「 2021年の「緑の家」 」一覧



基礎断熱床下空間への外気導入の危険性とスラブ上断熱材への変化

今朝の三条の外気。露点温度は23度でこれは先週からほとんど変わっていないし、これが概ね9月まで続く。

今週の日曜にお引き渡した小新西の家で、「床下空間への外気導入の危険性」について検証したのでお伝えする。

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一年目メンテナンス 夏期の床下エアコンの使用法

建物の表側のガレージ。このガレージが玄関の門代わりとなり奥に玄関入口がある。

長岡市に建つ今朝白町の家のメンテナンスにスタッフMが昨日伺ってきた。今朝白町の家は耐雪2.5mで耐震等級3、UA値0.27とした豪雪対応型の超高断熱住居である。

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小新西の家 ほぼ完成1 水害対策と視線カット

あいにくの雨天での外観である。正面に集中して設けられた窓。この窓配置で2階に家族の間があることがわかる。

何回かお伝えしているが、小新西の家は外構が別途工事でDIYになる予定。従ってこの状態でお引き渡しをする。このような事は少なからずもあり、現在実施設計を行っている神奈川愛川町の家でも内装仕上げはDIYで行い、PBのままで完成となる予定。近年は様々な方法で自宅を自己流に造るようになった。これも情報が簡単に手に入るようになり、ユーチューブなどの動画でもわかりやすく公開しているサイトもある。

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夏の完成見学会 コンパクトでコスト重視な都市型住居

小さな窓を組み合わせて大きくデザインする事でコストダウンしつつ明るい室内に

耐雪1.0m 、耐震及び劣化防止等級3でUA値0.26w/m2k(等級7)で長期優良住宅取得
日時: 令和5年7月15日(土)16日(日) ※空調機設置完了です。
場所: 新潟市西区小新西  場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地内のみ

予約方法:メール→mimoza@arbre-d.sakura.ne.jp(日本語部分を消して送付)又はお電話で
※当日のご連絡はお電話でお願いいたします。

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原村の家 その後

緩やかに斜面なりに周囲が整備され今後の庭が楽しみである。以下写真は全てスワテックさんによる。

耐震等級3、超高断熱UA値0.16w・m2kというG3を楽々クリアーする性能で2月に竣工した原村の家であるが、当時はまだ真冬で外構工事はできなかった。4月に入ってようやく外構工事を開始したと施工会社さんから写真が送られてきた。

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小新西の家 基礎完了

いつもの基礎であるが、今回の基礎形態には想いがある。ハンチ部分は50KN(5000kg)の引き抜きがかかるのでM16が2本分の余裕を基礎に持たせる工夫。

「緑の家」の基礎を真上から俯瞰する。新潟市で2件の用事があったので久しぶりにこのタイミングで小新西の家の現場に伺ってきた。

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原村の家 完成番外編

2023年3月4日 記事の内容に一部間違いがありましたので訂正しました。

1月のとある日に工事監理で原村の現場を訪れていると、現場にいる人が口を揃えて「建物の南側と北側の気温が数度違う」と言う。

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UA値0.16w/m2kの実力。氷点下6度でも床下暖房の応用で暖かい床 ①

2階の主居住空間の半分弱しか床下空間がない。このため一階の倉庫を暖め擬似的に床下暖房としている。

原村の家では床下エアコン暖房の新たな試みとして、床下ではなく一階の倉庫天井を貼らずに暖めることで2階の床を暖めるという応用を行っている。

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原村の家 完成5

住宅地で敷地と道路の接続に勾配による高低差がある場合、車の乗り入れから考える。

超高断熱UA値0.16w/m2k 完成気密C値0.3cm2/m2
耐震等級3、耐久性(劣化防止)等級3相当 高基礎の家

完成シリーズはこれで最後。その5は細かい点についてご案内する。最初に原村の家で最も神経を使ったのはやはり土地の勾配。

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原村の家 完成4

家族玄関は黒い外壁と真反対の白い空間となる。腰掛け兼鍵を開けるときの手持ち置き場となるベンチはコンクリート打ち放しの上に木の仕上げ。

超高断熱UA値0.16w/m2k 完成気密C値0.3cm2/m2
耐震等級3、耐久性(劣化防止)等級3相当 高基礎の家

原村の家では、玄関が2つある。一つは家族用の玄関で車庫から直接一階に入るいつもの感じでこちらも私好み。

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原村の家 完成3

夕暮れ時、入り口側のファサード斜面高低差は約2m。

超高断熱UA値0.16w/m2k 完成気密C値0.3cm2/m2
耐震等級3、耐久性(劣化防止)等級3相当 高基礎の家

等間隔で規則正しく配置された窓が、住宅特有のバラバラな感じを払拭し非住宅を感じさせることで、ペンションなど特別な建物が多いこの特殊な環境に調和させる。

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原村の家 完成2

玄関ホールから戸を開けて中に入ると光であふれる家族の間となる。長手方向に全てつながる導線でのショット。

超高断熱UA値0.16w/m2k 完成気密C値0.3cm2/m2
耐震等級3、耐久性(劣化防止)等級3相当 高基礎の家

そういえばよく読者さんから聞かれる。

「完成写真は浅間さんが撮っているのですか?」

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湯と食べ物

原村の家では工事監理の完成チェックとプチ見学会開催で2泊3日の工程になったため、見学会近くの温泉施設での宿泊となった。

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原村の家 完成1 

濃い群青色の手漉き和紙で囲まれた玄関ホール。

超高断熱UA値0.16w/m2k 完成時の気密c値=0.3cm2/m2

耐震等級3、耐久性(劣化防止)等級3相当 高基礎の家

原村の家が外構を残して完成したのでいつもようにご案内する。

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上水と暖房機

今朝は標高1200mの原村とたいして変わりない気温。

24日の大寒波から10日ほど経過し立春であるが、いまだに三条市は真冬の気温。氷点下3度の朝方の冷え込みはまだよいが、日中に気温が上がらず0から2度で推移する。

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素材を見直す 2

原村の家のトイレの戸。赤黒の木目がよいと思う人は杉LOVEの資質有。基本に忠実な戸のデザインとブルー系のモザイクタイルがしっくりとおさまる。

ここ10年ずーっと杉LOVEと言っている私であるが、原村の家のオーナーさんとそこで意気投合することと思っていないなか、この建具の杉をみて「これ、これ」と互いにうなずき合った。木の意匠は唯一無二であるから愛おしい。

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素材を見直す 1

2023.02.02 緑字で誤記修正

完成間近な原村の家。軽い外壁のSGLであるが半端ない重厚感がある。また玄関の方角からみると間違いなく高基礎の平屋建てである。

今日は氷点下-16度まで下がった原村の家(長野県諏訪郡)に完成前チェック荷伺った。

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Bグレードで 等級7認定取得と今後の審査

「小新西の家」の長期優良住宅認定申請の書類。断熱等級7で認定取得。

昨年の春に設計が終了した「小新西の家」の長期優良住宅を申請した。昨年10月に断熱等級5、6、7が新設されたため長期優良住宅の基準が変わり、その後初の取得となった。

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