床下暖房

目次

はじめに・・・このページ  これからの 床下エアコン暖房(深夜蓄熱タイプ)
1.床下暖房とは
2.床下暖房の種類
3.床下暖房が床暖房より優れている訳
4.床下暖房の欠点
5.緑の家の床下暖房
6.更にヒートファクトリーが設置できる

※ 2010年の実際お住まいのK邸(鳥屋野の家)床下暖房実測データーはこちら
これからの主力暖房方式

エアコン床下暖房(蓄熱タイプ)

SDIM78501

広くて天井高さが1.38mの床下に設置されるエアコン。これがオーブルデザインの蓄熱床下暖房。

床下暖房は18年くらい前、北海道で始まった基礎断熱工法や本州の太平洋側で始まったOMソーラーハウスの頃に始まった暖房方式です。
字のごとく床下を暖めて家中暖房を可能する方式です。
当初OMソーラーハウスでは、床下に散布された白アリ予防剤が室内に侵入し大きな問題となりました。また床下が暖かくなることから白アリを誘因する原因となっており、その対策が図られて無かったので、問題視されておりました。
一方北海道から始まった床下暖房は、当初床下に蓄熱暖房機を設置したり、温水管を露出させて熱を得ておりましたが、寒冷地で且つQ値も高く無かったため(Q=1以下はなかった)あるため、この床下暖房だけでは家中暖房は不可能で、別に暖房システムが必ず必要でした。

新潟県で床下暖房が普及し始めたのは、東北に本社のある会社が基礎に発熱パイプを埋め込み蓄熱させて床下暖房を得る方式で販売を始めた10年くらい前からです。当事務所は10年前にエアコン床下暖房でスタートし、5年くらい前に発熱タイプ方式の蓄熱床下暖房を設計しておりました。

がしかし、当時から「緑の家」(現Sプラン)は、床下暖房しなくても床が全く冷たくないので、コストメリットをあまり感じられず標準採用はしませんでした。

ところが2年くらい前に「緑の家」にSSプランが追加され、その高基礎のコンクリート大容量を使った蓄熱を利用し、また床下高さが1.4mのメンテナンス性もあいまって、床下暖房を勧める事になりました。これは、床下高さを1mより多く取ると、床下からの熱が多く逃げ(基礎立ち上がりが多くなれば当然多く熱逃げる)、一方床を通して居室からから入ってくる熱は変わらないので床下温度が下がる事がわかったためです。

この床下暖房はエアコンを熱源とし、電気の深夜割引き時間に集中的に使うので、非常に安い電気料金で家中暖房が可能になりました。いま設置費が一番安く、運転費用も一番安く、さらにメンテナンス代が全くかからない夢のような暖房システムとなりました。

エアコンによる床下暖房で蓄熱させないタイプと比べると、電気代は半分以下(理論上は1/3以下)でほぼ同じ暖かさが得られます。