風呂CF(循環ファン)の設置マニュアル公開

当面このページはトップに固定する。また適時更新。最新更新は2024.0122

風呂場に排気用換気扇は不要」とネットで宣言し、初採用から13年経過し10年前に全設計で採用とした風呂CFが、今年(2022年)に入ってから一日一度はお風呂CFのことをメールで返信しているくらい問い合わせが多い。その都度お答えするのは大変だからこのブログで「緑の家」設置マニュアルとして公開する。わかりやすいように要点のみ記載する。

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築130年のotomo vie cent リノベ その37 花粉と防カビ剤の効果

黄色く汚染される?裏山の大気。赤い杉の花が恨めしい。

otomo vie centの裏山には戦後植林された沢山の杉が植えられている。その杉から今年は昨年の過酷な夏だったせいかさらに大量の葉粉が飛散している。上の写真は飛散後に漂う黄色い霧のような花粉。

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美幸町の家  デシカの問題のその後

美幸町の家は室内も玄関も建物内側から見るのがよい画角である。ALCの重厚な感じの玄関ポーチ

美幸町の家に設置されたデシカについて1月18日に問題があったことを覚えている方もいらっしゃると思うが、そのデシカは試験運用中の1月13日と14日に違う問題もあり、そのことをダイキンさんとやりとりしていたが、ようやく納得できる回答を得られた。

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東区本所で地鎮祭 続編 地盤改良

地盤改良中の本所リバーサイドの家

こちらの本所リバーサイドの家はBグレードの仕様でUA値は0.26w/m2kで最高等級7を長期優良住宅を取得し当然G3基準内で高い断熱性能である。

地盤調査で孔内水位が0.5mとあり、その確からしさが持ち越しとなっていたが、本日地盤改良を行ないその際に空堀を行なって頂きその穴から本当に水でみたされた粘土層があるのかを確かめると・・・

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土台は集成材

「緑の家」の土台はヒノキの集成材であり当然使用環境Aの黒いレゾルシノール系である。

「緑の家」では設立当初から土台は集成材である。当初は米ヒバだったが、近年はヒノキの集成材である。この変移はこちらの2016年のブログにあるが、簡単に述べると土台への柱と座金をめり込みが原因である。これを聞いてわからない人は木造の構造を知らないと思っても良いほど基本中の強度の事。

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築130年のotomo vie cent リノベ その36 芯持ち材とヤマトシロアリ

otomo vie centの1階床組みから切り出した木材。

シロアリは殆どの方が嫌いな虫だと思うし、出来れば出会いたくないと考える人が大多数だと思う。その嫌われ者の白アリの中でもヤマトシロアリであればまだかわいい虫であり食害も穏やかである。

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新潟県における大地震の想定⑨ 耐震化の定義を理解する

新潟県における大地震の想定⑧では「耐震化率の定義がおかしい」とと投稿したのに、⑨では新潟県における大地震の想定⑨では「耐震化の定義を理解する」とあるのはおかしいだろうと思う人がいるはず。私もそう思うがこれには少し理由がある。

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新潟県における大地震の想定⑧ 耐震化率の定義がおかしい

題名変更しました。

国交省のHPから

新潟県での耐震化率は全国平均並みの令和2年で89%を超えたとのこと。えっホントに・・・そんなに耐震化率って高いの?。

最近目に付く「耐震化率」。耐震化率とはなんぞや?と思い検索すると上の国交省のHPにあるこれが耐震化率の定義らしい。

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新潟県における大地震の想定⑦ リノベーションの確認申請の「再」補足。

ホントに自身でもタイムリーだと思うが、先回の「新潟県における大地震の想定⑥ リノベーションの確認申請の修正と補足。」をアップしたのが先日の2月15日であり、その記事をアップするにあたりその2日前の2月13日に確認検査機関に問い合わせて伺ったのが令和5年の3月31日に出された国住指595号が↓の内容であった。実はその時には既に595が廃止され355に改正されていた。

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鹿嶋市の家 完成② 日常時の内外差圧計測

「緑の家」はいつも変わったことをやる。この27年間欠かさず全棟で完成時に気密測定しており、今回もUA値で0.2(BELS認定)、隙間相当面積C値で0.2cm2/m2、と良い数値が出ている。そしてこの気密測定時は24時間換気扇類を全てOFFする規定である(JIS規定)が、換気扇が可動している日常生活時の建物内外差圧を測ったことがない。先月デシカを24時間換気扇とした時に不審な内外差圧があったので、当面のあいだ気密測定以外にも日常想定条件で建物内外差圧を測るつもりである。これで換気しているときにその家がどのような差圧になっているかがわかり、より確かな換気計画となる。例えば局所換気のトイレ換気扇がONになると一台あたり10Paの負圧が生じる。

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鹿嶋市の家 完成①

青い空に映える「緑の家」の特徴であるコーナーサッシとそれを強調するコーナー庇。

茨城県鹿嶋市の建築中の「緑の家」が完成した。この鹿嶋市の家はAグレードの仕様で有り、G3以上のUA値0.2w/m2k断熱性能となる。

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明日の完成チェック行きを前にして

会社や自宅ではないところで車載車に載せられるカングー

明日は鹿嶋市へカングーで向かおうとガソリンを入れ、必要な物を確保しようとウエルシア新潟三条店で買い物をして帰ろうとエンジンをかけた。一度かかりエンストしたのでもう一度キーを廻してもかからない。あれっ・・・少し悪夢が過ぎった。

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動画系のネット情報と換気等

ホームページトップ画面にある過去HP(ピンク→のところ)をクリックすると1998年から存在する古いHPのところに飛ぶ。

先回・・・「緑の家」のホームページやブログ自慢は、とにかく情報を削除しないといことに尽きる。1999年から25年間のネットに上げた情報は可能な限りすべて公開している。・・・と書いた。皆さんも思い当たる事があると思う。

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茨城県 鹿嶋市の家 完成前チェック

今回の電球は東京メタル

鹿嶋市の家の完成前チェックのため、本日鹿嶋市へ伺った。休憩をしっかり取ると片道5時間くらいかかるが、2人で4時間30分で夏期は行くことが出来た。しかし今日は雪で道中2件の事故直後(関越道路)を見てしまい、結構慎重に運転したのでやはり5時間かかってしまった。

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緊急 ネット(電話)開通

大元の直径数センチあるケーブルの取り替えで直ったらしい。

皆様にはご迷惑をかけました。修繕終了しました。原因は局舎から100本ほど束ねた光ファイバーケーブルらしく、ホントかどうかわかりませんがそれを2kmほど換えたとのこと。しかし光ファイバーの故障で業務が半分くらい不可能状態に・・・。あんな細い線で20年も持つことが不思議で、且つ設計対応年数がないということである。こんな線に業務の半分が影響を受けること自体不安定なインフラだなと思っているが、やむ得ないのであろう。

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動画系のネット情報と集成材

左は土台など使用環境A(JISJAS規定)で使う集成材で右は使用環境Cの屋内のみで使う集成材。その違いがわかりますか?

「緑の家」のホームページやブログ自慢は、とにかく情報を削除しないといことに尽きる。1999年から25年間のネットに上げた情報は可能な限りすべて公開している。その中でオーブルデザインでは動画の情報が極端に少ない。これには理由がある。

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茨城県でプチ完成見学(平日)

延床面積23坪と長期優良住宅外となってしまったため受けることが出来なかったがその性能は耐震等級3、耐風等級2、UA値0.2w/m2k(BELS認定)と最高レベルの断熱性。また取り替え可能な窓と大きな窓庇が「緑の家」の特別高い性能を表す特徴。

予定の完成日から大きく遅れていた鹿嶋市の家の完成が2月26日(月)になり、次の日に引き渡しというハードなスケジュール。そのため来週22日に一度鹿嶋市にプレ完了検査に伺う。そして26日に最終完成チェックを行うが折角素敵な「緑の家」が出来上がったのでそのわずかな時間でご覧になりたい方に、数組だけ時間を設ける予定。一組様は既にご依頼があるので、もう一組くらいの枠を設けるので「一度は見たい」と思われるかたはご連絡ください。

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復旧しています。

ご心配をおかけしました。

故障の電話を契約会社にかけONUか光ケーブル等断線だと判断され、もう一度修理の日時連絡を待っていたところ、突然何もしていないのに普及した。理由が不明なのでまたこれからおかしくなるかもしれないが、今のところ通常業務が可能である。


新潟県における大地震の想定⑥ リノベーションの確認申請の修正と補足。

国住指第595号の抜粋

その⑤ではリノベーションが前より良くなると建て主目線で話したつもりであるが、その理由の確認申請の取り扱いに間違いがあったので昨日のブログを修正する。しかし2025年の4月からリノベーションが少なくなることも考えられる。

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新潟県における大地震の想定⑤ 来年以降のリノベーションは耐震性がアップ。

2024.02.15 緑字加筆修正

実はリノベーションに朗報?もある。2025年からは既築住宅の大規模な修繕と大規模な模様替えは確認申請が必要となる。確認申請が必要となれば法に合致する必要があり、そうなれば耐震性は概ね震度6強で倒壊しない程度の耐震性を得る。つまり現法の低い壁量基準より耐震性がアップする。

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新潟県における大地震の想定④ リノベーションはNGか。

2025年から運用される予定の耐力壁の壁量(一般)。ピンクの数字は現行の基準量であり、現在の多くの家の仕様である屋根はスレートで壁はサイディングの総2階の耐力壁は1階で1.4倍も増えている。

2025年から建築基準法の耐震基準は大きく変わる。上の図が2025年から運用される木造住宅の耐震壁量である。ここで注意したいのは上の図は太陽光発電パネルを設置しない従来の家での数値である。

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新潟県における大地震の想定②    最悪な想定をする。

最近「緑の家」のブログは超高断熱高気密の内容より構造の話題が多くなっている。これは超高断熱が既に認知されてきているので、「緑の家」としては特にこれ以上一般的な情報を伝える必要性がなくなったと判断しているからである。そして今後の耐震関連と6年前から次の関心事であるカビについて、更に多くの内容を発信したいと思う。

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築130年のotomo vie cent リノベ その35 柱の取り替えと古民家リノベの方針

新しく入れた杉の120角芯持ち柱。一応素人ながら光付けを行って丸石の上に設置した。この古びた石にホゾ穴は刻めなのでリトルコーナーをホールインアンカーで固定。

建築基準法では築造時の法律には合致しているが現法に合致していない建物を既存不適格建築物と呼んで違法建築とは区別している。今回のリノベは用途変更無しで構造材のほとんどをそのまま利用しているので、当然既存不適格建築物のままである。よって基礎コンクリートが無くても法的には問題ない。ということで、置き石の石場建て建築としてリノベしている(この石場建てのotomo vie centの耐震性については以前のブログにてその考えを表明している)。

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22年経過の木製玄関戸とヒノキの床

取っ手は鈍く銅色となっており、いい感じである。クローザーは少しお疲れ気味だとのこと。

22年ほど経過した北欧製の木製高断熱玄関戸の現在である。「緑の家」が当初からずっと使い続けている高断熱製の玄関戸である。使用する方位などで痛みは違うが、こちらはとても良い具合で経過している。手入れは初期以外はまったくしていないそうである。

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構造最優先が「平等」と考える理由3・・・今回の液状化

今回の地震で改めて「液状化」の問題が新潟市を中心に起こっている。何度かお伝えした液状化対策であるが、やはり新築時に行わないととても大きなリスクを常に抱えていることになる。尚、何度もお断りするが、個人の価値観が住宅の敷地の優先順を決定するので、液状化しやすい土地を選ぶこともあって良い。これは土砂災害特別警戒区域等と違い生命の危機に直結することが低いためである。今回の地震でもわかるとおり上物をしっかり造っていれば、液状化での多くの被害は家が傾くことで全壊はするが、倒壊には至らないことがほとんどであるため、人命に関わることは少なく最低限度の安全性を担保できるからである。

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築130年のotomo vie cent リノベ その33 床板はヒノキ

築130年の家で多分60年くらい前にリフォームされた時の床材がある。裏を見ると「桧フローリング」と判がおされている。

昨日が「今後もリノベは要注意」という題で投稿していながら、こちらのリノベ中の記録を次の日にアップするところが「緑の家」の偏屈さなのである。つまり大事なのは出来るだけ正しい情報の公開。今回は解体が80%程終わったotomo vie centで60年前にリフォームで貼られた床を紹介したい。

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今後もリノベ(古い建物補修)は要注意か?

近年は、様々な情報が簡単に入るためその情報を厳選すればそれはまるで自身で体験したことのように想像できる。今回はこの令和6年能登半島地震でも様々な情報が発信されている。今回気になったのが下のリンク・・・

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02706/011800051/?n_cid=nbpnxt_mled_km

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美幸町の家 完成3 細部

持ち手すべてポリアミド製のドア取って。金属が不得手、使えない時に使うと良い。

わざわざいつもと違う素材の取っ手を使う・・・。

こちらはポリアミド製の取ってである。体が帯電していても(静電気)取っ手に触って「パチッ」としないのと、冷たくないのが特徴である。木の取ってもあるが、オールウッドのドアハンドルがないのに対し、こちらは心棒以外すべてポリアミド製となり色もポリに似合うのでこちらを選択した。

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美幸町の家  デシカの問題

床下に設置された重さ160kgもあるデシカホームエアー。その問題点とは?

常時換気設備としてデシカホームエアーをもう何回か使っているが、先回に続き今回も問題が発生した。先に伝えたいが、デシカは最も快適性に特化した24時間換気システムである。

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