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夏の終わり

お彼岸で暦ではすっかり秋なのだが、今年はいつまでも暑い。気温は32度で真夏の35度に比べれば低いのであるが、太陽が夏より傾き、ずーっと横から照りつけるため、体への受光面積が夏より高く、ほてるように暑い。夏はもっとむあっとした暑さであるが、今の暑さは焼けるような感じ。

週末は寺泊で過ごすことが多く、今も窓を全開で虫の調べと波のハーモニーでこれを書いている。週中は事務所のある三条に泊まるが、こことは違い車の音で虫の響きはかき消される。そもそも大変騒がしいので、窓を開けて寝ることはほとんどない。しかしここはキャンプのテント泊のように、大自然のコンサート会場で、アンコールの要請がなくとも朝まで演奏が続く。心が静まる大事な一時。感謝!!


仙台での空調学会終了

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タイトルと趣の違う写真。実は阿賀野市にあるラーメン店「マルコポーロ」のラーメンである。なぜこの写真が・・・。実は今回の学会が仙台で行われ、そこで食べたラーメン(味よしというお店で30年以上前からあるラーメン店だとの事)の鶏ガラスープと細めんがとてもおいしく、私の好きな「マルコポーロ」のラーメンを思い出したからである。私は基本的にあっさり系のラーメンが好きだ。こってり系も生まれが三条市だから勿論好きだが、最近はあっさり系がよい。マルコポーロのラーメンは、こってり系が好きな人には「何これ?」となるくらい繊細な味。運ばれてきたときの最初の香り、スープ一口目から鶏のうまみと八角やしょうがのほのかな残像が感じられ深みがある。固めの細めんとの相性がとてもよい。スープが最後の一滴まで飲める数少ないラーメン。

 さて、私はわけあって建築学会や空調学会で論文発表するようになってから早4年、一応今年限りで発表は終了する。現在進行形での研究は終了したということである。が、我々建築士や専門分野で人を教授する立場の方は生涯研究者となるだろう。ある物事を注意深く見ることや、突き詰めて考える事はとても楽しい事。世の中では無数の研究が行われており、時には過去に同じ研究がされていた事を見つけられずに同じ研究をしていることもある。それが個人的な趣味であれば良しとなるが、公的に近い機関ではとてももったいない時間とお金が消費される。私がお世話になった先生は、研究テーマで大事なひとつのことは「オリジナリティー」とおっしゃっている。「過去に同じ研究がされていて、同じ結果出るなら、そんな研究は趣味の範囲で行え!!」ということであるが、今回の学会発表でもそのようなことを求める質問を耳にした。過去の諸先輩たちが行った研究をしっかりと調べ敬意を払えということなのだろう。そのとおりだと思う。


シュタイナーパステル色彩の「緑の家」新パンフレット完成間近

2 約10年間使いつづけたパンフが無くなったので、新パンフレットを製作していたが、ようやくもう直ぐ完成。といっても内容はほとんど10年前のまま。別に手間隙を惜しむためにそうしたのではなく、変える必要が無かったからである。これはとっても誇れることと思っている。つまり10年前に「緑の家」を建てて頂いた方が再びこのパンフレットをご覧になっても、「ほっと」するのではないか?流行に流されず先見の性能と素材をご提案し続けて来た証。床の無塗装材も、床下収納も、白い壁もそのまま。変わったのは写真の差し替えを行った事と、ページ数が4ページ増えた事。

全体的に白を基調としシンプルに仕上げた。(全ての版下構成は事務所内(笹岡)で行った。)表紙デザインスケッチはアトリエ「バリエ」(・・・妻です。)にお願いし、シュタイナーの色彩理論に基づいたパステル画となっている。とても穏やかで且つ元気の出る綺麗な色彩。今までのパンフレットをお持ちの方も、ご興味があればどうぞご請求ください。(カタログ在庫を切らしている時期にご請求があり、現在最作中とお伝えしたら残念がられておりましたので。)


寝てるひまもなく・・・。

Img05602_2 昨日の夜、福岡(学会)から帰ってくる飛行機のなかのこと。ほとんどの人は寝ているか雑誌などを見ているが、私と直ぐ後の席の子供は窓の外に目が行ったまま。「すごい!すごい!」と子供が雲を見る。私もすばらしいと思い、何度もシャッターを切る。ここ数年、飛行機には年2回くらい乗るが、いつも雲の上はわくわくする。まるで昔観た「天空の城-ラピュタ」の一場面。文明の豊かさで見ることのできる非日常的な風景に心躍る。恥ずかしいが、子供とおなじである。


間違いです。ゆかりの家

今日は福岡で建築の学会が行われているが、その学会で論文発表するために飛行機に乗った。普段目にすることのない経済新聞を機内で読んでいたところ、半紙広告で「緑の家」と書かれていて手が止まった。なんと積水ハウスの木造住宅で新商品「緑の家」(ゆかりの家と読む)があった。なんと言う間違い。「実は「緑」ではなく「縁」だった。(お騒がせしてすみません。)ということで次の日に削除しました。


中越沖地震について

Iga0719_img_7 昨日柏崎市で震災を受けた当事務所の建物の詳細な診断チェックを行った。その現場に向かう途中で、「危険」、「要注意」、「調査済」と3種類の応急危険度判定調査結果の張り紙が、各家やビルに張ってある。「危険」と張り出されたり、家が崩壊している建物のほとんどが古い建物。崩壊していない建物は人命を可能性が低いけれど、崩壊した建物は命を奪う凶器になる可能性が高い。阪神淡路大震災が起こった数年後に、耐震補修費用としてある金額が補助される自治体が多くなったけれど、まだまだ小額で、とても耐震改修する気になれない。今回の地震で、「危険」、「要注意」、を張り出された家や建物は軒並み古く、高齢者だけ住居しているの建物も多い。もう少し国が法律を改定して、ある程度強制権のある内容とセットで補助金を捻出しても良いのではないだろうか?柏崎市の建物被害総額が1711億円。半壊以上の棟数が4117棟。仮に耐震補強の補助金を一件あたり100万とすると41億円にしかなからい。100万補助があれば、耐震補強する気にもなろう。耐震補強が必要と認めれたのにもかかわらず、耐震補強をせずに全壊した住居には国の税金は使えないという事を主張していた学者もいるくらいだ。

さて調査結果は家本体はほとんど問題なく、外構の石貼りの床の階段、アプローチにヒビが入り、こちらが補修費用がかさむような感じある。家本体の若干の被害として家中央の基礎立ち上がりにクラックが2箇所見つかった。他は仕上げ材の若干の損傷。建物の傾きは保証内であり問題なかった。クラックが見つかったのは、家の外周部ではなく中央部の基礎である。たぶん「緑の家」の高基礎仕様だから見つかったのだろう。普通の低い基礎では、歩腹前進しか行けず、一軒一軒そのような調査が行われているかどうか疑問である。そして肝心の地震保険は、外構の損害は該当しないということがはっきりとわかった。2度の地震を経験しているものにとって、よほど地盤が悪い地域を除けば建物損害は微小で、外構やアプローチ付近に細かい被害が集中する事(お金がかかる)がわかる。是非地震保険も外構等、建物の付属物にまで及ぶように改正してほしい。(←保険とは相当過酷な状況で効果があるものである事を再認識)


海の幸

Img05477_2  まだまだ暑いですね。今年は梅雨明けが遅れた。で、前の海の水温も上がらずラッキーにもくらげがお盆というのにまだでない。そこでお盆中は海に娘と潜り魚を捕った。25cm~30cmのネズミコチが2匹と25cmが4匹、キュウセンが3匹、アイナメ1匹、タナゴ?1匹、不明種1匹でした。やはりとりたてをから揚げにするとうまい!!。この日以外では、黒鯛1匹、キュウセン多数、カレイ1匹だった。いつもの釣りより成果があり前の海でも結構取れるものだと感心した。写真のかぼちゃは近所からの頂きもの、漬物は菜園。ご馳走様でした。


改正建築基準法の施行③

タイトル その③になります。

ある業界紙では、改正建築基準法が施行された事について、工務店、建設会社、ハウスメーカーにアンケートをとったところ、着工の遅れが出ている事例が半数近くあるに回答を得たと記載されている。これは法律自体が確認申請の返答すべき時間が延びたことで納得できる。しかし驚いたのは、住まい手にアンケートした質問事項に「確認申請後、間取りの変更に制約を受ける事を知ってますか?」との項目があること。当事務所では、住宅の基本設計に1~2ヶ月、実施設計に2ヶ月~3ヶ月かけるので、実質4ヶ月は間取り(プラン)を決定する時間がある。そのため今まで一度も確認申請後や申請中に間取り変える事はなかった。また確認申請を出すくらいなので間取りの変更という根本的なものの変更は無いものと思っていた。(自然災害、ご不幸やその他例外はあると思うが・・・)多分一般の建設会社やハウスメーカー等は、間取りの打ち合わせに時間をかけず、また模型や室内の展開図も無いので、建築が始まって現場を見てから「こんなはずではない」とか、「イメージどおりではない」という事で変更があるのだと思う。しかしそれは工事費が割高になったり、「もう出来ません」という返事が来るのだろう。できるだけ着手前に細かいところまで説明を受け、納得し、確認申請を出す事が結果的に思い描いた建物に近づく近道ではないだろうか?Ca280084_2

冷静に考えると全ては建てぬしさんの資質で、オーブルデザインが良い設計をしている事ではないことに気づく。ありがとうございます。私どもを選んでくださった建てぬしさん。

話題は違うが写真は寺泊花火大会会場の砂浜の様子である。広大な砂浜にろうそくの行灯が並べてあり、ゆったりした花火大会である。皆「寝そべって」花火を見ている。この感覚は、市街地の花火と全く別物。


この夏は人が少ないか・・・

写真は拙宅の前の海岸の様子。日曜日にもかかわらず人出は例年の1/3以下くらいでしょうか?やはり柏崎沖地震でレジャー自粛しているのか、風評被害のひとつかわかりませんが、少ない事は事実。寺泊は観光で成り立つ町のなのでちょっと心配。のりきろう柏崎。明るく人をもてなそう寺泊。Ca280076

きょうは寺泊花火大会。この花火大会は他のゴージャスな花火大会とは全く違い、質素!しかし広い砂浜でゆったりと見れる、そして職人が作る1個1個の花火をしっかり見れる(1個1個打ち上げるのだ)のが違うところ。少し暖かい海風を最初は感じつつ、帰り頃にはほてった体を冷ます陸風も共にたのしんでほしい。駐車場は大きいので遅く着ても止められない事はほとんど無い。ゆったりとした花火大会をお探しの方には最高の雰囲気です。


感謝の気持ち

中越沖地震発生してから2週間ほど経過した。その間に色々な事を学んだ。その学びは感謝の気持ちがないと情報を間違えて捉えることにもなる可能性が高いと言う事。新潟県は今、地震による風評被害は大きいようだ。私の耳にも柏崎刈羽原発が事故を隠蔽していて、実は相当量の放射能を漏らしたなどと、発信元が定かでないインターネットのあやふやな情報を信じてしまう人がいる。しかしTVで写し出される汚染物質を貯蔵する水のプールからこぼれた水を、簡単な作業服だけでふき取っている原発作業員の姿を見れば、放射能が漏れて危険で、その事を隠蔽していると感じないはずだ。その姿は懸命にふき取る気持ちが伝わる。こういう危険性が高い場所で働く人がいるからこそ電気が不自由なく使えるととらえれば、誤報を鵜呑みにする事は無いだろう。すると反論する人がいる。高いお金をもらっているし、自分で仕事を選んだのだからその人に感謝する必要はないと。・・・とてもさびしい考えである。私は色々な人無しでは生きていけないことを知っている。自分では出来ない事をする人に素直に感謝し、しっかりと見据えれば、今何が危険で何が事実と違うかを適格に判断できるのではないだろうか?新潟県は放射能汚染はされてませんよ。ときっぱり!!

私は原発反対でもなく強い推進でもない。しかし原発以外に今の電気需要量を支える手段が無ければ、可動は勿論、今後の原発増設もやむ得ないと思っている。このブログも電気無しでは発信はおろか、書く事もできないし、冷たい飲み物も、水道水さえも飲めなくなる。現実を見た場合、電気無しではこの生活を維持する事は不可能であることは事実である。事故は絶対無くすことはできると言い切れないが、可能な限り0に近づけることはできると信じている。確かに不手際はあったが、今回の地震で原発が最悪の状態にならなかった事を感謝し、今後の安全性の確保にいかしてもらいたいし、自分でも肝に命じよう。


ついに新世代の自動車時代に!!プラグインハイブリッド

昨日ニュースを見ていたら、「トヨタ自動車がプラグインハイブリッド自動車を数年のうちに発売する。そのため現行のプリウスにプラグインユニットを載せて実験車を公開!!」と出ていた。とうとう次世代の自動車の幕開けである。プリウスは所謂ハイブリッド車であり、電気モーターとエンジンの併用で走る。どちらかというとやはりエンジン主体であるが、このたびのプラグインハイブリッドは、電気モーターを主体としたい構想。プリウスは新時代の前夜祭的な車だとすると、プラグインハイブリッドは本格的な新時代の次世代自動車と言ってよいだろう。そもそもプラグインとは、自動車を使わない夜(昼でもよいが)に家庭用のコンセントから駆動用バッテリーに充電をする機構を備えた車。今までも出来ない事はないのだが、バッテリーが小さいものだから最大でも数キロで電気を使いきりエンジンに切り替わる。そのため夜わざわざコンセントから充電しなくてもよい。しかし、バッテリー容量を6倍(数値はうる覚えです)以上にする事で10km以上モーターだけで走行可能になるそうだ。ちょっとした買い物であれば十分電気だけで走行可能。これで又一歩内燃機関から遠ざかる。是非早く発売してほしいものだ。この車が発売されたら、現在の初代プリウスから買い替えをする予定。と宣言してしまおう。


「もったいない」も時には注意。

最近「もったいない」という日本語が世界で通用する言葉となりつつあるようだ。日本人には昔から「もったいない」ということがあった。資源の限られた島国だからであろうか?私ももったいないを実践しているが、今回は「ひやっ」とした。

私の乗るプリウスは、10万キロを迎えたとお話したが、タイヤもそろそろスリップマークがでてきそうだったので、交換することにした。タイヤを注文した日は、中越沖地震の次の日。高速道路を雨の中走ると思い、リスクを少しでも避けるために溝の深い新品タイヤにしようと思ったから。タイヤを注文してから高速で被災地に向かう時に、車の挙動がいつもと違う。多分道が地震でやられて小さい波うちがあるのか?とそのときは思った。次の日タイヤがきたので交換すると、写真のようにタイヤがバースト(破裂)寸前。ゴムはなくなりワイヤーででて、円形ではなく一部が飛び出ている。おかしい。スリップサインが出たばかりなのに・・・。それでバースト寸前は・・・。しかしよく思い起こすと、このタイヤはパンクを2度も経験し(現場に行くと釘やねじが敷地に落ちているのです)、そのとき直ぐに気づかないで事務所に戻ってきた事があった。そのときこのワイヤーが出ている部分をいためて、極部的な磨耗があったらしい。

廃タイヤはゴミにしかならないもの。(一部燃料として使えるが、コストが合わないらしい)←すみません。調べると結構リサイクル率が高い。廃棄料としてユーザーから頂ける事が要因か?(07.24訂正)だからできる限り使おうと思ったのがいけなかった。やはり寿命をよく考え、ケースバイケースで対応しなければ・・・。と思った。事故が無くて運がよか ったとしか思えない事であった。   Ca280066 Ca280067


再び地震が地元に起こりました。

中越大震災から3年。再び中越で大きな地震がありました。お亡くなりになられた方のご冥福お祈りいたします。震災の被災者に心からお見舞い申し上げるとともに、被災地で復興に携わる全ての皆様に敬服そして感謝いたします。

今日被災地に入り、震源地の真ん前の当事務所で設計させて頂いた建物が、大きな被害がなかった事実を自目で確認したことで、建築士としてまた社会に貢献できる啓示を頂いたような気がします。工事に携わった全ての関係者に感謝しております。Pict0320

写真は被災地から帰る途中に撮影した痛ましい住宅です。


改正建築基準法の施行②

改正建築基準法の施行が6月20日があったことは、前ブログでお伝えした。今回の改正において木造住宅ではほとんど変化が現時点ではない。ところが平成20年12月までに大きくかわる。(らしい)

現在は、建築士の設計した普通の木造住宅では、構造の安全性に関わるチェックは行政では行わない。例えば、基礎の造り方、柱の位置、耐力壁の量、床の構成部材などの安全性のチェックである。つまりこれら構造の安全性は、設計した「建築士」にゆだねられている。だから建築士は構造の安全性をチェックしないのである???(めんどうだから・・・。また組織的に手間のかかることは下請け大工、プレカット屋にまかせるから)建て主から見れば絶対変だと思われる事が業界では当たり前。もし疑うなら最近家を建てた親しい人で、「家の構造計算書持ってる?」とか「床伏せ図や基礎伏せ図持っている」と聞くとほとんどの人は、「持っていないし、見たこともない」と言うだろう。しかしこの図面が無ければ、構造のチェックなど到底出来ない。しかしこの構造のチェックを今度は行政も確認するよということになる。当たり前の事になりそうだと思うのは私だけであろうか。

勿論、「事務所設立時の10年前から「緑の家」の建て主さんは構造計算書も基礎伏せ図も持っています。」と手前味噌。


建築士名義貸しに懲役刑。

改正建築基準法の施行が6月20日にあった。主の改正内容は、一昨年前の「姉歯元建築士」の不正により、建物設計の厳格チェック体制である。今回の改正は一見、住宅には関係ないような感じではある。しかしようやく建築士が建築士らしい業務のできる第一歩という感じの改正もある。というのは、今回の改正の中に「建築士等の業務の適正化及び罰則の強化」が盛り込まれ、当HPのコラム住宅最新ニュースの中でも触れているとおり、建築士の名義貸しの処分強化。また、違反建築(例えば不正なロフトを施工)をするために相談に応じた建築士の処分。いずれも懲役刑もしくは罰金100万円という行政処分が盛り込まれた。今まで、名義貸しをしても、建築士の免許停止や取り消しだけしか出来なかった行政処分が、懲役刑も含む罰則が設けられた意義は大きい。木造住宅を設計と施工に分けて依頼するような方法は、稀である。(当事務所がそうだが)大部分は、施工請負契約だけで済まし、設計監理契約は行っていないため、新築時に行政に提出する確認申請で工事監理者の欄には、あったことも見たことも無い人の名前が記載されている事が大変多い。もし、その工事監理者が現場で監理した実態が無ければこも名義貸になると考える。工事監理者だけならまだ可愛いが、設計者記入欄の人まであったことが無いというひとも多い。さて、この改正によりどこまで建築士の適正な業務が進むか?コラムでも何度も申し上げているが、住宅設計を業とする建築士は、設計契約が必要。罰則は建築士事務所の営業停止。また工事監理も同様だ。皆さん設計工事監理契約を工事請負契約と別に行ってますか?

そういえば、行政も指定機関も名義貸しが多く行われている実態をしっているのに、見てみぬふり状態は、ミートホープ問題の行政の対応と全く変わらないと思うのは私だけであろうか?


初夏の香り「ラズベリー」

今が真っ盛りの果物といえば、「イチゴ」ではないでしょうか?そのイチゴの仲間の「ラズベリー」摘みは、私の家の年間行事。ということでベリー摘みに行きました。今年は気候がいつもと違っており期待できなかったのですが、これがなかなか取れました。赤い方がクサイチゴと呼ばれるベリーで、ほのかな酸味がある癖のない種です。よくショートケーキの飾りに多く使われる種ではないでしょうか?また同じ赤でもナワシロイチゴもたまに有り、熟したものは甘くおいしいのですが、熟していないと味がワイルドです。オレンジ色のは、言わずとしれたモミジイチゴです。熟したものは甘くおいしいです。が、たまに実の中に虫の幼虫が潜んでいる事が多いです。食べても問題ないですが、最近の清潔感覚ではやはり摘んで取り出したいと思います。モミジイチゴは、写真にあるとおり山道ではどこでも見かけます。見つけたら是非食してみては如何でしょうか?野生にある数少ない甘く手軽に取れる果物です。自然のありがたみと、いつもの手軽に買える果物のありがたさも実感できます。くれぐれも「とげ」には注意してください。Pict0236

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貝の化石

27日(日)は、久しぶりに自由な時間が取れたので娘と貝の化石を探しに行った。自宅の寺泊周辺の情報をネットで集めようと思ったが見つからず、事務所のある三条で検索するとあるコメントを見つけた。現在教育委員会で考古学を業としている方のコラムである。その人は、私の古い友人のお兄さんで、よく車を貸してもらい、その友人に乗せてもらった記憶がある。コラムは、考古楽から考古学になる経緯が記されている。40年も前の子供のころの出会いが、今もはっきりと記憶されているらしい。その記憶には、考古学の面白さを語る大人がいて、その事がその人の将来を決めたと言ってもいいほど、衝撃を与えたのだろう。改めて人生には「好奇心」と「出会い」は大切だということを感じさせられる。(無論少々のお金も・・・)

ということで、私と娘は私が子供の頃に貝の化石見つけたことのある道心坂の崖へ向かったのである。35年前の当時とは違う風景であったが、その崖はやはり今もあった。ただその崖までは、草が生い茂り、落ちると生死に関わるとても危険な場所があったが、躊躇せずその崖を2人で目指した。スコップ片手に掘り返すこと数分で、小さな貝の化石は見つかり、30分で十数個の破片が見つかった。娘は大喜びで慎重に持ち帰り、現在部屋に飾っている。Pict0242Pict0246 2007.06.11追記・・・左の写真の赤い線のところを手で割ったものが右の写真。すると赤い丸のところに直径15mm程度の二枚貝の化石が出てくる。 


大変な一週間

先週は、私的な事ながら母が原因不明の嘔吐やめまいで病院をあちこちと渡り歩き、そこで私は風邪をもらい激しいせきが続き、そしてなじみの施工会社が倒産するなど、肉体的、精神的に大変な一週間でした。色々あるそんなときこそ、普通に食事をとられることを感謝し、尚一層精進せねばと思っております。

Ca280042  そんな慌しいなか、自家用車のプリウスがとうとう10万キロを達成しました。年間平均で1.3万キロですので、仕事に使っていても走行距離は少な目です。なにしろここ数年間は、寺泊の自宅へは週末くらいしか帰っておりませんので、通勤がほとんど無いのが良い事なのでしょう?「地球温暖化を対策」、「持続可能な社会」をめざす事は、極力移動するエネルギーを小さくする事も重要なのですね。


海岸の清掃

タイトルとは関係ないが4月29日は、「昭和の日」。昨年は「緑の日」と呼び、20年前は「天皇誕生日」であった。昭和天皇が木をこよなく愛したということから「緑の日」となった記憶がある。だから「緑の日」でもよいと思うのだが・・・。

070429_08500001 さてこの日、朝8時前から拙宅の前の海岸を含む寺泊海岸の一斉清掃が行われた。まあとにかく多いのが、プラスチックゴミ。生物分解がとてもおそくまた海水に沈まないので、海岸に打ち上げられる。今の季節は流れてくるゴミはほとんどだが、これからは観光客が置いて行く(棄てていく)缶ビール、缶ジュース、ビン、発泡スチロールがほとんどを占める。私の娘は小学校へ行っている。そこでは児童の全てがゴミを棄てる事が悪い事と理解しているし、棄てる事はない。ではどの段階で棄てるようになるか?大人(親含む)がタバコ、ちり紙、缶などを平気で棄てていることを目にしたときに、「なんだ、大人の言っている事は本当じゃないんだ。」とかんじたときである。大人が手本。親が見本となればゴミ問題は少しずつ良い方向に向くだろう。ボランティアの皆さん、近所、参加関係者皆さんお疲れ様です!!


IH調理器具のラジアントヒーターの注意点

本日、1年目メンテナンスで伺ったお宅で少々驚いた事を聞いた。IH調理器具も多くの人が使っいらっしゃる。当初IHの調理には使い勝手に慣れるまで数ヶ月必要だが、慣れてしまえば快適らしい。(すみません。私の自宅はガスですので・・・)ところが問題はIHヒーターではなく、中央にあるラジアントヒーターだ。このヒーターは、ニクロム線と同じ原理で、電線の抵抗によって発熱する。このため表面はIHとは違いしっかり熱くなる。つまり「のり」や「するめ」が焼ける。(IHでは焼けない。IHは鉄等の金属に反応し加熱するため)普通のガスコンロと同じように使える。このためIH調理器具のほとんどは、3個のコンロのうち1つはラジアントヒーターだ。ところが、このヒーターに制限が多く、やはりなべ底が、「まったいら」でないと時には、表面のガラス(トッププレート)にヒビが入り、修理する事になる。今回伺ったのは、アルミホイルの器に入ったうどん(直接火にかける物)が、販売されているが、これが厳禁なのである。アルミなべのでこぼこが、ラジアントヒーターで加熱するとムラになり、アルミが溶け、張り付いたアルミをとる時(なべを持ち上げる)に、トッププレートのガラスにヒビが入るそうだ。マニュアルには、アルミホイルの器に入ったうどんは調理不可と書かれているが、ヒビが入るとは書いてない。だから調理者はそうたいした問題ではないと思い、気にもとめずに調理するそうである。マニュアルになぜだめか、そうするとどうなるのか、書いてほしいものだ。制限の多いラジアントヒーターならいらないと、その人は言っていた。


プロとして陥りやすい間違い

本来なら「その3」をUPする予定だったが、急遽変更して、プロとして陥りやすい間違いについて自戒を込めて投稿する。

母(80歳)が一昨日から始まった、吐き気、めまい、下痢、微熱で、症状が悪化したため昨夜救急車を呼んだ。命に関わると思わなかったが、本人の強い希望で要請することになった。救急車で運ばれたところは、救急当直医のいる医師会館。夜9時30分までだったら診ていただけるということでその救急隊員の判断である。そして当直医に見てもらった。先生は開口一番私に、「昼間病院が開いている時にこなきゃーだめだよ!!今連れて来られても応急処置しか出来ない。検査しないとちゃんとわからない」と言い放ち、患者本人を安心させる言葉も無くその上、その先生は患者に触れることは一切なしに、隊員から引き継いだカルテ??のようなものに目を通して吐き気止め座薬を看護士に指示した。なんという医者だと思ったが、夜見て頂いているのでぐっと我慢。しかし投与してから10分もの経たないうちに、「これからどうやって帰るの?」と言うようなことを言うではないか?本人はまだぐったりとしているし、この医者は本人にも具合を聞こうとしない。確かに様々な人が夜救急で尋ねてくると思う。わざわざ夜連れてこなくても大丈夫と言うような人も多いと思う。しかしみんな心配だから尋ねてくるのである。本人が苦しがって動けないのに、「絶対」の判断が下せないようなら、転送するのが応急医の判断と思う。確かに結果からみると、ただの「風邪」かもしれないが、何しろ高齢で2日間飲まず食わずの患者で、起き上がることも出来ないため、救急車まで呼んでだのに、まだ苦しがっている本人を前に「どうやってかえる」は考えられない。この先生は経験豊かで、きっとこのくらいにならすぐに良くなると思ったのだろう。それが逆に仇となり、もう帰ってもいいよと言う事になる。がしかし、本人は苦しがっているし、もし検査しなければわからないようなら、やはり転送をすることを前提に考える必要があるのではないか?

さて、この問題は我々建築士にも気をつけなければならない。よくこういうたとえで先輩から教えられた。ある人が木造2階建て住宅を設計してほしいと依頼しにきた。要望として「2階に住む人がお相撲さん並に重いので床を普通より強くしてほしい」と言ったところ、経験豊かな建築士は「私どもの設計では、1m2あたり180キログラムまで大丈夫ですから標準設計で問題ありません」と言って技術的なことをくどくど言った。当然その依頼はキャンセルされた。尋ねてきた人は、心配だから床を普通より強くしてほしいと言っているのに、専門家は技術的なことだけを言って本来の要望を聞き落としていた。どんなに標準の床が強くてもご要望が「もっと強く」ならそれを受け止め実現すれば依頼者は喜んだだろうに・・・。大事な事である。気持ちを受け取る。大事な事である。

さてこの先生は「ここは9時30分までしかいられないのでその前にお引取り願いたい」のような事を言うので、私が「では私がここを出たらすぐまた救急車を呼びます」と言っても、「大丈夫だから明日もう1回来なさい」という。先ほどまでは「検査しないとわからない」と言ったではないか?まだ理解していない。ついには大きな声になってしまい、それを見ていた看護士さんが、「9時30分まで時間があるので、少し様子を見ていましょう」となだめにきた。となりで5分くらいしたら、看護士さんがきて、「救急車を呼びましたので、病院へ転送します」といいにきた。たった今まで先生は「家に帰りなさい」とのようなことを言っていたのに・・・。転送された病院の先生は、とても丁寧で、吐き出した内容物にも目を通し、「吐血しているので水なども吐き気が止まるまで控えて」と指示し、病院で一晩過ごすことになった。本人もようやく安心したようだ。


軒の出の無い建物

軒の出とは、外壁から屋根(時には庇や笠木)が出っ張っている寸法のことである。昔から日本の建築物は、軒の出をできるだけ大きくするように心がけた。これは、大きく2つ理由がある。1つ目は、軒の出=屋根が大きいとなるが、屋根が大きいと立派に見える。実際軒の出の大きい建物は、コストもかかるし、技術的にも難しくなりやすい。社寺仏閣は、屋根によって美しさが決定されると言ってもよいほど最も大事な建築の部分であり、時には権力等の象徴としてデザインされる事もある。2つ目は、外壁と窓周りを日射や雨から保護する役目である。軒の出が大きい程、高い保護が可能ということである。アルミサッシの無い時代、漏水するところはまず窓周りとなる。これは、日本建築が柱と柱の間に間戸(窓)を計画してきたことに原因がある。木で出来た間戸は間違いなく最初に雨漏りする。しかしアルミサッシ普及に伴い、軒の出の無いビルでも雨漏りが聞かれる事は少なくなったため、この問題はアルミサッシ普及とともに無くなった。残るは外壁の耐久性の保護となる。

壁に比べ屋根に使われる素材は、建築物の中で基礎と同じくらい耐久性がある素材が使われる。例えば瓦、セメント瓦、銅、錆びにくい金属類、石である。これらの材料は全て基礎(地中下)にも使う事のできる素材である。しかし流行のサイディングはどうやっても屋根に使う事は出来ない。つまり耐久性がそこまで確保できないからである。

Img03661_2Dscn1248_1 最近軒の出のない建物が多くなった。デザイン的にモダン(ビルのような箱物ようなシンプルな形)に見えるからという理由らしい。当事務所でも軒の出のない建物は比較的多い。これは、デザイン的理由ではない。一番は、採光上有利であるから。2番はコストがかからないからである。近年市街地の住宅だけでなく、郊外住宅も敷地が多く取れない状況であり、敷地ぎりぎりに住宅を建築する事が多い。そのため外壁を隣地から少し離しても、屋根が大きいと、ほとんど隣地境界線すれすれとなる。こうなると自分の家ばかりかとなりの家まで暗くなり影響が大きい。そこで当事務所は、軒の出の無い建物をご提案する事が多い。但し外壁の素材は、ガルバニュームという屋根に使う素材。理由は上で述べたとおり、軒の出の無い建物の外壁は、ほとんど屋根と同じ過酷な状況。そこで屋根と同じ素材を使う事で、耐久性に影響を極力与えないようにする。チラシや町でよく目にする軒の出の無い建物で、外壁にサイディングを使っている建物がある。この建物の外壁の耐久性は大丈夫なのであろうか?(軒の出の無いビルの外壁は、昔から耐久性に気を使っていた。古くは本物の焼きタイルやコンクリート。今は金属やガラスがおおい。いずれも屋根に使える素材で耐久性は高い。)

写真は左が軒の出が両方ある建物が並んだ場合。右は軒の出が無い建物が片方である場合。


高気密高断熱とハイブリット自動車

HPを開設し、事務所を開いてから10年になろうとしている。その間お手伝いさせて頂いた家は、高気密高断熱住宅が100%である。これは誇れる事と自負している。10年前のHPを見れる大手メーカーのサイトがあれば(もう見れないと思うが)、当時の大手メーカーの本州において薦める家は高気密高断熱ではない。それどころか、高気密高断熱住宅を否定しているメーカーもあった。今や高気密高断熱当たり前で更にQ値が1.0W/(m2K)以下の住宅まで商品として販売しているメーカーもある。「高気密高断熱でなければ家で無いのか?」とお叱りを受けるかもしれないが、冬の家と同じ温度差がつく冷蔵庫では、「断熱材と気密パッキンは必要無いか?」と問うと皆、「冷蔵庫といっしょにするな」と反論あろう。しかし実際は両方とも温度差20度は当たり前、新潟にある家の方が強風を受けるので冷蔵庫より真冬は過酷状況なのだ。だから断熱材も気密材も必要なのである。

Dscn3937 私はハイブリッド自動車に7年前から乗っている。当時は「ハイブリッドは電気自動車か燃料電池自動車までのただの「ツナギ」。10年後は電気自動車が主流だよ。」と言われたが、実際はこれからがハイブリット自動車の主流時代となる。今日報道でGMが今までの「大型排気量自動車」主体から環境を考え「小型燃費向上車」の開発をすると流れ、本格的にハイブリット自動車主流に大きく流れが変わろうとしている。これは、高気密高断熱住宅の出始めにそっくりである。ハイブリッド自動車はやはり割高。だから買わない。とのご意見もあろうが、高ければ少しグレードを落としてハイブリッド車を選択する方法もある。例えばクラウンスタンダートクラスであればプリウスフル装備と言う感じ。見た目より実性能で選ぶと言う事である。無論資金がたくさんあれば、レクサスハイブリッドなど如何だろうか?価格は750万~^-^; くらい・・・。



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