消費者契約法の施行が目前に迫っている現在でも、住宅のチラシはまだまだ(以前のコラム)のようだ。たとえば下のチラシ。床断熱と基礎断熱の比較温度であるが、どこをどうするとこのような結果になるのだろう。このメーカーはQ値、気密性能値さえも公表していないのに・・・。室内の温度環境は、Q値と気密性能が明確で、暖房方式によってとても左右される。断熱施工の方法での影響は少ない。また、太い木材が使われることをアピールしているが、乾燥材とかかれていない。当然乾燥材と受け取るが、軸組み工法の住宅に使用される乾燥材比率が、10%に見たない状況では、疑いたくなる。中堅住宅メーカーだけに残念だ!!
text 01.02.16
ある中堅メーカーのチラシ広告