「て・こあ」でのある一日 ㉚ 湿気除去

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6月19日午後1時の「て・こあ」の土壁でできた押し入れの温度と湿度は、23.3℃の湿度71%でした。この時気象庁発表の気温は23℃の湿度73%でした。

カビの繁殖盛ん範囲帯温度が20℃以上湿度も60%以上を超える日が続き、自然素材はカビとの戦いに入りました。人工素材や薬剤処理自然素材ならあまり関係ないのですが、天然素材100%の「て・こあ」では、昨年の恐怖が蘇ります。

そこで、今年の「て・こあ」では、占いの間だけを24時間空調にして湿度を60%以下にこの2ヶ月保つ事にしました。そうしないと、「て・こあ」においてある、天然素材で造られた割き織りの布、バック、タペストリーを始め、正絹の着物、ツルで出来たカゴなどが全てカビの栄養になるからです。

仕切りが終わった
占いの間にエアコンが設置された(矢印部分)。今回はパナソニックの
6帖用最高機種を使用してみる。

エアコン運転一時間後の温湿度

エアコン稼働後1時間。空気中の湿気は14.84g/m3から12.61g/m3に下がりました。気積が74m3あるので空気中から165ml(牛乳パック1個弱)取り除かれた事になります。少ない量なので今後更に様子を見たいと思います。

なぜ、天然素材100%の家で空調しなければならないのかについてはこちらこちらにあります。

さて・・・私もこの占いの部屋の空調化をお手伝いしたのでお昼をご馳走になりました。

ご飯を炊いて下さるのは、木曜日に「て・こあ」をご利用されているヨガの先生。安定したその焚き加減は既にプロ級。

何時もの羽釜と薪で焚いた熱々のご飯と、裏山でとれた筍をみじん切りをミソであえた肉風の肉レス肉味噌・・・サラダ、豆腐、揚げ物・・・ご馳走様です。

最後にスイーツも拘りのおから入りケーキ。とろろ芋も入っているベジケーキです。味と舌触りがとっても良かったですね。

一口食べてから撮影したので少々切り口があれているが、この仕上がり感は伝わるだろう。

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