まず最初に行ったのが、新潟の冬の空気は乾いていることの証明。
グラフは昨日の夕方雨が降り始めてからの、外の湿度と事務所内の湿度を比べたもの。
相対湿度と言われる天気予報で紹介される屋外湿度は、夕方からどんどん上がり60%から明け方には95%になった。一方事務所内は、45%くらいで安定。これを見ると「やっぱり新潟の冬は湿っぽい」と言われそうだが、黄色の線と茶色の線があらわす絶対湿度(空気中の湿気の重量)はいつも事務所内が多い。特に人が働いている夕方は多く、人がいなくなる明け方には外部の絶対湿度に近づく。このように空気中の湿気は、雨が降っていても外の方がないのだ。新潟の冬の空気も外のほうが室内より乾いているのだ。
この乾いている空気が室内に入ると(所謂換気)もっと乾き、相対湿度が40%くらいで安定することになる。換気が多すぎたり、低気密の建物であると、壁を通して室内から室外に湿気が逃げ相対湿度が下がり、乾燥感を感じるのである。