広島南区の家 完成3 光の取り込みと光庭

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一晩で250mmの降雪は最近の元日では珍しい。

otomo vie centで年越しとなりここでも元旦にまとまった雪が降った。上左は年越しの0時で起きたらすでに除雪車が通って道はきれいだが真っ白な風景に。

都市部の住宅は家と家が重なるほど込み合っているので、居室への光の取り込み方が重要になる。今回もいつものように光庭を設け、視線を気にすることなく効果的に光を室内に導きたい。

その3はその1からその2を飛んで連続している感じで紹介する。赤い玄関戸を開けると、

室内は淡い光が差し込む。この玄関には直接窓はないが、冬季は日射が傾き奥まで差し込む性質を利用し、階段の中間部に窓を設け廊下に光が差し込みそれが反射して玄関が明るい。

照明を点けた時と照明がない昼間の雰囲気を下におく。

照明が未点灯なほうが感じがよい玄関。

照明が点いていないほうが床に反射した光が印象的になる。室内の天井と壁の白がとても効果的に使えていることがわかる。

これはこの家の特徴の光庭にもあてはまり、ダイニングの床である杉の超仕上げによる上品な艶がなんとも言えない反射をしている。光庭は上部だけ外気に解放されているが、南側に面した外壁の一部に紙障子のようなパネルを組み込み、そこから柔らかく入ってくる光が、光庭に置かれた植物をはぐくみ、同時に室内に光を導く。

南側窓の冬の光の入り方が柔らかいのが常時開けて(カーテンなしで)使える窓となる。当然日射遮蔽型ガラスで紫外線96%カット。

光庭に面した室内のサッシはトリプルガラスのFIXでは最大級の大きさで光庭とつなげている。

シンクも床と同材で製作。

雨の日も風情がある。光庭の一部に屋根がかかり履物をそのままおいておけると同時に小さな流しを設け、35年以来の友人の水替えを補佐する。

濡れ色のアイアンウッドの床が独特。アイアンウッドはすでに「緑の家」では20年以上の実績があり、未だ腐らない優れもの。
雨が降っている屋外ても床の乾いているところがあるとホッとする。

そしてこの光庭はこの家の中心的な役割を担う。どこからでも見え、近隣から見えない屋外空間。出入りは3か所あり、一つはカーポート、二つは室内でそのうち一つは水槽の水替え用としてコンクリート土間を設けている。

光庭はキッチンに立つ人から最もよく見えるがこれはその4でご紹介する。

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