緑の家 Aグレードは「窓」のメンテが驚き。

全てのサッシの寿命をご存知ですか?サッシの主機能は、気密性と防水性です。これら2つの機能がゴム製のパッキンで保たれております。また、最近のサッシには開口部に金属金物が使われていたり、ゴム、樹脂性のパッキンが多用されています。これらはいずれも耐候性がアルミニュームや樹脂より劣るので20年で交換となります。どんなに手入れしても30年でしょう。

性能が高い高断熱高気密住宅では、サッシ付属品の寿命はそのまま家全体の気密性能低下となります。サッシは車の窓と同じく、窓破損=走行不能→家の窓劣化=居住不快感になります。

ガラス部分であれば、その部分だけ交換ができますが、金属部分や枠付属のパッキンであれば、枠をはずすことになります。つまり窓の取り替えです。

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緑の家は全て室内からメンテナンスできるサッシを採用

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従来ののサッシの取り付けは、この段階

サッシの寿命が来た時に、一緒に外壁の寿命となれば、外壁を剥がしてサッシ交換は問題なくできますが、通常その様な事は稀です。

また、サッシ全部が急に悪くなる事も稀で、通常は一個一個その方位や使う頻度で別々の寿命を迎えます。

住宅寿命が平均50年以上と長い欧州では、窓の個別交換が可能なように考えられています。ところが日本では家の平均寿命が30年弱。窓だけを変えることを迎えないまま壊されております。だから、窓だけを変える技術や施工を行いません。
窓単体の交換を難しくしているのは、国内サッシメーカーのほとんどが、枠に「つば」があるからです。このため外壁を剥がさないとサッシの交換ができないような構造で、家を作るときには外壁施工前の上棟後直ぐにサッシが施工されます。

そこで「緑の家」は考えました。長期に渡って優良な住宅は、外部部位として最も性能に影響があるサッシの単独交換が可能な窓として設計施工提案しなければいけないということを。
この考えは革新的で、今までの日本の住宅にない考え方です。
(2023年加筆 ブルー文字は引き違いサッシタイプ及びドレーキップ単体窓に限定↓)
更に凄いのは、サッシ周りのシーリング(コーキング)と呼ばれる防水処理を、家の内部から行える仕様にしていることです。 ほとんどの家では、シーリングは外部からしか行えず、そのシーリングの寿命は一般的に10年から15年といわれてます。もし15年でシーリングをやり直さなければならなくなったら、その度に、20万かかる足場をかけなければなりません。その足場代が必要なくなることも可能です。
つまり家の超寿命化であるメンテナンスをし易く真剣に考えているのです。
また同時に耐久性を格段にアップする庇が標準です。この庇に、夏の強烈な日差しをカットする簾を設置する事ができます。

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緑の家Aグレードプランは庇が全ての窓にある