建築基準法改正後の審査料金が8倍値上がり・・・

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左は省エネ適判といわれるUa値と一次エネルギー計算審査料金で、右が許容応力度設計による構造計算で提出した確認申請の料金(新潟県で最も安価な住宅センターの料金)で合計9.2万)

この4月から建築基準法で新たな法が施行されたことはご存じの建て主さんも多いだろう。建築前に行政(審査機構)に提出する確認申請の手数料が以前は約1万円~だったのが、なんとほぼ10万円と8倍以上※になった。確認時に構造計算やUa値の計算のいらない仕様規定だともう数割安価だが、折角行政が構造計算やUa値をチェックしてくれるのであれば、計算で取得したほうが良いと普通の建て主さんでは思うはず。※床面積に応じて変化する。

しかも今まで確認申請は非課税(消費税)だったのに、省エネ適判申請は課税になってしまっている。いつの間にか消費税品目が増えているということ。

下は以前の令和4年の延床100m2未満の実際の確認申請料金である。

2023年(令和4年12月だからほぼ1.5年前のこと)時の確認申請料は1万円(100m2以下)。

どうしてこんなに高額になったのか・・・私は構造計算の義務化は必要だと思うが省エネの義務化が必要とは思っていないことは以前もブログでお伝えたとおり。特に一次エネルギー計算は必要ないと思っている。構造や省エネ計算のチェックにはこのくらいの費用(人件費)が掛かることはわかるが、そもそも省エネチェックが必要あるのかという事である。

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