TEXT 2002.04
春はいろいろな住宅の広告が入ってきて、華やかです。このホームページで他社の広告の事を取り上げるのは珍しくありませんが、またおかしな広告を見つけ苦笑するやら、残念やら・・・。
問題の広告は新潟では大手新聞メーカー新潟日報の新聞広告です。したの写真ように最近の流行を追って自然素材をアピールするのは良いですけれど、問題表現が・・・。
不幸にも化学物質過敏症になられた方は、天然の「木の匂い」でさえも発症してしまう方が大勢いっらっしゃいます。ですから木や紙を使えば安心とは言えません。専門の病院で検査してもらいどの物質で症状が悪くなるのかちゃんと理解することから始まります。本当にこの病気になられた方は大変な生活を送っていられるのですから、こんないいかげんな内容を広告するのは、問題と思います。
広告の全容。
いかにも表現で本当に真剣に取り組んでいる会社から見れば真に残念で腹立たしい。
自然素材をこんなに光るまで塗装しちゃって本当に「木」とは言えないでしょう。
もうプラスチック表面で、木ではない。もったいない木の使い方！！
これなら合板のフローリングのほうがよいでしょう。
だって安いし、品質の安定性は抜群。それに塗装だって安全性が高いかも！！