敗戦の日に

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正午・・・「て・こあ」の前の浄善寺さんの鐘がなった。

8月15日大東亜戦争※が終わった日。

私の叔父はガタルカナル島で戦死した。正確な年は聞いていないが多分28歳(親父が亡くなる前に聞いておくべきだった)。
※GHQでは大東亜戦争という表現を禁止していたが日本では大東亜戦争と呼んでいた。詳しくはググってみて。

オーストラリアの北側にあるソロモン諸島の一小島であるガタルカナル島。熾烈を極め銃弾でたおれた人より餓死した人が多いといわれている。そんな地で任務を果たすために・・・どんな思いだっただろう。目頭が熱くなることをおさえられない。

鐘の響きに感謝の気持ちを乗せて黙祷をした。その振動は心から異空間へ時を超えて蒼いソロモンの海まで届くことを願いつつ・・・。

人が人でなくなる戦争が好きとか賛成するなんて人はいない。だが・・・人は何かを守るために戦うことを選らばなければならないときがある。自身の正義や誇りを捨てることはできるが、大事な人を守ることは・・・捨てられない。人のために生かされている・・・生物系♂と人としての本能行動なのかもしれない。

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