また聞いておきます。
家は木々の緑があって初めて映えます。

緑と共に・・・当事務所の「緑の家」はそれが由来です。

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