このページは1998年11月に作成しております。
これからの標準 性能表示!!
住宅性能確保促進法案が、5/15に成立し、住宅に性能表示の基準ができた。
当社では、この表示を先取りして一年前から、性能を公開している。
まず構造であるが、部材(柱、梁)の一つ一つが、性能表示されている集成材を、
お勧めしている。地元の山の木を製材した杉柱も良いが、性能がはっきりしない。
(日本農林規格では検査方法がある)特に未乾燥材は、乾燥材に比べ、
強度が低く不安定である。このため、安全率を高くし、乾燥収縮による気密性
の低かを、考えた詳細を必要とするため、コストアップになる。
当社では、集成材による軸組工法を推奨。そこに”クレテック”と言う金物を使い、
軸組みの接合部の強度を高め、部材は構造計算をする。従来工法の軸組みは、
構造計算は殆ど無い事が多いため、設計担当者や、大工さんによってばらつきが
生じてしまう。
強度1.5倍の集成材を構造部材全てに。接合部には、従来強度の最大で2倍を持つ、クレテックを標準採用
設計図面に添付される性能表示表(O邸の場合) | |
断熱性(熱損失係数)Q値 | 1.5Kcal/m2h℃ |
気密性(隙間相当面積)C値 | 1.8cm2/m2以下(完成時1.0cm2/m2)実測確認 |
換気方法 | 第1種換気方法 全空間セパレート換気システム(高性能フィルター付) 0.4回/hか30m3/人・h |
耐震性 | 正規の構造計算積雪1mで算出(クレテックによる接合部の許容応力度算定とも) 層間変形角1/120以下、偏心率0.15以下 |
湿度制御 | ヒートポンプ、換気による |
ホルムアルデヒド濃度 | 0.08ppm以下(23度、湿度60%以下、換気システム強作動時居室において) |
採光通風性能(住居部分) | 居室開口率 37.44% 個々に検討 |
遮音性能 | T-1等級曲線以上の外部建具仕様 |
維持管理容易性 | 床下空間880cm以上、P.S.(パイプスペース) あり |
長寿社会対応性 | 住宅金融公庫基準金利レベル |
耐久性(主要構造部) | 白蟻予防方法:基礎断熱による床下室内化、基礎高1mよる薬剤に頼らない防蟻 |
避難安全性 | 居室に煙感知機の設置 |
機能性(住居部分) | 収納率 約19%(床下収納部分を含む) |
冷暖房設備 | セパレート型省エネヒートポンプシステム(COP4.5以上) |
このページは1998年11月に作成しております。
したがって2000年秋告示予定の内容と表現方法に食い違いがあります。