超高断熱 Q値0.83w/m2k 蓄熱床下暖房の実力

画像の一部に不適切な記載がありました。お詫びします。2013.03.16更新

なぜ超高断熱住宅にするのですか?快適さ、暖かさですか?

違います。

いつも言っているようにエコが第一ではありません。暖房費を下げる為に超高断熱住宅を造っています。

快適さはQ値2.0以下でC値1.0以下であれば変わりませんので・・・。

そこで重要なのが実際の暖房費です。この実際の費用が公開できないようであれば、Q値を下げて家をつくる意味はないでしょう。

実際の電気料とガス料金

「緑の家」で最高の断熱性能であるQ値0.83w/m2kの家の、今冬電気料がわかりました。但し冬に全く晴れない日本海側の家の参考としてご覧ください。

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事務所まえの道路が怖いことに・・・

今日は朝から分刻みで打ち合わせです。大体土曜日、日曜日に打ち合わせが集中するので、スケジュールを組んでしまうと・・・時には9時から18時まで朝昼晩と連続して3つ打ち合わせとなります。

歩道は大丈夫ですが、車道が気持ち悪い事に・・・

こちらは事務所前の県道です。ヒビが沢山あり不気味です。

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ソーラーパネルの設置業者選び

昨日から気温が急上昇・・・・。こうなると車のタイヤをノーマルに換えたくなりますが、ちょっと思い出し止めました・・・昨年は4月7日に下のとおり積雪がありました。とは言っても午後には消えてしまいましたので、仕事車でなければ換えてもOKかな・・・。

昨年は4月7日まで雪が積もった。もう忘れていると思いますが昨年も寒かったのですね。

屋根貫通のソーラーパネル

その設置方法は?

さて本題ですが・・・

戸建て住宅では太陽光発電パネル(ソーラーパネル)は屋根上に通常設置されます。その取付け方は金属屋根において一般的に2通りあり、屋根貫通ビスによる設置と屋根材自体を挟みつける事で、屋根を貫通しない設置方法です(瓦屋根は従来設置する雪止めと同じリスクになりますから除外します)。

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和島北野の家 リノベーション 途中写真

和島北野の古い土壁。黒く見えるところは多分カビだけれどそれも自然素材だから。庭に咲いていた寒椿を据えて・・・。(手持ち撮影)

昨年の秋から和島北野の家でゆっくりしたリノベーションを行っております。
今日は肉体労働でリノベーションのお手伝いしてきました。その合間にSD14で撮ります。

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デジイチSIGMAのレンズOSの効果

いまさら・・・ですが、今や当たり前の手ぶれ補正装置・・・

そのデジイチの手ぶれ補正レンズの実力は・・・

当事務所打ち合わせスペースの本棚 SD14 17-70mm2.8OSマクロレンズ 70mm(OSを作動)。

当事務所打ち合わせスペースの本棚 SD14 17-70mm2.8OSマクロレンズ 70mm(OSを不作動)。

この2枚は同じように見えますが相当違います。

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ゼロエネルギーハウス着工とその解説


昨日は大変寒かったですね。皆さんお疲れ様です。

完成スタディー模型。耐震等級2、Q値0.99 何れも国認定。長期優良住宅の小新ゼロエネの家。

吹雪のなか地鎮祭が執り行われて、いよいよゼロエネルギーハウスが着工です。

ゼロエネルギーハウスとネットゼロエネルギーハウスが今年度はあり、前者が国交省、後者が通産省の補助金事業です。同じ性能の家なのにどうして管轄が違うのかが不思議です。

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超高断熱の家 Q値をもう少しだけ使い続けます。その2 データーの怖さ!

久々に辛口で・・・

実はこのデーター収集には私もほんのちょっとだけ参加している。だからその細かさは大変よくわかる

こちらは6年くらい前に由緒ある日本建築学会から出版された書籍。内容は日本の地域ごと住宅のエネルギー消費量の調査報告書。各地域の大学の研究室が協力し合って全国詳細調査した初めてのデーター集である。

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超高断熱の家 Q値をもう少しだけ使い続けます。

先月、国交省の後押しで行われた低炭素建築と改正省エネルギーのセミナー

今回の省エネ法の改正で、今までのQ値や年間冷暖房負荷に変わりUA値(平均外皮熱貫流率)になった。さてこの改正・・・良いところもあるし、どうして?と言うところもある。

今日はこの「どうして?」という所を解説したい。

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様々な事・・・

今日も慌ただしく過ぎました。

まず基本設計第一案を2ヶ月ほどお待ち頂いている方へ、夜なべし何とかご提案できました。お待たせしてすみません。
次にメンテナンスの事務、着工前のつめ・・・事務所での打ち合わせ・・・メガネの引き取り、バッテリー交換・・・etc。

下はチタンフレーム。上が遠近両用となっていたメガネ。SIGMA SD14で撮影。やっぱりいいなこの17-70mmOSマクロレンズ

私は27才のころから近視用メガネをかけ始めました。数年前から老眼も入りはじめ、近くを見るときはメガネを外して物を見ます。

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設計スタッフ一人募集中

このブログでつぶやいても効果ないと思いますが、急募です。今週中にハローワークさんへ書類を提出します。

勤務時間は8時間(9時~18時)です。
詳しくはお問い合わせ下さい。但し、設計事務所なのでその事をご理解の上お聞き下さい。設計初心者はまだ大丈夫ですが、建築系初心者はご遠慮お願いします。

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昨日は講習会で受講生、今日は東京で講師 

新潟市で行われた省エネセミナー。Q値が使えるのは再来年までと伸びた事はよいが・・・

昨日は受講生として「新省エネの基準」について新潟市で受講を受けました。内容は先月有志で行われたセミナーの方がわかりやすかったですが、そのセミナーで不明だった所が説明されておりました。

今日は東京で講師として講習会に行きます。例によって新幹線でこちらを書いており随時アップしていきます。

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続・ 一眼カメラのレンズを購入。

 6~7年前のデジイチのメンテナンス代が無料・・・。感謝、だからレンズを買いました。

人は忙しいときほど、他のことをするような行為が起る・・・

私も、もれなくそのようで、とてもカメラなどに構っている暇がない時なのに、なぜかそちらに手が伸びる・・・。

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10年ぶりに一眼カメラのレンズを購入。

こちらが17-70mm f2.8-4 dc macro os hsm (SIGMA)のレンズ。EXシリーズではないがF2.8 の開放ができ、それなのにとてもコンパクト。

事務所のカメラ SD14 SIGMA です。もう既に6年くらいになるのでしょうか?

私の一眼レフ歴は10年くらいで、最初はSD10(SIGMA) です。

SIGMAさんというレンズメーカーは聞いた事があってもカメラを作っているメーカーだとだれも思わないでしょう。ですので今まで一度もSIGMAさんのカメラを手にしている人を、見かけたことがないくらい珍しいマニアックな一眼レフです。過去のブログで何回かご紹介しております。

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「緑の家」は構造がデザイン 図面はDNA

 第一種低層住宅地の制限上寄せ棟の外観となる。外部物置が必須の「緑の家」。

ここ最近のスタディー模型※4棟をご紹介します。

「緑の家」は様々な外観デザインです。それは・・・

構造がそのままデザインされているからです。
こちらの「荒町2丁目の家」は耐雪1.4mで耐震等級2、加えて高基礎なのに玄関が低い位置にあり、階段を排除した家。だから玄関戸の上には明かり用の窓があり、一風変わった玄関です。
※・・・スタディー模型とは実施設計の始まる前に作る検討用模型。まだ図面が無いのに模型ができる不思議さ・・・。そう設計者の頭の中では既にデザインは終わっているからできるのである。

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暖房と省エネを考える。⑥ 続・私流エアコン暖房の使い方。

2008年にエアコンは暖かく無い!↓と書いたブログから早5年も経過して

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_0ad1.html

暖房と省エネを考える。その⑥を書きたいと思います。

その前に、お勧めの薪ストーブF420の扉を改良してエアーカーテンを仕様にして煤を付きにくくしたことと、3次燃焼用になったこの空気で、ゆっくりと良く燃えるようになったF420の映像をどうぞ。

このストーブ・・・お勧めです。

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蓄熱と白鳥と鮭

高基礎の床下内の利用は無限に広がる・・・エアコン直下に並べられたペット水。

こういう床下暖房は如何ですか・・・。とても綺麗に並んでます。

すみれ野の家の床下では、建て主さんが水による蓄熱システム実施中。
なんと1トン以上の水を床下に並べ、深夜電力時に床下エアコンを目一杯回し、日中の暖房負荷を減らす事を行っております。これはなかなか優れもので、2lのペットボトルなら500本以上・・・。なんと言っても500本が一本一本空気に触れるから、その表面積はとても大きくなり、ある程度の熱交換が期待できます。もし災害が起っても(断水)、この水はトイレ用として(賞味期限内なら飲料水も可)なんと150回分の水を確保でしておりますね。

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積雪と建物

 先日雪の重みで倒壊した倉庫。当時積雪1.5m位。

今日は小千谷に行きトンボ帰りで、先日の積雪による倒壊現場と今月中旬に行われる講習会の講師として使う写真を撮りにいいきました。所要時間2時間・・・。

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履歴(設計図書)や積雪荷重プレートの大切さ

写真は片貝在住のOさん撮影。飴のように曲がった鉄骨柱(アイボリー色)。すさまじい現場。

衝撃的な鉄骨柱の曲がり・・・

こちらは小千谷市片貝のある工場の倒壊写真です。

現在小千谷市では積雪2m弱。この雪の重みに耐えかねて大きな工場(倉庫)が崩れ落ちました。昨夜のTVニュースにも放映されました。

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嵐のあとの静寂

5時前の自宅前の海。昨日まで大荒れだったが今は何もなかったような静けさ。ゲインアップしすぎで偽色が発生

寺泊ではこの3日間風速12m以上で大荒れ。ようやく昨晩から静寂がもどり、今朝5時前の海には、大きなお月様(家守の弁)。

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この時期だから薪ストーブを見にいく  その3

この時期だから薪ストーブを見にいく  その1とその2に引き続きその3です。

 ころっとしたECODAN-FC650。ちょっと大柄なストーブ。

伺ったのはその1その2と同じ「暖テックス」さん。以前は第二工場でしたが、今回は古い方の第一工場(こちらが本社?)で。

やはり三条市にあり本来の業務は大型の機器の溶接屋さんです。

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家の見学会に行くときはこの放射温度計が必須になるか?

これから家を見に行くときはこの放射温度計が必須になるか?

冬の見学会が各場所で様々なメーカーや工務店さんが行っていると思います。その時に必須なのがこの温度計・・・。

そうですね、放射温度計(非接触温度計)です。

 玄関戸下の床面温度約20度(放射率0.95)。

始めに・・・
昨日の完成見学会にお見え頂いた皆様、時々雪の中、大変有りがとうございました。

さて、普通の温度計ですと、その温度計自体がその部屋の温度になじむまで5分以上の時間がかかりますが、放射温度計は瞬時にその表面温度を表示してくれます。この点は見学会に行ったとき、取り出して瞬時に測れるので、大変重宝します。

幾ら説明で「高性能な家ですよ」と営業さんが言っても、この温度計で「ピッ」とはかれば事実が明らかになります。是非見学会に行くときは携帯して見てください。価格は2000円~9000円で買えます。

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今日の見学会 ありがとうございました。

  写真は見学会と関係ありありませんが、コメントに投稿があったのでつい・・・。コンクリート土間と古い土壁がこんなに似合うストーブは数少ない。ストーブの台もコンクリート板。

今日の見学会にお越し頂きありがとうございます。

遠くは千葉、仙台からお見え頂き、またお土産を頂くなど・・・とっても感謝しております。

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県内最高の超高断熱※ 完成見学会    UA値=0.234w/m2kの家

※国認定のQ値評価を受けた住宅において

15日写真更新!!17日に写真更新の予定です。

 慣れる意味でもこれからはQ値に変えUA値を使うようにしました。 原則庇付彫り込み窓。全て単独取り外し可の納まり。

「緑の家」の全てが詰まった東新町の家の完成見学会です。

来年1月19日(土)、20日(日) 9時30分~16時30

会場 終了しました。

雪の状況から車置き場の確保上予約で行う予定です。

19日(土) 20日(日)
9時30分~
11時00分
  ×   ×
11時00分~
12時30分
  ×   ×
12時30分~
13時30分
  昼   昼
13時30分~
15時00分
  ×   ×
15時00分~
16時30分
  ×   △

2013年1月20日現在

各時間2~3組です。今回は多少の時間のずれはOKですのでお気軽にご予約ください。
注意事項はご近所さんの迷惑にならないように駐車する事と、室内では安全性の面からもお子様から目を離さないで頂ければ・・・とのお願いです。

また次回の完成見学会は6月頃ですので、できれば今回見逃さないで頂ければと思っております。

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新建ハウジング2013年1月10日号の特集に載りました。

新建ハウジングという業界新聞に取材記事で紹介されました。

 紹介の範囲で故意に荒くして掲載。写真入りですが、ただの爺か?・・・

特に今回は私がどんなビジョンで家の設計をしているかという嬉しい質問があり、口をついてでた自分の言葉が、私が23年前に高気密高断熱住宅にのめり込む時と変わらない気持ちである事が改めてわかり、自分自身に驚きました。

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プリウス30型を一年間乗ってみて・・・② 寒い

昨年の暮れに、

「日産が今後の主力自動車は電気自動車ではなくハイブリッド。電気はその次にくるので、来年からはハイブリッド車種を数年間拡充する」とのような記事がありました。

電気自動車が市販発売される以前のブログで、何度か申し上げておりますが、今後7~10年くらいはハイブリッド車が主流と私は思っております。それは・・・プリウスが冬寒いからです。

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オーブルデザインの先見性 2013年版

 2011年2月に掲載したグラフ。この内容で議論が掲示板で発生した。懐かしいですね。

覚えていらっしゃいますか?

2年も前のブログ↓で
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-fc72.html

「熱交換換気システムの境界」のシリーズを行いました。

エアコン暖房時には・・・
消費電力の大きい熱交換換気するよりも、消費電力の少ない熱交換なし換気扇の方が、暖房時の電気代が安くなる(つまり省エネ)と言う事を・・・。

それが今回の国の省エネ住宅評価システム・・・「住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム」で裏付けされました。またまたこれは先見性といってよいでしょう。

拍手!!!

 

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東京でのセミナーで・・・

随時更新してます。

13時30分からのセミナー

前の記事にありますが、今日は東京でのセミナーがあり新幹線でこの記事を書いております。

セミナーは新しい省エネの計算をウェブで行うのですが、その入れ方を共有するためのものです。

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日本酒で・・・

今日は東京で省エネ計算のセミナーとその講師である南雄三先生主催?の新年会があるので東京へ向かいます。何時ものようにその途中でこのブログを書きます。そのため随時更新です。

先月の東京行きの際はなんと「地震」に遭遇してしまい、新幹線が遅れたので今回も一抹の不安があります。

甘い味ながら少し高いアルコール度17.5度がキリッとした味わいを保つのか?特に今年は他の酒も高めらしい。

話は急に変わり・・・

昨年一番おいしかった日本酒は・・・「八海山 赤ラベル」でした。

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もう設計と施工が兼用では難しいかも・・・②

2014/08/08に画像に緑字加筆修正

住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書の改変の記事「その②」です。

※住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書は、民間発行の書籍ですがそのフラット35などの事業では国の資金が使われているため、公用性が高いと判断しあえて転載させて頂きました。

昨日最後の住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書に掲載されている写真です。
どこが違和感があったのでしょうか?

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もう設計と施工が兼用では難しいかも・・・①

左は19年度版で右が24年度版。22年度版があるが、若干の変更だったので当事務所にはない。

さて、先回は住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書が改変になったとの情報をあげ、近々HPのコラムの方で取り上げると言いました。しかし細かく書くと長くなり、遅くなりそうなので一番重要な「基礎」について取り急ぎサラッとふれたいと思います。

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