断熱気密性(換気含む) SSプラン(普及版)

どんな仕様なのか? Q値 0.99W/㎡K

天井はセルローズファイバーを450mm。K値0.11w/㎡K
壁は外断熱50mmに充填断熱100mmを組み合わせ。K値0.19w/㎡K
・床は基礎断熱としてフェノールフォーム120mm等でK値0.16w/㎡K
・換気設備は全熱交換型換気システム設置。
・開口部は樹脂3重ガラス、ペアアルゴンLow-E相当断熱サッシ K値1.7~1.2w/㎡K
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SSプラン(標準)と普及版の違いは、将来さらに断熱材を簡単に増すことができるか否か。

S仕様の緑の家は開口部(窓)から逃げる熱が全体の約45%にもなることから、断熱を強化するにはまず窓を樹脂の高性能アルゴンガス入断熱サッシで性能強化をします。又、換気による熱の逃げも大きく23%となるので全熱交換型換気システムを設置します。この2つの性能アップでSSプラン(0.99W/㎡K)の開口部から逃げる熱の割合は35%に、換気による熱の逃げは19%に減少します。
しかし開口部から逃げる熱の割合が35%と依然として高いのですが、これは緑の家が大きい開口部を使用しているからです。もっと小さい開口部を計画すれば逃げる熱も少なくなると考えられますが、日本の四季を考えるとあまり小さい開口はお勧めできません。全てのバランスが重要です。