● 緑の家は自然素材を多用します。
特に手足や脚の触れるところには無塗装の木を積極的に使用します。人間は五感で生活しており、その中でも触、匂、視 はとても重要で、その三つの感覚を満たしてくれる素材は無塗装の木が最適であるからです。なぜ無塗装で木を使うかはこちらをご覧ください。
● 緑の家は快適な生活を大事にします(超断熱)。
これは家の温熱環境を住人がコントロールしやすい家造りのことです。寒い時にはほんの少しのエネルギーで快適な温度が保て、むしむしする日には1台のエアコンでカラッとできる家であり、窓を開ければ風が通りやすい家造りです。このような家の構造を自然素材だけでは作ることは難しいので、家の目に触れない内部には合成素材(気密防湿シート)も使います。この素材なしでは温度差が20度もある家の内外の環境に耐えられません。20度の温度差はちょうど冷蔵庫内と部屋の温度差と同じです。
● 緑の家は安全を何より一番に大事にします。
どんなに自然素材が豊かに使われていても、また、古い立派な古民家であっても、地震で家が倒壊してしまうのでは家とは呼べません。緑の家は何よりも人命に直結する耐震性を最優先しています。その為、全棟国の定めた詳細な安全確認方法である「許容応力度計算」による構造計算をして、誰がこの家の構造に責任を持つか明確にします。この耐震性の強さは、住宅性能表示の「等級2」以上を基準として計画されております。
● 緑の家は耐久性や維持管理性を大事にします。
背の高い基礎には二つ理由があります。一つ目は薬剤に頼らない防腐防蟻を計画する為。二つ目は床下内を高くとり、メンテナンスを簡単にするためです。この独創的な構造は事務所設立以来、変化ありません。