緑と自然素材

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ターシャの庭の奥に写る家・・・。
木の幹と外壁が同じ色でこの庭に溶け込むようだ。

ターシャの家をめざせ

上の写真で想像してもらえればわかると思いますが、家がなく庭だけなら変な感じですし、家だけあってもさみしい感じとのことは容易に想像出来ます。緑と家が一体となる・・・これぞまさしく「緑の家」です。

冬と夏が日本と同じようにあるこの地域・・・バーモンド州マールボロは北緯42.86と日本では札幌あたりの北緯ですからきっと環境は北海道の内地と似ていると思います。

無論日本の気候とは違うので、この庭と同じように造る事はできませんから地域にあった庭にすればよいことと思います。

 

庭木選定は・・・

先ずは近所の山を探索するとよいでしょう。その地域の森の出来方がわかります。森のボスは誰でどのような木に囲まれマント族がなにになっているか学び、そのように造る事でより元気な木々の庭ができます。

 

花選定は・・・

深いことを考えずに好きな草花を植えてみて、10年位するとその土地にあった草花がよくわかりますからそれでもよいでしょう。
毎日花と暮らせる豊かさが「緑の家」の目指す一つの姿です。
全てはいつか土に還ります。生まれてから土に還る一瞬と知っていたターシャだからその庭の輝やきが美しいのでしょう。

 

家の外観デザインは無難に

そんな庭や木が家の周囲にあればもう家の外観デザイナーは必要ありません。家の形や色をどんなにデザイナーが工夫してもこれら木々に勝てるデザインは出来ませんから、家は出来るだけ目立たないシンプルほうが緑の葉っぱが映え綺麗に見えるはずです。時折アクセントとして家の花台に花があってもよいでしょう。

 

木の外観は無塗装で

「なぜオーブルデザインさんは外壁の木の無塗装を勧めるのですか?塗装ではなく・・・」
「上の写真のようにターシャの家のような、緑と花に囲まれた美しい家にしたいから」

1999年からつづくHPにある言葉・・・「環境住宅 緑の家」とは、このような花と緑に違和感なく、そして周囲の環境を引き立てるような家の事です。

外に生えるブナの木の幹はシルバーグレー色ですね。このシルバーグレーは幹が持つ普遍的な色です。このシルバーグレー色と緑の葉っぱ、花々・・・。このコントラストは、人が見る一番普遍的な色の組み合わせです。外壁の木がこの色になれば、一番周囲の緑に溶け込み、花が引き立ち、そして家も引き立つ・・・。花を緑を大事にする事はそこに住んでいる人の心が豊かな証拠です。

だから私はこのシルバーグレー色になる「無塗装の木」を外壁に使いたいのです。

 

無塗装の木の最後

そして仮にその木が役目を終えたとき、煮炊きやバーベキュウの燃料に使えますが、防腐剤を少しでも使用した木の上で、バーベキュウした肉を食べるのは嫌ですよね。その感覚は、人としての直感です。正しい感覚です。
無塗装の木との付き合いは数千年以上にもなりますが、塗装した木との付き合いは数十年です(端部に塗る漆やそのたぐいを除く)。だから人は無塗装の木に安全な安心感を覚えます。

midorinoie

ケヤキと幹と無塗装木の外壁のシルバーグレー、無塗装木の塀・・・全て同じ色。
拙宅の外壁で無塗装3年目の頃の写真。

杉や檜などの針葉樹の木の外皮(幹)はシルバーグレーでなく濃い茶色です。ですのでこちらの色に惹かれる方もいらっしゃいます。実は広葉樹でも雨で濡れると濃い茶色色になります。ですので私は二つの色が楽しめる森の木「広葉樹」の幹の色、シルバーグレーが大好きです。