「 カビ 通風 」一覧

建て替え理由はカビ・・・その①

カビは30億年前から存在する人より遥かに、遥かに・・・大先輩。

私共は住宅の新築の設計を生業としておりますが、その新築は「建て替え」と「住み替え」に分けることが出来ます。
建て替えとは、今住んでいる家を取り壊して「同じ場所」に新たに家を造り再びその地に住むことをさします。
「住み替え」とは、現在住んでいるところとは別に土地を求め新たに住宅を取得する事で、住む場所が変わるということは転勤だったり、環境の変化を求めることが住み替えの新築の理由であったりもします。
そこで新築の理由としては建て替えの時と住み替えの時は少し違う事になる可能性が高いのです。無論建て替えでも住み替えと同じ家族構成が変わったとの理由もありますが、建て替えの理由は、その建築物を壊すという住宅の寿命を左右する大きな決断を下す理由が必ずそこに含まれております。

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東京は乾いている。

福島駅。雪に埋もれた福島市は珍しい。仙台も10cmの積雪があった。

昨日から仙台に来ており少し時間があるので仙台駅でこれを書いております。
さて、
先日のブログでは東京はこの140年で18%も乾いているとの案内をしました。

それをもう少し見やすくすると

こんな感じではっきりと東京の湿度が18%この140年で下がったと思われます。
更に1955年岩戸景気から東京オリンピックを挟んで1970年のいざなぎ景気までその下がり具合が急になった事がわかります。

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今日は東京へ

一週間で新潟は雪の下

先週に引き続き今週も東京でセミナーを聴講させて頂きます。折角東京にきているのですから東京の話題を新幹線内でアップします。

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カビは日射が好き・・・その④ まとめ

とても長いブログになりました。興味ない方はスルー願います。

Dscf9318事務所の氏神様・・・槻田神社の築4年の手水舎。

カビは日射が好き・・・その③で「緑の家」のオーナー様から貴重なご意見と指摘を頂きました。有りがとうございます。確かに読み返して見ると私自身が混同しすこし乱暴に表現してしまったのでここにまとめとしてもう一度記載します。

コラムにも掲載する予定で作成したので今回は「です、ます。」ではありません。

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カビは日射が好き・・・その③

東側の天空率は南面と比べ低い。

その②の続きです。
まずおさらいですが、
南面の外壁のみグレーになっていて東面はまだ木地の色・・・。
日射が原因だと推測したところ、外壁面(垂直面)は南と西、東の日射量は変わらないか、南側が少ないのでは(太陽高度により)・・・という指摘に対し紫外線と仮定すると南側に日射があたる頃の(お昼前後2時間)紫外線の強さが最も強くなり、また建物の南側は隣棟間隔を多くとるので天空率も高い。そのせいで紫外線量も他の方位面より増える・・・
まで来ました。そこでこれを実際の家に当てはめます。

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カビは日射が好き・・・その②

今日恩師から頂いた電話で

「カビと日射のこと・・・続きは?、それと南鉛直面は夏至近辺の日射量が減るのでは?」

と鋭い質問を頂きました。ありがたい事です。

そこでその②をアップします。

築5年目にはいる「緑の家」。南側黄色い線でピッタリ色が変わる。

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カビは日射が好き・・・

世の中生きていると時々常識だと思われていたことが、本当は違っていたなんてことは多く遭遇します。

何時も紹介しているこちら・・・

「カビは日射が好き」

という話題です。

築2年経過の荒町2丁目の家。この外壁が全てを物語る。

日射が強くあたる南側の方だけ退色と同時にカビが生えているのがおわかりでしょう。これをそのまま受け入れれば、この南面が東面と条件が違うのは・・・

「日射の当り方」

「雨の当たり方」

の二つだと思います。

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温暖地での基礎断熱工法に憂う

床下エアコンは諸刃の剣!

床下暖房は数年前から全国的に普及が始まりましたが、カビの事がわかるとその将来が不安になります。

こちらは「緑の家」床下に収納されていた什器。天板の皮革にうっすらとカビが見える。

先日伺った「緑の家」のアフターメンテンスで再び見た物は・・・

収納された天然素材に生えるカビです。

竣工後から24時間床下内を床下用エアコンで除湿していたのですが、思うように湿度が下がらない部分でカビが生えました。

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カビが家の寿命を決める!その4

現代住宅の木の使い方、建て方では通風するとカビが蔓延するので梅雨時から秋までは空調に限る!網戸はほぼいらない・・・と発信し、変人扱いされる浅間です。ですがどうしてもそう思うのです。

建築学会でお話しが聞きたい先生の一人。

最近、木とカビの事が頭から離れません。

書籍で有名なところというと・・・上の本・・・これしかないでしょうか。内容は文科省HPのカビのところに書いてある記載と全く同じ・・・文責者(執筆?)が同一者なのでしょう。

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カビが家の寿命を決める!その3

設計屋で特に技術系の私が、

家の寿命はカビの有無できまる・・・

と宣言している事自体自分でも驚いております。

きっと業界の人は

「何時もの浅間の戯言だ・・・。相手にならん」

と思っている人も多いでしょうが殆どでしょう。

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カビが家の寿命を決める!その2

さて、その1では・・・40年前にあまりにも木に化学物質を染みこませたり、塗ったりしてカビを防いでしまったのでその反動で近年自然素材ブームが起こり屋外を始め室内木材などにも化学的処理をしない木がもてはやされてきました。・・・とお伝えしました。

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「て・こあ」でのある一日 ㊲ 秋支度

お盆前からまともな休みが取れなく「て・こあ」でのある1日のアップが一ヶ月以上も途絶えておりましたが、昨日久々に奉仕に行ってきました。・・・
上写真は「て・こあ」の主の抜け殻です。
なんと2m近い脱皮のあと・・・多分あの青大将でしょう。今年も「て・こあ」を守ってくれております。

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夏至を過ぎたので夏の準備・・・

ウッドバルコニーは3年経過。最近使わないので苔が生えてきている。

昨日寺泊の拙宅で夏に準備を行いました。

夏至を過ぎたので夏の準備・・・ここポイントです。夏至とは太陽が一番高いところに来る日です。これからは太陽の角度が低くなり冬至にむかいますが、暑さはこれから2ヶ月後がピークであることがポイントで、南窓に庇があっても日射は斜めに寝てくるので暑さは窓から入って来やすくなります。そこで南側でも簾等の設置が夏至以降に始まるわけです。つまり南窓であっても相当長い屋根や庇でないと日射を防ぐ事ができません。ここは設計者でも間違えやすく、特に南中時(お昼)の太陽高度だけを図面に書いて日射を防げると表現する事は間違いです。南中時以外は太陽の仰角は緩くなります。

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家の工夫で涼しい家・・・できます。

29日朝加筆修正 藻→間違い、正しくはコケです。

前回では、
家の工夫で涼しい家・・・できません。
と言いましたが、
今度は・・・

できます。

27日の午前中は一年に一度しか入れない関川村の佐藤邸にいきました。

正真正銘の「民家」ですし、現在も普通の人が住んでいる大変貴重な民家です。

真夏に家に入るとヒヤッとする感触が得られます。

さて、「最近の自然資材の家」と決定的に違うのは・・・

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またまた過激な提言をする浅間 その2

その1のおさらいです。

オーブルの浅間は時々過激な提言をします。過去には・・・
(赤字はその後の事実)

超高断熱はCo2削減ではなく、将来のエネルギー高騰時のため。
2007年ごろ↓
   2011年3.11で現実化。今後確実に電気代、燃料代はあがる。
   これはまだ序の口。円安になったときに本当に始まります。

 

原発は廃棄物処理ができないから反対
2009年ごろ↓
   2011年3.11で白日の元に。数十年冷やして尚10万年保管は異常?

 

関東以南では熱交換換気より効率エアコンで回収。
2010年ごろ↓
   2011年夏に同じ内容が専門家によって業界紙で発表される。
  

温暖化防止(特に地球に優しい)の美麗句はやめて、大事に精神を。
2009年ごろ↓
   未だなし。日本だけは地球温暖化防止を積極的に推進中。

少子化対策は必要なし。それより少子化でも経済が回るような政策を。
2010年ごろ↓
   未だなし。ただし少しずつその兆しあり。

家の長命化は「サッシの取り替えの納まり」から。
2009年ごろ↓
   未だなし。最近業界専門誌に寄稿。

 

などなど・・・過去のアーカイブを見て頂ければ全て載っています。

そして今度はまたまた爆弾発言!!  その一の続きです。

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またまた過激な提言をする浅間 その1

オーブルの浅間は時々過激な提言をします。過去には・・・

 

超高断熱はCo2削減ではなく、将来のエネルギー高騰時のため。
2007年ごろ

原発は廃棄物処理ができないから反対(建築業者としては異例の考え)
2009年ごろ

関東以南では熱交換換気より効率エアコンで回収。
2010年ごろ

温暖化防止(特に地球に優しい)の美麗句はやめて、大事に精神を。
2009年ごろ

少子化対策は必要なし。それより少子化でも経済が回るような政策を。
2010年ごろ

家の長命化は「サッシの取り替えの納まり」から。
2009年ごろ

 

などなど・・・過去のアーカイブを見て頂ければ全て載っています。

そして今度はまたまた爆弾発言!!  直ぐに訂正をしれるかもしれませんが。

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梅雨に突入 天然素材の家はカビるのでご注意を。

何時もこの時期になると過去のこの内容をご紹介しております。今日poruko様からコメント頂き「おおーそういえばこれをご紹介しないと・・・」ということで去年その内容をまとめたブログへのリンクを置いておきます。

天然素材の「緑の家」にお住まいの皆様におかれましては必ずお目を通して下さい。

天然素材の家でない方はスルーして下さいませ。

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-a254.html

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