「 2009年 」一覧

カメムシの当たり年

三条の事務所の窓ガラスにとまっていたカメムシ。

今年初めてカメムシに遭遇した方もいるのではないだろうか。今年は三条の事務所で初めてカメムシを見た。

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多分これが最後のスラブヒーター 新潟の自然素材の家から 

基礎工事途中の風景です。毎度同じみの1m高基礎施工
この基礎屋さんは当事務所と12年以上もお付き合いのある業者さんで、ご覧の通り高基礎用の鋼製パネルもお持ちで、これとコンパネ(ベニヤ)による型枠をうまく組み合わせ、一発打ちべた基礎の高基礎仕様をいとも簡単に施工します。勿論コンクリート強度は30N/mm2ですね。高基礎をお願いすると、この大きい鋼製型枠がないと言う事で「できない」「意味ないよ」と断る業者さんもいらっしゃるとか・・・。でも型枠や組み方はどうにでも工夫はできますし、工夫してコストを下げるのが本当の施工のプロです。

さて床下暖房の一つ「スラブヒーター」と呼ばれる方式は、この写真のようにコンクリートスラブにニクロム線のようなヒーターを入れ、深夜電力を使ってジュール熱でコンクリートに蓄熱させ、その温度はコンクリート表面で40度くらいになります。

オーブルデザインでも過去数棟行っており(全て建て主さんのご要望)、その安定性は折り紙付きです。メーカー曰く「中越沖地震でも柏崎に設置された全棟で被害無し(断線無し)」だそうで、耐久性の高さも手伝って新潟県でも数多く採用されております。当事務所で計画した家も無傷でした。

しかし「これが最後」と表題にしたのは、この熱源であるニクロム線によるジュール熱の効率が非常に悪いからです。電気料金は深夜割引制度で安価ですが、今後低炭素社会推進を考えると必ず収束に向かうのではないかと思われます。それはこれと同じシステムのオール電化人気暖房商品であった「蓄熱暖房機」もすでに東北電力さんはお勧めしておりません。

数年前までは、何が何でも「蓄熱暖房機」によるオール電化をお勧めします。と営業活動されていた東北電力さんが、今ではエアコン暖房によるオール電化を勧めており、蓄熱暖房機はもう勧めていないばかりか、「もう使わないで」という感触です。
たった数年でこの変化が訪れてますので、同じように効率が改善できない灯油、ガスの熱源機器やシステムは少なくなるでしょう。

ここから蓄熱暖房機と同じシステムのスラブヒーターも今後大きく普及しないばかりか、収束に向かうと思います。と書くとスラブヒーターのメーカーさんにとっても悪い表現ですが、そこは大きな企業。既にニクロム線による発熱に変わりヒートポンプ(つまりエアコン)による発熱を開発、販売しはじめたと聞いてます。

オーブルデザインでも高基礎+エアコンによる床下暖房をお勧めしているので多分今後このスラブヒーターはなくなると思います。これも低炭素社会の流れですね。

因みに何度もこのブログでお伝えしてますが効率は・・・

ヒートポンプ(エアコン)
年間平均機器COP4位 電気の一時エネルギーからの効率37%
4×0.37=1.52←最終効率

ヒーター(ニクロム線)
機器効率1 電気の一時エネルギーから効率38%
1×0.38=0.38←最終効率

ガス、石油機器(高効率機器仕様)
機器効率0.95 一時エネルギーからの効率100%
0.860.95×1=0.95←最終効率

ですので機器の最終効率は
ヒートポンプ(エアコン)>ガス、石油>電気ヒーター類(IHコンロも含む)

となるのです。IHヒーター、電子レンジもヒーターと同じですよ。

電気の一時エネルギーからの効率とは、
火力発電がガスや重油から0.43程度の効率で電気に変換、その後発電所から家庭までの配電で約5%のロスをし約38%とされている。発電所ではガスや重油の全エネルギーのうち57%のエネルギーを熱として海に捨てているのである。知っていましたか?それでもガソリン車の効率15%よりは数倍も良いのですが・・・。


今年完成した「緑の家」 ② -新潟県内の自然素材の家-

 

今年は太陽光発電に光が当たりました。太陽光発電パネルで発電された電力の買い取り価格が今までの2倍(24円/Kwh→48円/Kwhになりました)。

これでようやく太陽光発電を設置する動機が明確になりました。従来の24円では、設置費70万/kwhを償却するまで30年という現実離れの年数が15年となり、16年目から実質発電貯蓄と同じようになります。

上の写真は3kwの太陽光パネルを設置した時の真冬の最大発電量です。仕様通りの最高で3kw発電されてます。 

さてこの家は新潟市小新のS邸です。県内の戸建て住宅で、一番最初に耐震等級2を取得した建物です(大手メーカーを除く)。
何度かご紹介してますが、デッドスペースの階段上に手洗いを設置。排水管周りがそのままインテリアです。 
玄関横には小さなウォークイン収納です。最近は玄関床はありがちなタイルを使用せず、モルタルで仕上げる事が多くなりました。昔は「モルタル=質素」という感覚でしたが、私は「モルタル=手仕事の味」という感じです。特に年月が経ったときのモルタルの雰囲気は、昔の土間のたたきのような味ががでます。

南側の一番良いところは吹き抜けです。冬でも太陽の光をあます事なく室内に取り入れます。
洗面台は造りつけとして計画します。大きな鏡と大きな洗面ボール、そしてシンプルな棚のみの構成です。
外観はガルバニューム鋼板で軒の出なしのコスト重視のデザインです。但し、夏の日射対策として大きい窓には全て庇があり、すだれなどを掛けられるように計画しました(太陽光パネルから雪が落ちる個所は庇なし)。

次は三条のK邸です。とにかくバランスがとれたオーソドックスなデザインで、Q値は1.58W/m2Kの高断熱です。サッシはアンダーセンという木製サッシでU値1.6W/m2K程度の高性能窓です。加えて木製サッシですが、外部のみ樹脂コーティングされ、木製サッシにありがちなメンテナンスが必要ありません。

主暖房は床下暖房ですが、薪ストーブもあり、当然薪小屋も計画しました。この薪小屋は一冬分の薪を保存でき、先入れ先だしを考えた小屋です。
外構は、オーブルお得意の下田産の自然石(丸石)を積んで柔らかい雰囲気と本物の質感を生かした玄関アプローチとして計画。これから充実する木々が楽しみです。

内部にもこだわりが見えますね。まず素地の色が多い緑の家ですが、今回は染色による色づけをしております。着色ではないところがみそです。
リビングの外の濡れ縁は夏の日射を防ぐと同時に天井いっぱいまで窓と、濡れ縁のトップライトと相混じって室内に明るさをもたらします。
天井にもデザインを施し、建築化照明で、照明器具までデザインに取り込んでいます。

緑の家は超高気密高断熱住宅で耐震性、デザイン、耐久性、自然素材、コストがバランスが良く考えられた住宅です。


今年完成した「緑の家」① -新潟県内の自然素材の家-

まずは無塗装で木の外壁の下田のY邸。
建築業界では、木の外壁の無塗装はいわばタブーです。これは当事務所が12年前に「木の床は無塗装で!!」と言っていたのと同じで、ここ最近ではありえない使い方です。しかし良く考えてみると、100年も昔から木の外壁は使われていて、その70年間は無塗装の木の外壁です。防腐剤が塗られるようになったのはここ30年位です。たぶん有名なキシラデコールという塗料の存在が大きかったのでしょう。しかしこのキシラデコールは欧州の塗料で、国産ではないところが「みそ」です。つまり日本国内では70年も無塗装の外壁で困らなかったともいえます。欧州のメーカーが勝手に、外壁に防腐剤は必要でしょう?と押し付けた気さえします。欧州ではずっと木製サッシが主流でアルミサッシはありませんでした。木製サッシですから、防腐剤を塗った方が機能が長持ちします。しかし日本では30年前にはすでにアルミサッシなっていたので、サッシに防腐剤は不要です。となると外壁や破風とよばれる部分にしか塗る場所はありません(木の場所)。だから面積の多い外壁にメーカーは勧めたのではないかと想像します。特に30年前から屋根の出のない家が著名な建築家によって建てられてましたので、そんな木の外壁の家には防腐剤を塗らなければあっと言う間に黒ずむ家となります。でもしっかり屋根の出を造る事で、無塗装の木の外壁でも40年もその機能を維持することを身の回りの歴史(近所の神社やお寺)が証明してます。だからまた10年先には「12年前から床に木の無塗装を勧めた時」と同じように少しは認知されると思います。
さてこの無塗装の木の外壁は時が経つと「シルバーグレー色」になり、この色の杉板がまさしく「環境と調和」します。この下田のY邸付近は自然が多く残っており、目の前の用水路でオニヤンマがたくさん孵化します。そんな環境ですので、緑に似合う外壁をお勧めしました。この付近の積雪は例年1.5mくらいふります。雪おろしは老若男女いずれでも危険な重量労働で避けたい仕事です。そこで2.0mまで雪を屋根にのせたままでも平気な耐雪住宅となっています。
また、中水利用も兼ねた融雪用の深井戸を掘り、散水や洗車に使います。。

では数年後のシルバーグレー色はどんな感じか?何回かご紹介して恐縮ですが拙宅と緑の木々の相性は抜群。まさしく「緑の家」の外観です。

次は栄のS邸です。
カントリー風の家をご希望されたので、煙突付とんがり屋根の家です。カントリーハウスにには付き物の納屋も一緒に提案してます。納屋は木の無塗装の外壁でこれが母屋の塗り壁とマッチしております。この家には真っ白な塗り壁ですね。
内部はこだわりの漆喰塗り壁です。化学物質であるシーラーをまったっく使わない漆喰です。漆喰は150年も昔から存在していた壁仕上げです。当時シーラーと呼ばれるものがありましたか?ないですね。だからこの漆喰にもシーラーは塗らないのです。それが本物の自然素材を使うということです。
住んで間もなくお子様がこの漆喰をかじってしまいましたが、さすがに漆喰自身の強アルカリ性は害がありますが、シーラーという訳のわからない化学物質が入ってないので少しは安心です。でもどうしてかじったのでしょうか?美味しそうだった??

この家の木の使い方は、「緑の家」では珍しく、窓木枠にペンキ塗りを施してます。これもカントリー調のデザインを出すためで、狙ったとおりのよい雰囲気になりました。
照明器具は一品ずつ建て主さんが選んだアンティーク品です。
イメージにあった使い方を柔軟に提案する設計事務所ならでは使い方です。キッチンもオリジナル設計で、天蓋や棚なども見た目と、機能上の天蓋に埋め込まれた照明などミリ単位の細心注意で設計されてます。無論ローコストになるように無駄なところはバッサリ省きます。

また納屋やお風呂洗面台、階段、玄関と至る所にこだわりのデザインを施しております。


自然の素材で水盤の坪庭

流れ落ちる水の音・・・いいですね。しばし聞き入ります。
人は体の75%以上を水分で構成しているので、素直に染み入る感じの響きです。

石は・・・古くから建築に使われる自然素材です。

電気がない昔は、固い石はきれいに切断などできなかったので、鏨を使った割り肌としてつかわれてました。ですので庶民の家などではめったにない素材です(丸石除)。

電気が一般的になり、石の表面が磨けるようになると、水磨き(本磨き)が簡単にできるようになり、百貨店の床や最近では衣料のシマムラさんの床でも見られます。

石英を多く含む石の耐久性は非常に高く、墓石に利用した場合は、その水磨き表面は長期間(50年程度)ツルツルしたまま継続し、これが石の最大の魅力となってます。同じように釉薬をかけた焼き物(食器、便器等)も比較的長く続きますが、表面が薄いので、ちょっとした衝撃で表面が破壊されます。

何回かご紹介しているこの水盤は、メンテナンスを軽減するために水のはる表面を本磨きしております。ツルツルが長期間続くので藻の除去が比較的簡単です。

水盤は2つのアプローチがあるとおもいます。ひとつは今回のようにツルツル仕上げ、その光沢を長期間維持すること。2つ目は藻やコケをわざと生えやすいようにし(または石自体が生えやすいものを選ぶ)、古びた感じを出した水盤。

両方とも魅力的です。後者もメンテナンスにそう気を使わなくともそれなりの風情を出してくれます。今回は、坪庭ゆえに広がりのある大きい水盤を使うイメージでしたので、前者のツルツルの水盤を計画しました。

自然素材の魅力は、「ソリッド」であることにつきます。
表面だけをきれいにメッキしたまがい物でないソリッドが、
磨耗したり、傷ついたとき、手直しできる安心感があります。

その何回かの手直しを経てようやく図面どおり近くなりました。本来ならもう一工夫ある加工を、図面ではお願いしたのですが、ギブアップのようです。水の落ちた音にそう影響はないのでこれで完成とさせていただきました。
各工事担当の業者さんは、下の図面だけでは完成形が想像できなかったようで、完成して初めてこうなるのか!とうなづいてました。私の頭の中では完成形は最初からあり、それが設計図として表現されます。

水深2cmのゆっくりと循環(10W )する水。
まるで深山の小川のせせらぎ音のようです。
造って頂いた石屋さんの社長さんも完成写真を一枚。
当方強い推薦のメタハラの照明の効果も抜群でした。
(照明は消費電力250Wもあるいので、普段使いは
できませんが、お客様の御もてなしのときに
使っていただければと思います。また4日に一度換水をすれば

夏場でもボウフラは発生しないでしょう)

施工業者
水盤以外の工事 津野建設(新潟市)
水盤 若槻石材店(三条市)


自然な木々 ナチュラルガーデン 続の続 (モダンな坪庭)

ナチュラルガーデンの家は、正反対のイメージの坪庭があります。坪庭のあるプランは長いアプローチと共に建て主さんの当初からのご希望です。
家にお見えになるお客様に、玄関戸までの空間を心地よく感じて頂きたいという、おもてなしの心です。

基礎が高いので、玄関まで階段が多く必要ですが、それを感じさせず奥へと導くアプローチ。
まだ左下の路地草は植えられておりませんが、雰囲気のあるアプローチです(照明の位置は、何度も現地でシミュレーションしました)。

アプローチの左手一番奥に坪庭はあります。当初は普通の緑がある坪庭の予定でしたが、閉鎖された「じめじめ感」になりそうなので計画変更。酸性雨に強い御影石貼りで、本磨き仕上げの大きな水盤を設けました。
この水盤は二つから成り立ち、写真にあるとおり腰掛のような大きな水盤で巾は2.4mになります。
もうひとつの水盤は、床自身が水盤に見立ててあります。小さなプールのような大きな水盤となります。

今日の「主」のもてなしは、紅葉した葉っぱを浮かべてありました。
水盤は顔が映る本磨き仕上げであるため、コケ類が生えてもお掃除が簡単。いつでも清潔に保ちやすいはずです。

「さらさら」と流れ落ちる水の音は、心を落ち着かせてくれます。水はポンプで循環させており、その消費電力も10Wのものをチョイスしました。家中のホタルスイッチの消費電力よりより少ない電力です。ちなみにホタルスイッチは使ってません。

暗くなりがちな坪庭が「きらっと」自然に明るいのは、メタルハイランドという水銀灯を高さ7mのところから真下に照らしているからです。

そして玄関に入るとこのように、窓ガラス越しに月下の水に浮かぶ落ち葉を目にして、・・・しばし無言で眺めます。

PS
家の中央近くの坪庭と言う場所柄、外部ながらユニットバスと同じFRPと言う素材で全面防水を施し、長年の漏水にも万全を尽くしました。そのため坪庭ながらある程度コストがかかり、それをご理解頂けた建て主様には大変感謝いたします。


自然な木々 ナチュラルガーデンの一次工事終了

レッドサンセット・・・名前のとおりの木です。まだ県内の庭には珍しい落葉樹で、植木屋さんのお勧めでしたので、建て主さんが迷わずチョイスされたようです。
最近の家は本当に落葉樹を植える家が少ないです。落ち葉を嫌うからでしょうか?落ち葉も自然現象です。落ち葉から豊かな土が生まれ森になります。近隣の落ち葉が自分の庭や敷地に入ってきたら、土の栄養が来たと喜びを感じます。

写真以上にびっくりするほど、イロハもみじの真紅と外壁の色が似合うお庭の一次工事が終了しました。和風になることを嫌い、雑木(落葉樹が主)類でまとめて、里山を凝縮した雰囲気で計画します。それらしくなるには数年掛かりますが、完成形を創造してグランドデザインをしました。

アプローチに落ちている葉っぱがいいですね。植えたばかりなので、木がまだなじんでませんが、コンクリート打ち放しとの相性もよいですね。コンクリート打ち放しは、よく見かける仕上げですが、大事な工夫がしてあります。それは上の「笠木」と呼ばれる水切りです。写真の丸印のように壁面より上が出てます。これで壁面が汚れるのを防ぎます。
細かいところですが、これがあるのとないのでは、相当違います。
笠木がないとこんな感じです。上端に溜まったの汚れが雨で流れ壁面を伝わると「よだれ」になります。

緑の家の笠木を設けたコンクリート打ち放しの壁。4年経っても新築時のまま。
このあたりが設計事務所の細かい仕事です。普通の会社はこの笠木を設けてませんね。当事務所がこれを指定すると業者さんは不思議な顔をします。

もちろん高さの低いコンクリート打ち放しや、見えにくいところは笠木を設けいませんが・・・。


新潟 住まい 自然素材「緑の家」のナチュナルガーデン計画

よく見かけるフェイクストーン(擬似石)ではなく、本物の自然石(ごろ石)を得意とする「緑の家」の外構計画ですが、ようやくナチュナルガーデンの工事が始まりました。
外構や庭は、家の顔ですね。ここがしっかりとしていると不思議とどんな家でもかわいくなります(と思う)。

外構がとれない町中心部の家でも、玄関前に手をかけている花や木々があるだけでその家の住人のやさしさが感じられます。

当事務所が本格的にグランドデザインしたナチュナルガーデンが着々と進んでます。

自然石のラン張りで広場を造ります。石は黒っぽい物を選んでますが、乾いているときはこのようにグレーです。来週から木や周りの水場、水盤工事が始まります。ワクワクです。

最初にこの自然石積みの外構を提案したのは2001年で拙宅のアプローチです。評判がよく既に10棟以上の外構に採用されています。既に10年迎えようとしているが、その表情は益々よい感じです。日の陰ったところは少し緑コケが生え、日の当たるところは、石の間のコンクリートが少しざらつき、ますます周囲の緑と調和します。時々ごろ石が外れたりするけれど、接着はプロでなくても日曜DIYでできるものよいですね。
とにかく素材は本物に限ります。最近は、コンクリートのアプローチ階段が標準ですが、当事務所はこれも本物と思ってます。つまり本物とは表面だけを飾っていない素材で、削れたとき同じ素材が出てくるものと考えてます。これは年月が経てばそれなりの表情を見せてくれます。


新潟の家 自然素材大好きの外構 

あと少しで完成するアプローチ。感じいいですね。丸石は大好きです。

既にお住まいの建て主さんから伺いましたが、「道を通っていく人が思わずその石を撫でていくのです。本物かどうか確かめているのでしょうか?それともつい触りたくなるそんな素材だからでしょうか・・・?」

とっても硬い石ですが、形状が丸いのでやさしい雰囲気を与え、そして華美でもないので「高価な塀」という印象ではなく、でもちっとも安っぽくない、そんな感じです。イタリアの高級ブランド紳士服ではないけれど、仕立てのよいテーラーメイド背広ジャパンという感じです。

様々な石の色が雨に濡れるといっそう引き立ちます。10年後には薄っすらコケもが生え、それもよいかんじでしょう。ちなみに以前は五泉市の石とい説明しましたが、建て主さんが直接職人さんに伺ったところ、なんと同じ三条市内の下田地区だそうで、地域の素材を使う地に根ざした外構ですね。

ガーデン(植樹)も基本設計させて頂いており、打ち合わせを昨日三条の石翠園さんと行いました。ナチュナルガーデンの雰囲気を目指し、建て主さんが苗木を一本一本確認して決定しております。ある程度形になるのは来春になりますが、とても楽しみです。

家は「緑」と共にあります。緑が家の雰囲気とそこに住まう人のイメージを数倍もよくしてくれる大事な友人です。

わくわく。


新潟の住まい 自然素材の外構

既に母屋は完成しているK邸ですが、外構の塀や土留め、カーポート、薪小屋は工事中です。

外壁をこて塗りしたばかり頃は、色がもう少し濃かったのに、現在はオレンジ色が出ていて想像通りの感じになってきました。

写真のとおり、敷地は道路より50cmくらい盛り上がっていたので、土留めが当初から計画されてました。その土留めは先日もご紹介したとおり自然石の丸い石で計画してます。だからやさしい感じです。よくある溶岩石のようなとがったイメージではなく穏やかに周りにしっくりと溶け込みます。丸石積みが手仕事であるため、一輪車が3台も写ってますね。その丸石とコンクリート打ち放しの塀のバランスが小気味良いですね。コンクリートの塀の上部には笠木をつけて、雨による汚れ(通称よだれ)を防いでます。「緑の家」はなんていっても20年後の美しさを考えます。

この写真は建物の裏から見たショットです。 K邸には薪ストーブが設置されてます。主暖房は床下暖房ですので、そう多く薪は使わないと思いますが、薪は秋までに保管していないといざというときに使えなくなります。そこで小屋があるとやはり便利ですね。

小屋は壁をつけるとその壁は燃えにくい構造にしなければならない地区ですが、このように、取り外し式の風除けは例外ですね。薪にあわせて小屋というイメージです。

ちなみに同じ建物なのに外壁色が大きく違うのは写した日(天候と方位)が違うからでしょう。

後は植樹ですが、残暑厳しいこの季節には植えられませんので、秋になります。ゆっくりとのんびりそして確実に「家」が造られていきます。


新潟の家 大好きな自然(天然)素材の土留めや塀

これは私がとても大好きな天然素材の土留めや塀です。現在三条の現場で積み上げ中です。

一人でこの石を積んでいる職人さん(写真奥に写ってます)は腕がよいですね。丁寧に感じよく自然に積み上げてます。いい感じでしょう?

この石を初めて使ったのは拙宅で6年くらい前でした。

外壁の自然素材ととても合います。

もともと住宅で使う石は地産地消の代表選手です。石はその重さゆえ掘り出し、運賃がほとんどで、運賃が大きいということは運輸で使われるエネルギー(CO2排出量)が多くなるということです。ですので昔はその地域で取れた石を使っていたのですね。

新潟県の平野では、石垣というと川原から取れる「ごろ石」と呼ばれる基礎の下に使われる石のように丸い小さな石です。手で持てるくらいのこの石を、大きさと色の揃っている物を選別し石垣に使用してました。でも大きさや色を揃えると和風の感じが強いので「緑の家」では、大きさも色も不ぞろいな石をあえて使います。色だけは茶系が多くなるようにお願いします。産地は五泉市です。新潟県は信濃川の支流から良いごろ石が取れます。下田地区はこの「ごろ石」積みの小川が多く見られます。また長岡地区ではこの「ごろ石」の石垣が多く見られます。地場に根付いた塀ですね。

最近美しいプロポーションを持つ新潟市の県民会館(設計=佐藤武雄1967年)の正面アプローチにも同じような石塀があることに気づきました(リンク先写真最後)。

http://www.avekk.com/~mado/view/niigata/view22.cgi?mode=main&cno=2

40年以上経っても美しい塀です。

材料の石はこんなどこにでもある普通のごろ石ですが、

完成すると他では見られないほど雰囲気のよい石垣になります。

松葉菊との相性も抜群ですね。石自体は4トントラックいっぱいで6万程度と格安ですが、積み手間は多くかかります。もし時間があればDIYで挑戦できますね。


完成見学会 いらっしゃる事ができなかった人のために2 リビング

この写真は見学会で使った手袋を洗濯して再利用しようと干している光景です。乾いたらきれいな手袋は次の見学会に再利用して、ほころびているものや、汚れが落ちていないものは、野良仕事用になります。どうも使い捨てはできなので当事務所では手間がかかっても再利用します。今回の数は約100双(200個)でした。

これはリビングですね。外観がライトのデザインの基本を真似ておりますので、内部も天井をデザインするインテリアです。

埋め込まれた建築化照明がその雰囲気を出します。ライトといえば幾何学的デザインで有名ですが、そこはコストにも影響するのであっさりめです。

大きな扉を開けると和風の空間と一体になり広く使えます。

和室との境は、324mm角のケヤキ柱です。通常「緑の家」では銘木は使いませんが、これは銘木ではありません。白太や節がありそれが味わいを出してます。

食卓のテーブルも特注です。天板デザインは建て主さんで、そこに足のデザインと配置を決めました。

もちろん、特注ですのでこのようなコンセント通し穴もあり、コンロを使ってもケーブルで足を引っ掛ける事が少ないでしょう。

そしてキッチンは大きな食器棚部屋があり、そこにレンジから炊飯器、ポット、トースター、食器、ゴミ、

パントリー機能まですべて入ってます。だから戸を閉めれば全く見えなくなります。


完成見学会 いらっしゃる事ができなかった人のために 和室

いらっしゃいませ。

正面の壁はいぶし陶器の壁。職人さんの心意気の作品。いぶし還元された色は銀色に光る。壁や天井も天然素材の「中霧島壁」で鏝仕上げ。

廊下の隅柱で 140mmの杉柱。私は銘木(貴重であるため価格が高い木)は好きではないが、この杢は見ていてよい感じ。

廊下は全て畳敷き。左に曲がって正面が月の間。左の大柱はケヤキ343mm。目の形と色が面白い貴重な木。価格は・・・思ったより高価ではなかった。

ふすまは框もないシンプルな太鼓ふすま。表紙は「手漉き本鳥の子」で主原料は三椏(ミツマタ)。光沢で模様が浮き上がる。

ふすまを開け中に入ると南正面から穏やかに光る全面紙障子。

これ以上ないくらいシンプルな床の間。2間あり、床框は絹のたたみヘリ。紺色であるが、この明るさでは黒っぽく見える。

振り返り。スイッチやコンセント、照明器具も見えない和室。奥に見える横格子は、温風の吹き出し口兼コンセント口。

床を拝見して座ると、黄色い月が空にあるような欄間。先ごろの日食にも取れるようなその形から「月の間」という名前がつけられる。


本日はありがとうございました。

昨日、本日と見学会を行っておりますが、お越し頂いた皆様にはお礼申し上げます。

今回の見学会は、畳の部屋が多いので原則靴下をお願いしておりました。

そこで真夏で裸足の季節にもかかわらず、靴下を履いてお越しした頂いたかた、現場で急遽靴下をお履きになられた方、さらにわざわざ靴下を買いに行かれたかた、本当にありがとうございました。特にお越し頂いたお客様に、「人の家を見させて頂いているのに、靴下は当たり前の礼儀でしょう」と励ましのお言葉を頂き、スタッフ共々感動しました。本当にありがとうとうございました。今回お見えいただいた全ての皆様に感謝し重ねて御礼申し上げます。

昨日今日と、多くの方がお見えになりましたが明日は最終日です。たぶんそう多くない来場者数となると思いますので、多少外構工事を行ってます。ご迷惑おかけする点があるかも知れませんが、お時間を取れる方は是非お越しください。


新潟 自然素材の木の家 見学会です。見るツボは?

当事務所は12年も前から無塗装の木の床や戸を勧めてきましたが、ここ数年、自然素材を大事にする建設会社やハウスメーカーも多くなりました。ではどこが見学会のツボなのか?

最初は「構造に根拠があるか?」です。

上の写真は今回の見学会の2階です。左上に×のような構造が見えますね。これは、小屋スジカイというれっきとした構造材です。法律では木造住宅の小屋には小屋スジカイ、雲スジカイ(ふれ止め)を設けなさいと記載されています。

上の写真のような小屋組み構造(梁)が現われる家は多くなりました。その多くが自然素材を多く使った家と宣伝されております。しかしこの×ようなふれ止めを見ることは少ないです。法律ではきちっと入れなさいと書かれているのに、根拠がなく省略することは法律違反です。根拠とは・・・国土交通大臣が定める基準に従った構造計算のみです。見学会に行かれたらじっと小屋を見てください。そしてふれ止めが見当たらない場合は、「小屋スジカイはどこに入ってますか?」と聞いてください。

自然素材を強調するメーカーは、構造までしっかりと把握しておらず、見た目だけのところが多いです。そして説明を求めると、「大丈夫です。昔ながらのしっかりした工法です。」という意味不明な事を言います。どこがどのようにしっかりしているのでしょうか?法律の条文にそっていない場合はその根拠が重要です。「昔ながらの工法」で建てた神社や寺が完全倒壊した中越沖地震を忘れてしまったのでしょうか?

昔ながらの工法(柱が太い、梁が大きい)では全く地震に強いという根拠になりません。だから地震等級2を取得できないのでしょう?

形あるものは全てバランスが重要です。自然素材だけOKでは家の最も重要な安全性が欠落している恐れがあります。特にここのブログで説明した家は、危険な車庫上の居室に最近さらにロフトらしきものが付いてます。車庫の両脇の小さな壁(45cm)は大建のダイライトを貼ってましたが、ダイライトの標準施工では、91cmの壁がないと構造壁となりません。特にこの基礎工事も見ていましたが、この大開口部なのに地中梁もありませんでした。本当に怖い新築です。

この写真は前の見学会の家です。しっかりとふれ止めがありますね。

次のツボは、この次のブログで。


新潟の住まい 見学会 25日26日27日 質実剛健 超断熱

とうとう完成です。写真はリビングですが、正統な洋風インテリアは、天井にもデザインします。今回は、スッキリと直線で!天井高は2.7m。この高さが重要ですね。

外構と駐車場はまだ施工中ですが、今週に見学会を行います。左のバーにリンクがあります。

今回の特徴は、

1.オール4寸120mm+大柱2本240mmと135mm

2.床下暖房採用(蓄熱型)

3.外部は中霧島壁、内部も中霧島壁を採用

4.染色による色付けした木のリビング

5.適材適所の大収納計画(造りつけ)

6.薪ストーブと薪小屋(現在施工中)

7.屋根のある縁側を設置。

8.Q値 1.6w/m2kと超断熱SSプランに近い

等などです。収納関係は建て主さんが力を入れただけあり、至る所に収納が考えられております。唯一茶室となる和室だけには、収納と言う無粋なものはありません。他の空間で「しつらえ」を準備する予定です。確かに茶の席では「座布団」もないですからね。重要な客間には収納がなくスッキリとしております。あるのは「気」と「花」もしくは「掛け軸」だけ・・・かな?

2階はいつものような「緑の家」です。そういえば今まで計画した染色又は着色された家でも全棟2階は「素」のままの木でした。つまり完全無塗装の木のインテリア。と言うことは寝室などの個室は無塗装の部屋がいいと言うことにもなりますね。

環境に四季があり、春に新らしい葉をつける木々を見て育つ日本人は、古いものも好きなんですが、真新しい木が大好きです・・・。


緑の家 7月25~27日の見学会の家 途中経過ご紹介

この正面の壁は・・・
ただの壁ではありません。
陶器でできたいぶし平板。
この質素でかつ1000年以上前から存在する還元方法。
本来なら床や屋根に使う陶器を壁の素材として使うところが良いのです。厚い陶器なので寸法は全て違います。それをあえて目地を取らずに貼ります。すこしランダムな目地加減がいかにも焼き物を表し、それが整然と並びます。貼り加減は職人の感性ですね。

和室の入り口の欄間は、「月」です。日本人には月に対し「不思議」のイメージを持っていると思います。
月自体は光を放っていないのに、夜道を明るく照らすことができます。人も同じですね。人もそれ自体は光っているはずないのに、時には他の人の心を明るく照らす事ができます。月にまつわるお話も「不思議」と「静かな」、「美」というテーマ多いですね。
そんな思いで「月の屋」としました。

和室(茶室)側からみると日食のようなデザインとなります。日食は通常ありえない現象です。つまりこの和室では日常の空間から離脱して、少し緊張した非日常の空間でお茶でおもてなしする(頂く)事を表現しました。

円窓は完璧の形の丸の意味ですね。

天井は無垢の木ですが一番安価な杉の赤白の縁甲板です。その時代にふつうは使わないような素材を使うことも「茶室」として古来から使われている手法ですね(素材は本物に限るが.・・・)。

天井照明は和室には本来ないのでですが、現代ではそうもいかないので、建築化間接照明としました。  天井の構造的隙間を使って汎用蛍光灯を使い、反射板は、手すき和紙の金色手もみをはります。

縁側天井の仕上げは、左官職人の感性のこて仕上げ。これが素晴らしく空間にあってます。この天井の凹凸が、欄間の月から漏れる明かりにより、海のさざ波を照らす明かりと同じように見え、屋に導かれます。

雨上がりの外壁です。濡れ色となり壁下部の色が鮮やかに出ている「緑の家」。これが天然素材の雰囲気ですね。お隣のサイディングと比べると同色系なのに印象がまったく違います。何となくホットする感じです。天然の土「中霧島壁」は素晴らしい素材ですね。


新潟の住まい 自然素材と手仕上げの家 見学会

先週と先々週に完成した緑の家に引き続き、来月再び見学会です。7月25日(土)と26日(日)27 日(月)と暑い盛りですが是非お越しください。夏休みなので3日間行います。

場所は左のバーの「見学会のご案内」からお入りください。

今日は気温32度。しかしこの家は日射が大きい庇(屋根)で完全に遮断されているためお昼頃でもヒヤッと朝の外気で冷やされた感じが残ってました。これはすごい!!

さて、今回の特徴は、SSプランに近いSプランで、Q値こそ1.6W/m2Kですが、アルゴンガス入り木製サッシ(k=1.6)や床下暖房(床高は1m)を取り入れてます。また外壁は過去の実績も多く、

http://homepage2.nifty.com/arbre_d/otetudai/sakaetei1/sakae2.htm

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http://homepage2.nifty.com/arbre_d/otetudai/sakaetei/susa3.html

人気の高い「中霧島壁」です。この壁は骨材に火山灰を使用しており、多孔質で雨水を吸っても通さない自然素材です。

また、薪ストーブや茶室(専用ではありませんが)を備えております。

外観は屋根の出が大きく、水平ラインを強調したライト風のゆったりとした外観で、縦長でかつ揃った窓が上品です。またアプローチを最も大事にしており、玄関戸まで15mくらい続くアプローチに規則正しく並べた柱が端正ですね。

月の間(茶室)にある直径1.4mもある丸窓円窓(丸窓とは言わないようです)と

月と太陽のイメージで造る欄間。その左の柱はケヤキで320mm角。

2階いつものように、小屋組みが見える屋根断熱。オーブルデザインの屋根組みはスッキリと洗練されている(自画自賛)。よく和小屋がそのまま現れている家を見るけれど、どうもいまいち。やはり勾配天井は、垂木小屋が一番しっくりとする。

  今回も職人さんの手仕上げによる外壁。これは中塗りと呼ばれる仕上げ前の状態。よく見るとファイバーネットも埋め込まれ非常に丁寧な左官。


新潟 自然素材で性能表示 正真正銘の耐震等級2の家 完成見学会その2

完成です(見学会詳細は左のバーで選んでクリック)。

キッチンですね。造り付けの棚。食器棚(扉寸法を間違えたようで作り直し中)。天蓋。カウンター。・・・トータルバランスを考えてコーディネイトしました。

わざわざアンティークな棚受け金物です。シンクはFRP製。陶器製と迷いましたが、ガラスコップを落としてもわれにくい素材のFRPにしました。水栓は米国製ですね。レンジフードもカントリー風の物を建て主さんが見つけました。

カントリーやアンティーク調というと木はすべて茶色のイメージが強いが、ここは床の色は松の素地のまま。これでもとっても感じがよい。触感のよさとのバランス。薪ストーブはたっての希望のオーブン付の機種。給気に工夫があります。

トイレの手洗いも雰囲気優先。蛇口は真鍮製で時間がたつと下のような使い込んだ色になる。これがよい。排水管もシルバーではなく銅めっき。時間がたつと水栓と同じような色がつく。するとタオル掛けとすべて色の感じがそろう仕掛け。緑の家は急ぎません。

4年後の水栓の雰囲気。

使い込んだレンガを敷く。

カントリーハウスにつきものの外部バルコニー。照明器具も海外製。

今日はERIさんの「性能表示」の建設評価のチェック。細かいところまで確認をされている。



新潟の性能表示住まい 自然素材と高気密高断熱の白い壁の完成直前

日本の住宅とテレビで出てくる海外の住宅との空間的な違いは天井高さにあると思う。

日本の住宅は暖房時に効率のよい最低の高さで天井高が決められていたのではないだろうか?田舎の農家に行くと2階建てみたいに見えるけれど、実は平屋という家が多い。決まって天井高は3mを超え、時には天井がなく5mを超える民家もある。本来日本の住宅も天井高は高かった。暖房という文化伝わったとき、暖熱性に乏しい日本家屋は、暖めても暖めても温度が上がらない。これは天井が高いためと思ったのだろう。また高度経済時の集合住宅の基準も大きく影響し、今の天井が2.4~2.5mくらいが普通になった。この2.4mに人が立ったとき、とても狭苦しいバランスだ。これぞ日本の家という感じ。よく洋風にインテリアはアレンジされているが、何か違和感があるときは、間違いなく天井の高さが低いせい。

断熱性能が国の高断熱基準の1.4倍ある緑の家では、天井を高くしても問題は全くない。そればかりか、6mを超える吹き抜けがリビングあるときがある。今回のお宅は洋住宅。なのでその雰囲気に直結する1階の天井高が約3mとしている。写真のとおり余裕のある空間となる。

写真では左官工事、塗装工事の修羅場となっている1階。人の大きさから天井高が推測できる。

前回ご紹介していなかったが、この完全自然素材の「西洋漆喰」を塗って頂いている職人さんの「道具」。様々な「こて」があり、常に2つは手に持って取替えながら塗っている。  できる職人さんは、手際がとてもよく見ていて気持ちがよい。尊敬のまなざしです。