アイアンウッドのバルコニー

text 2005年11月

gaikan
海の真ん前に建つT邸だからこそ大きなバルコニーは家の中心。

腐らない木で造る

当事務所がバルコニーの素材に「アイアンウッド」(ウリン)を使うようになったのはT邸建て主さんのおかげである。
以前からアイアンウッドは聞いたことがあったが、非常に高価で手が出なかった。ところがその頃からインターネットのおかげでアイアンウッドの値段が下がり(競争で)、通常の材の倍くらいまでになったので建て主さんにおすすめできるようになった。それ以来、当事務所のウッドデッキの材料はアイアンウッドに変わることになった。
さて、T邸のウッドデッキは38㎡(22帖)という大きさである。一部に屋根がかかり、小雨でもデッキに出ることができる。

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リビング・ダイニングからつづくウッドデッキ。
手すりの向こうは港である。
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アイアンウッドで作られた22帖あるウッドデッキ。
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数年経つとアイアンウッドは色がなくなりグレーとなる。
メーカーいわく、50年程度の耐久性があるという。