超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と②

広角レンズではあるが屋根が大きい。延べ床は60坪程度であるが積雪1.2mに耐える屋根の出は1mになる。

低炭素住宅の国認定数値としてQ値0.81w/m2K(新Q値で0.98w/m2Kの超高断熱)の屋根工事が終盤です。

屋根の上に上がるとその広さにびっくりします。

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海と山

昨日の朝の海。空の色がもう初夏を思わせるくらい。まだパーゴラには簾が不要な季節。

昨日の定休日は家族がダウンしてしまい、ほぼ寺泊の自宅に軟禁。一時間だけ「て・こあ」に山の手入れにいきました。皆さんもご存じの通り、拙宅は海の真ん前にあります。そのお話しをすると

「釣りやサーフィンをやるのですか?」

と聞かれます。私は釣りこそほんの少しやりますが、サーフィンはしません。また家族もしません。ではなぜ海の近くに住んでいるのかというと・・・

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気候変動の映画で・・・独り言

デイ・アフター・トゥモローという映画を見たことがある人は多いと思います。主の舞台はニューヨーク・・・。そこが氷点下数十度という気候に見舞われ、凍り付くのです。原因は温暖化が進んで北極の氷が溶け、海流が変化したとのことです。このあたりの理論はさっぱりわかりませんが・・・そうなのでしょう。

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と

町に溶け込むような低い屋根の日ノ出町の家。しかし近くに行くとそのおおらかな屋根が独特の雰囲気である。

国認定数値として旧Q値0.81w/m2KQ値で0.98w/m2Kの超高断熱)※日之出町の家がようやく断熱施工が始まりました。遠くから見るとまるで目立たない平屋のような形状がこの家の特徴です。

※・・・昨年の10月から法律で断熱性能はUa値の表示に変更され、同時にQ値もその計算方法が変更された。よってQ値が旧計算と新計算では大きく違うので注意を願いたい。

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「て・こあ」でのある一日 ㉕ 歴史の記録

何時も東京駅で気になっていた「東京ばな奈」をとうとう食べた。やっぱりバナナってとても魅惑的。

3月末の所内は会話も少なくなるほど物々しい雰囲気でした。ブログ更新も少し時間が空き、

「まだ更新していないのか?」と思われた人も多いでしょう。お待たせしてすみません。

また約束した期日に図面や模型、設計に遅れが生じ大変ご迷惑をおかけしました。ようやく日曜日にピークが終わり、今週から少し落ち着いて業務してまいります。

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1550近くのブログ記事を簡単検索

私の友人Nさんから便利な検索方法を教えて頂きました。自分でも1550(2014年3月現在)も記事があると、あれはどこだったかなと全くわからなくなるのですが、キーワードさえ思い出せば簡単に検索できます。

それはもし「カビ」をキーワードにすると

【  カビ site:http://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/  】

とGoogie又はYohooの検索窓に入力すれば(括弧は除)・・・

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「て・こあ」でのある一日 ㉔ ラボ 1

昨日は定休日で何時ものように「て・こあ」で健康と仕事の深みを兼ねて奉仕活動・・・

「て・こあ」で第二期リノベーションのアトリエ用「ニワ」の模様替えが始まりました。最初は解体・・・築100年の6帖和室を床を解体し「ニワ」にして菓子製作用のLabとなる予定です。「て・こあ」の本来の目的は実はこのラボを設ける事で、この築100年の建物を譲り受けたと聞いております。ようやくそこに手を付け始めました。

その前に・・・

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温暖化?寒冷化?

粘着ゴム付ゴムアスファルトルーフィングを貼るともう屋根の防水が完成。旧Q値0.81の日之出町の家。

今日は朝7時30分~現場ッチェック、打ち合わせをして、その後事務所で構造関連のデスクワークをしました。屋根の上は強風で吹き飛ばされると思うくらい強く冷たい風でした。

本題です。

今年は太平洋側で記録的な降雪があり寒いと感じた冬であったと思いますが、日本海側の新潟県では平野部では雪が殆どなくこちらは最近希な小雪の年でした(気温は平年並み)。

そんな中、全く同じ週に正反対の予想が報道されております。

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長期優良住宅の申請・・・超高断熱の計算

現在実施設計を行っているなかで長期優良住宅の申請をしている家があります。

長期優良住宅の申請はお勧めですが、各技術審査をする団体によって指摘や書込みする事項が違うので困ることが多々あります。

赤矢印のところがチェックを付けなくともよいと言われ、あえて修正液でけしたところ。ところが条件は全く同じなのに今回は逆にチェックが必要といわれた。

上の写真の申請書一面で、ここは建て主さんの署名と印鑑をもらう大事な表紙です。そこで選ぶ項目が審査する団体によって変化します。このあたり一度ではすまないところです。

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基礎断熱と床下断熱 査読論文から その1

base5

基礎の断熱材は何を使用しているか?と質問が有りましたので追記です。
素材はフェノバボードλ=0.019w/mkと断熱材の中で最も高性能な素材を120mmですからそのU値は0.16w/m2Kで、これはλ=0.028w/mkのスタイロフォーム断熱材換算で175mm相当の厚さになります。異常でしょうか・・・。

ご存じ「緑の家」のSSプランの家基礎断熱部分。白アリ対策がしっかりされている基礎。

「緑の家」の基礎は基礎断熱の床下暖房を行っているので、新潟県では過剰と言えるほどの断熱材が基礎外周に設置されており、そのU値は0.016w/m2Kと相当高性能になっております。県内でも床下暖房を行う会社は多いですが、ここまで断熱材を厚くする理由はなぜでしょうか?

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この時期だから過酷事故の時の避難ルート

凄くタイムリーなブログだったようで13日の玉川総研でも避難の事取り上げておりましたね。車で運転中に聞いておりました。何でもそれによると、避難方法が決まらなくとも再稼働に関係ないという法律になっているようです。これって事故を経験した事がまるっきり活かされていないと言う事ですね。3月13日10時30分加筆

何時も通風はオマケ程度に考えていると申し上げている「緑の家」ですが、その通風と上題については大きな関連があります。

長岡市の風向き。起床時と就寝時が違う。

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超高断熱住宅の冷食品庫 

緑字加筆 2014.03.09 20時

この写真は昨年の撮影。

今日は朝一番で荒町二丁目の家に初期メンテナンスに伺いました。

床下に設置されたヒートファクトリーのおかげか、この広く家族の多い家の給湯(半分電気のハイブリット給湯機)を含めた24時間暖房(今日は床温24℃)と照明を含んだ全ての電気代がこの厳寒期で3万/月ちょっと。太陽光はありません。これは凄い・・・   です。

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連絡 OCNのメイルサーバーがダウンしています。

朝からOCN(NTT)のメイルサーバーを含むサービスが全てダウンしております

緊急にメイルが必要な場合はお電話で願います。

2014.03.06 11時

続報

復旧しましたが7時30分~14時30分のメイルが飛んでいるようです。もし心当たりがある方は恐れ入りますがもう一度当事務所宛にお送り下さい。

14時45分


やばい色  「て・こあ」の素材色

取り払われることなくそのまま使われる決定がされた古い床。こんな古い床が残っていること自体凄い事。巾は30cmもある。

この色、艶・・・やばいです(やばいシリーズはこれで終わりにします)。

これは「て・こあ」の占いの間の床です。多分・・・50年以上経った松の床板だと思います。何も塗ってありません。ただ使い込まれた事と、汚れ(煤等)が重なって出来た自然な色なのです。この風情はまず無理です。

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やばい基礎 日之出町の家

土台は米ヒバ集成。ヒノキ集成材が無くなったのでこちらをチョイス。

「やばい」・・・というのは最近は褒め言葉らしいです(by娘の会話から)。

つまり題名は「やばいくらい綺麗な基礎」となり、「凄く綺麗な基礎」という意味です。
先回もお伝えした日之出町の家基礎は大変良くできております。通り芯も精度がよく、狙った中心に土台を設置する事ができました(3月2日)。

その解説の前に・・・
この土台施工時は小雨あがり。新潟県で12月~3月に晴れが2~3日続くことは無いので、小雨降りの施工も許容しなければ、冬に建物が建たないことになります。

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何時聞かれる事・・・行政は耐震チェックしない事

建て主さんとの相談時に何時も聞かれる事があります。

(場面)  事務所であるお宅の設計図書をお見せしながら

オーブル「このように当事務所で構造図まで書いて見積もるのです」

建て主「構造図を設計者が書くのは当たり前ではないのですか?」

オーブル「いいえ、普通は外注です。木を加工する会社が書くのです」

建て主「そうなんですか。でも最後は行政が耐震性をチェックするのですね」

オーブル「行政は普通の住宅の構造チェックはしません」

建て主「えっ・・・では誰がチェックするのですか」

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「て・こあ」でのある一日 ㉓ 続・占いの間

この工具無いと床が張れない・・・。大事な釘締め

先の㉒の最後に出てきたこの工具・・・なんだかわかりますか?

「釘締め」という工具です。今では機械式の釘打ちやエアータッカーに置き換わったので、この工具を何時も工具袋に入れている大工さんはいないと思います。これは主に床のフロアーの実の釘を締める(めり込ませる)時に使う道具です。木に傷を付けないようにする工夫がこういった多様の工具を生み出しました。

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「て・こあ」でのある一日 ㉒ 占いの間

3.9m上にあった天井が間近に見られるようになった「占いの間」の2階。この雲細工・・・今では限られる人にしかできない。

築100年の「て・こあ」ですが、先回ご紹介したように以前は民の寺院として使用されていた建物ですから、そのご本尊様が安置されていた部屋があります。その部屋を「て・こあ」のオーナーさんは「占いの間」※と呼んでおり、大切な空間として現在ゆっくりと改修されております。
※・・・占いと聞くと怪しい雰囲気であるが、元々占いとは過去のデータを分析・精査して将来を予想したりする行為。特に心を澄まして集中出来るように静寂な非日常空間が必要となる。

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ギュウギュウな1日

家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱 

朝8時に家をでて、士の仕事1つ目へ向かう・・・

次に11時に2つめ、13時に3つめ、15時30分に4つめと5つめ

と今日は分刻みで事務社外で仕事をさせて頂きました。

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超高断熱の必要性

何時もの事務所前の風景。積雪は数センチ。

NT21「みんなの疑問」からの映像一場面から参考画像。六本木のテレ朝屋上の様子。積雪は24cm。

今朝の三条市です。

積雪は数センチで、現在小雪が降っております。

全国のニュースを見ると、太平洋側で記録的な雪が降ったようで、甲府で100cmを超えていることで、大変驚きました。

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自動お掃除付エアコンのお手入れ

2014.02.13.06.45緑字加筆

これは・・・

最近のエアコンで上位機種にはフィルターの掃除を自動で行ってくれる機能があります。メーカーのカタログには「10年分の埃を溜めるタンク付」とか、「強制排気で屋外に放出」とあり、まあ10年近くは掃除しなくても大丈夫なのかなと読めます。しかし当事務所や「緑の家」などのように24時間使いつつ一年の2/3を使用していると・・・

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結構正確に測れる温湿度計の販売

在庫無し 新規入荷です。 2016.02.19

オーブルが取り扱ったキャリバーが入手困難になりましたので新しい温湿度計「INK BIRD」を輸入しました。常時販売いたしますので必要な方はお声がけください。ただし価格は時価でレートや仕入れによって若干変動します。

今後はINK BIRDを主に取り扱う

大きさはh=約3cm、w=10cm、d=0.9cmです。マグネット無し。

通常販売されている国内品のような湿度の数値に個体バラツキが殆どありません。

送料込み2700円/1個でお譲りします。※

但し送付方法は「定形外郵便」を使用しますので、追跡はできません。
運搬中の破損の場合は保証がありません。保証がある宅配便がご希望であれば、別に送料400円をお考えください。3個以上は当社負担による宅配便でお送りします。
※・・・2015年9月~の価格となります。

メイル宛先の日本語部分を必ず消してにてお申し付けください。
お支払いは後払いでゆうちょ銀行へのお振り込みとなります(ゆうちょ同士は無料で送金可)。

また到着後1ヶ月内で挙動がおかしいと思いましたらご連絡ください(添付電池はテスト用で消耗品)。お取り替えいたします。電池は一番汎用性があるCR2032で、寿命は交換後約2年です(100円ショップでも入手可能)。

注意・・・
英文マニュアルで操作して下さい(2個以上お持ちの方)。到着後開封してそのまま室温に半日馴染ませてからお使い下さい。


続・ちょっと突っ込んだ薪ストーブのお話

薪ストーブを着火後から30分くらいは暖まっていない本体、煙道のせいで煙りが確実に出る。

「ちょっと突っ込んだ薪ストーブのお話」の続きです。

どんなに高性能な薪ストーブで、乾いた堅木を使っていても、着火時と、薪の挿入時には多少煙と匂いが発生します。これは電気を使わない原始的な燃焼器具の宿命のようなものです。

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ちょっと突っ込んだ薪ストーブのお話

このくらいスッキリしていれば作業できる昔の土間。

何度か既にお話していると思いますが、寒い時の話題は薪ストーブに限ります。

何回かペレットストーブや薪ストーブが地球温暖化防止には役立たない(但し大量に全世界が使えば、煙微粒子が太陽光を遮断して寒冷化する)と言っております。よって町での薪ストーブの採用は温暖化防止とか言わないで、「趣味」=「好きだから」という理由が一番スッキリとします。

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構造が一番 真冬の高基礎養生終わり 

良い色になっている日ノ出町の家基礎。既に3週間経過しており氷点下でも心配なし。高いので人通口部分にしっかり梁が取れるのが特徴。

現在施工中の旧Q値で0.8w/m2K相当の日ノ出町の家の基礎工事がほぼ終わりました。

何時も「緑の家」は運が良いと思います。3週間前のコンクリート打込み時は、寒いといっても、最近ほど氷点下が連続するする寒さではなく、暖気と寒気が混じって平均外気温が2度を超えていたと思いますが、最近はずーと氷点下。この時期にコンクリートを打っていたら、暖房機による養生も検討しなければならなかったでしょう。

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地球温暖化防止・・・とは言わない。②

原発の問題で安心の解説を行っているある情報サイトがありますが全く心に響きません。私が考える原発事故での最大問題は2つ

1.高い確率で安全といっていた原発がわずか50年弱で大災害を起こしたこと。

2.事故が起こったときの日本政府と一部国民の対応に愕然としたこと。

であるにも関わらず、

「感情的な判断で原発反対と言うことはおかしい」

と言う考えにはとても賛同はしかねるし、安心の理論付けは正気の沙汰とは思えません。

あの時、政府は

「気象庁に事故付近の風向きのデーターを発表するな」

と圧力をかけ、

「スピーディーのデータ開示を隠蔽し」

「付近住民にはひたすら情報を隠した」

更に大手マスコミは、

「自社の記者には福島県から退去指示をしていたにもかかわらず、放送では落ち着いて現在の場所に留まるような情報を発信する」

という行為を同じ民族である国民に行ったということが最大の問題であるということでした。

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