2009年初稿、2023年10月加筆修正
どんな仕様なのか?
UA値 0.30W/㎡K以下(旧Q値0.99W/㎡K)
・天井はセルローズファイバーを450mm。
(U値0.11w/㎡K)
・壁は外断熱高性能フェノールフォーム60mm
+ 充填断熱100~120mmを組み合わせ。
(U値0.17w/㎡K)
・床は基礎断熱として、
高性能フェノールフォーム120mm。
(U値0.16w/㎡K)
・換気設備は個別全熱交換型換気システム設置。
・開口部はアルゴン入り樹脂サッシ、
ペアガラスLow-E相当断熱サッシ
(一部トリプルガラスの場合有)
(U値1.7~1.2w/㎡K)
Bグレードの開口部から逃げる熱の割合は34%に、換気による熱の逃げは27%です。
開口部から逃げる熱の割合が34%と依然として高いのですが、これは緑の家が大きい開口部を使用しているからです。もっと小さい開口部を計画すれば逃げる熱も少なくなると考えられますが、新潟の四季を考えるとあまり小さい開口はお勧めできません。全てのバランスが重要です。