床下のサーモグラフィーを募集・・・その結果は・・・
ご協力頂いた皆様にはまずもって御礼申しあげます。
今現在・・・
複数の情報があり、その情報を元にネットで探って見ましたが、
殆ど・・・基礎断熱時における床下内のサーモグラフィーは見つかりません。
サーモグラフィーは多分・・・高気密高断熱施工をされる工務店さんの過半数は所有していると思いますが、床下には興味が無いようです。
床下のサーモグラフィーを募集・・・その結果は・・・
ご協力頂いた皆様にはまずもって御礼申しあげます。
今現在・・・
複数の情報があり、その情報を元にネットで探って見ましたが、
殆ど・・・基礎断熱時における床下内のサーモグラフィーは見つかりません。
サーモグラフィーは多分・・・高気密高断熱施工をされる工務店さんの過半数は所有していると思いますが、床下には興味が無いようです。
オーブルデザインでは、殆どの設計者が取り上げない建築学会の論文についてご紹介しております。特に今回は住宅の省エネ・床下暖房・環境分野では第一人者のグループの論文から・・・。
YUCACOといわれる床下をチャンバーとする全館空調した家で、梅雨期のカビの調査が行われた。
来週全国の温熱環境測り隊が東京の赤門(前研究室)に集まり、内輪でその結果説明をする事になっております。そのため一応この冬の「緑の家」の室内環境を測定データを集計しましたが・・・
全く面白くもない結果なので・・・
住宅業界の巨人と言えば世界でも類をみない2兆円弱の売り上げがある「大和ハウス工業」さんですが、このほど日経アーキテクチャアによると・・・ 続きを読む
今朝は築一年の「緑の家」メンテナンスに伺ってきました。 続きを読む
「緑の家」には断熱性能がほぼ同じで基礎構造と床下の高さや窓交換が出来るサッシ納まりの違いで7年前からAグレードとBグレードが有りますが、この度連載した実測でその違いもハッキリわかりました。
今年の最初の連載・・・「驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測」は4のまとめで終わりました。ただわかり難いとのことでポンチ図でわかりやすさを心がけて補足とします。
そろそろまとめます。学術的な事でなく、実務的なことでのまとめです。
条件は・・・
新潟県の砂丘地及び水はけがよく、建物下に水みちがない土地において
です。
明日の三条市の天気予報ですが、何がどうなるとこのようなめまぐるしい天気になるのか・・・。
少し考えると風向が原因のようで、三条から見て南東部が平野部から山間部まで晴れるので放射冷却で冷やされた空気が風向きで曇っている三条や海岸部に来るようですね。 続きを読む
昨年夏から温熱測定隊として「前ラボ」から高価な熱流計という測定器をお借りして、スラブの熱移動状態を測っております。
そして昨年夏に、
真夏でも基礎断熱しているべた基礎のスラブから意外ともいえる熱が奪われている事がわかりました。このことで新しい夏の空調として、6月~7月でも床下空間を暖房して、1階の床温度を冬期の25度まで上げる事で快適性を維持して、居住空間を除湿する方法を報告しました。この方法であれば、除湿量を増やしても不快な寒さにならない・・・。新しいオリジナルな空調方式です。
今冬の測定では新しい発見より、従来から国のマニュアルで書かれているのに、その内容を実測もしないで否定的な考えが一人歩きしている・・・スラブ下に断熱材のない地面だけの基礎断熱の中央部分の熱の移動を明らかにします(この測定建物のみ)。
毎年楽しみにしている住宅技術評論家南雄三先生監修の特集がある1月号。
今回も情報てんこ盛りで何回かに分けて解説と個人の意見を織り交ぜて伝えます。
先ずは
Ⅲ「床下空間を経由して外気を導入する換気方法の採用」とは?
です。 続きを読む
2017年1月18日緑字加筆修正
「緑の家」が旧Q値0.9の超高断熱住宅を宣言してから早10年になります。宣言当時のブログが下に今も残っております。↓こんな古いブログを大事にしている設計者は少ないと思いますが、これが一番大事な、大事な・・・実務者であり技術者としての実績なのです。
https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2007/04/06/post-0/
この時(2007年)は20年後にきっと旧Q値が0.9が当たり前になる・・・と言っておりましたが、その予言が当たりそうです。今はZEHが脚光を浴びておりますが、そのZEHの断熱性能更に半分の「緑の家」のような超高断熱住宅がきっと10年後には良い家の指標になるでしょう。 続きを読む
会津坂下の家に昨日工事監理に伺いました。
伺って感じるのは新潟と会津坂下町の気候の違い。 続きを読む
最近特に(勝手に)思います。
「緑の家」は環境系の論文テーマを提供しているのではないかと。 続きを読む
基礎断熱している設計者は・・・
「方針転換」とか「過去は誤解をしていた」
とはっきり言って、
「緑の家」20年間標準仕様である高基礎と同じ、全てが目視できる「高い基礎」にすれば解決すると思います。
「え・・・何のこと?」 続きを読む
今日は東京へ・・・
エアコンのシミュレーションで面白い話が伺えます。
シミュレーションではとても有名な方とまた得意分野の第一人者さんが神戸の松尾さんの配慮で数名集まり、情報交換(というよりご教授を受ける)する予定です。
夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?
とのご質問があります。
その前に通風ってググると
「 痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」
等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。
基礎断熱工法とは床下内が室内側になる断熱工法で、25年以上前に北海道で採用され、近年は本州で気密断熱工法に力を入れている中小工務店でも多く採用されています。
さらに下の表でもわかるとおり大手メーカーでも標準採用が多くなってきております。
8月1日緑字追記しました。
「この押し入れのカビ防止は昔からある方法がとられており、それによってカビ害を防止しておりました。」・・・この説明です。
、
でも説明するまでもないかもしれません。
梅雨があけたら布団を押し入れから全部出して、布団と押し入れの内部を乾かす・・・当たり前の事です。
超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。
現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。
そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。
2017年 5月 緑字追記
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。
この3日間の床下暖房する為に暖房モードで運転した吹き出し空気の温湿度
床下暖房用エアコンが夏も活躍する事ができます・・・。
先回からお伝えしている
「床下暖房用エアコンを夏も暖房で使っちゃおー」
ということで実測データが取れました。
ダンプネス?って知ってますか?
日本語では「高湿度環境」といいます。
近年(2010年~)建築学会の論文に「ダンプネス」ってキーワードを見るようになりました。
「緑の家」は真夏の通風は実は事務所設立から止めております。海の真ん前の自宅では25年間そのように暮らしてきました。
そのことでこの度・・・更に自信を深めることがありました。
誤解のないように改めて申し上げますが、
「建て替えは理由はカビ」
はまだ仮説です。
温暖多湿地での基礎断熱住宅は軒並みかび臭くなるのか?
この結論は時が示してくれると思います。
20年後・・・浅間が間違っていたのか、それとも正しかったのか。
高気密C値0.4cm/m2以下の基礎断熱内の虫の死骸(「緑の家」)。
この写真は当HPで12年前から注意喚起している床下内の虫の死骸です。
こんな死骸は多少の差はあれ普通の床下内にほぼあります。この否定は大変難しいでしょう。それはある建築の事情があるからです。