2004.03.25
本来なら3階建てになる小屋裏収納が2階建てとして建築されている。
これは、きわめて危険な法律違反だ。木造2階建てと違い3階建てになると、
構造上安全性の問題がおきやすいので、構造計算を行い、行政の確認を
得なければいけない。 ところがあるTV番組では天井高が2Mもあるのに
堂々と「ロフト(小屋裏)です。」とテロップで流すありさま。
県内でも高さ1.4M以上のロフトをつくれると説明している建設会社があるなど、
法律が何のためにあるかさっぱりわかってない会社が多い。
(法律は建て主の安全と健康、財産を守るためだ。)
法律を無視することは、あってはいけない。
あまりにもひどい番組に対し、当事務所はある行政を通して抗議した。
これは、建て主が国民の安全を守る仕事をしているのに
堂々と誇らしげに案内していたので、どうしても一度明確にしたかったため。
こんなことを行う建築会社は他の部分でも信用できない。
安全性は何よりも優先される!!
ミサワホームの「蔵」というシリーズが発売されてから、小屋裏収納や、
中間収納の概念が問われるようになり、それまでより3階建てにならない床面積が
大幅に緩和された。それは平成12年の住指発682号の中で「小屋裏や
中間階のもの入れについては最高天井高さが1.4M以内のときは
その物入れの接する階の1/2の大きさまでは
床面積にも階数(3階建て)にもならないという規定である。
これをよいことに大きく高さ違反し居室としてもつかえる
ロフトを造っている建設会社が出てきている。こっそり造っている分には、
まだ良いが、全国T.V.で放映されたり、
見学会で法律違反を薦める事は絶対あってはならない。
中間収納の概念が問われるようになり、それまでより3階建てにならない床面積が
大幅に緩和された。それは平成12年の住指発682号の中で「小屋裏や
中間階のもの入れについては最高天井高さが1.4M以内のときは
その物入れの接する階の1/2の大きさまでは
床面積にも階数(3階建て)にもならないという規定である。
これをよいことに大きく高さ違反し居室としてもつかえる
ロフトを造っている建設会社が出てきている。こっそり造っている分には、
まだ良いが、全国T.V.で放映されたり、
見学会で法律違反を薦める事は絶対あってはならない。
関係者様がこの写真をご覧になり、使用している写真が著作権に抵触するようでしたら、お詫びし直ぐに削除いたします。なお画像は放映されたT.V.画面をカメラで撮影しそれを使用しております。