100年でした。その5  分水米穀会館?

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今日は人数が多いので、野菜の蒸しを羽釜で行う。大量の蒸気蒸しは羽釜ならでは。

昨日の事務所定休日の日は、和島北野の家「て・こあ」で前の持ち主さんとの会話(突然の連絡で)、そして新潟日報さんの取材対応でオーナーさんのお手伝いをしてきました。

前の持ち主さんによると、元々は分水にあった米穀会館(通称?検索不能)が元々の骨組みだったそうです。ですのですそれを大正5年頃移築、改築したのが今のテ・コアと言う事です。従って骨組みはもっと古い(100年以上)そうです。つまり大正6年築が裏付けられた事になります。やっぱりほぼ築100年・・・。骨組みはそれ以上・・・。

そうそう最初に説明が必要ですよね。
オーブルデザインでは超高性能の超高断熱高気密の「緑の家」をお勧めしておりますが、この「て・こあ」は全く真逆の断熱無し気密全く無し建物です。だからこそ断熱気密の良さがわかるし、断熱気密でなくしてしまった「豊かさ」もわかります。その豊かさのところを今後に生かしてゆくヒントがここ「て・こあ」にはあります。

さて・・・取材を受けていると直ぐにお昼となり、その準備と子どものお世話で何かと騒がしい「て・こあ」。しかしお母さん方はそれぞれの分担でテキパキとこなし、見ていて気持ちよいですね。どの子どもも我が子同様に褒め、抱擁し、時には叱る・・・古き良き昭和の世界を展開しております。そういえば私も近所の大人に叱られた事があったなー。

新聞記者さんの取材に答えるテ・コア代表兼オーナーの「里香」さん。

みんなで座卓を囲んで頂きます~。

それぞれのお母さんが持ち寄った昼食(一部アレルギーフリー)は、13人で頂きました。私もご相伴に預かりました。ご馳走様です。

囲炉裏にあるのは掟破りのカレー鍋・・・

さてお知らせです。
この「て・こあ」では5月下旬に「子ども達と羽釜で朝ご飯会」を行う事になりました。
詳しい日時はまたお知らせしますが、オーブルデザインもそこに相乗りさせて頂きます。

内容は・・・

・子どもが大人の日常の手仕事体験。
・羽釜でご飯を炊く?体験・・・
・黒く塗られたなんちゃって古民家ではなく実際の生活で燻された本当の黒い柱を体験
・裏山でタケノコ取りと木の手入れ・・・(但し時期でない場合もあり)

全て子ども中心です。多くても20名くらい直ぐに満杯かも・・・。子どもと一緒の参加が基本ですが、子ども同伴でない場合は裏方手伝いも覚悟してお越し頂くのであればOKです。その代わり子どもから子ども純粋パワーを受け取れます。土曜日の朝早く(6時30分くらいから)行う予定です。必要な物は参加費500円/一人と米1合です。

実はこの薪を使った羽釜体験では、古き良き時代だけではなく現代の利便も改めて見直して頂こうとの思いです。「緑の家」ではエアコンによる床下暖房が標準です。この便利さを改めて見直しつつ、火を使ったDNAに訴える心地よさも体験して頂こうと思います。

楽しいですよきっと・・・。問題は浅間にその余裕があるかどうかです(笑)。家の設計は抜きにして田舎の昭和の時代(手仕事)を体験して下さい。

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