最近たずねたお客様のところにMホームの所長さんが営業に見えた。当方の提案のシロアリ対応や、基礎高1000mmは地震いに弱いなど根拠のない話をお客様にされ、ほとんど脅し状態だ。証拠の残らないからといってあまりにいいかげんでは!!。話した根拠がない話の一部は次のとおりだ。
- 獰猛なしろありは北海道まで発生している。だからシロアリ予防剤を撒く(シートを敷く)必要がある。
- 基礎高さを高くすると(100cm)地震に弱い。
- 引き違いサッシは風を抱いて弱い。
- については獰猛なシロアリとは何をさして言うのか?もしイエシロアリだったらその根拠はどこにあるのか?建築基準法より厳しい住宅金融公庫仕様書にも、新潟県以北はシロアリ予防土壌処理をしなくても良いことになっている。この土壌処理は、イエシロアリ対策であり、新潟県はイエシロアリがいないことで、このような対策が標準化されている。ヤマトシロアリ対策であれば、地面から1m以内の木材に何らかの対策を必要とすると決められており、日本のシロアリ研究グループのホームページにも特徴がかかれている。このような知識不足による建築主の弱みにつけこむ方法は、押し売り商法、下手をすると脅かし商法と同じだ。
- 当方は、防腐防蟻の関係から基礎高1mを薦めており、それを地震に弱いなどという反論で返した。これはまったく根も葉のない話。構造計算をすれば済むこと。どこがどのくらい弱くなるか教えていただきたい。とっても天下のMホームさんの所長さんが言う話ではない。
- 気密性のことをお話するなら、「風を抱いて」などという話ではなくJIS等級表示があり、それを正確に伝える必要があるだろう。
この話をしたのは2×4工法最大手の○×ホームさんの営業所長さん。所長さんともあろう人がこんな内容を話されるのでは大手はたいしたことない。根も葉もない(デタラメ)ことで自社建物を良く見せたりして契約すると、「消費者契約法」によって訴えられますよ。
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○×ホームの基礎高100cm以上の現場写真。自分で否定していたのにいったいどういうつもりなの???
基礎断熱までして・・・。(建て主にする話とまったく違う)
その後続編
面白い現場を見つけた。上の写真がそうだ。
なんと!!当の○井ホームさんの現場で基礎高100cm以上ある建物を施工しているのだ。上の2.「基礎高さを高くすると地震に弱い」といっているメーカーが建てているのだ。どういった事なのだろう。
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