「 2009年01月 」一覧

新潟 木の家 8年目の木の無塗装外壁 自然素材はやっぱりそのままが良い

 

写真は、無塗装の木の外壁がどんな感じで色が変わるの?というお問い合わせがあったため、8年後のK邸へ行って撮った写真(下)。K邸は中水、太陽光発電は勿論、太陽光温水、石油素材を極力排除したエコロジー住宅。雨どいでさえステンレス製。上の写真は新築時の夏のショット。勿論ノーメンテナンス。普通、ハウスメーjカーはこういう比較は絶対しないよね。経年変化の味はないからね。

さすがにウエスタンレッドシダーの南京貼り。元より濃い色の素材だから8年でもまだ黄色みが残っている。この感じを汚いと思いますか?私は素敵な感じと思います。

これからもどんどんグレー色になっていくのでしょうね?

おや小さな煙突が増えてますね。これはアトリエに薪ストーブを設置したため。益々カーボンニュートラルなお住まいに・・・。なんと昨年は太陽光発電による売電と買電の年間差額が+6,000円と言う結果。月に換算すると電気代500円。特殊なケースとはいえすごいですね。

色がまだまばらなところもあるが、塗装した外壁が取れかかったような感じと違い、ナチュナル。

私がいつも申し上げている通り、木を外部に使うときは必ず屋根の下が基本(アイアンウッドを除く)。だからK邸も屋根のないバルコニーは、ガルバニュームのような朽ち難い金属類を使う。これも基本。8年たってもこの部分は変化なし。


新潟 「緑の家」の工事監理中に・・・。感動の朝。

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煌く朝です。

今朝工事監理を行っている、三条市下田地区に行ったとき、(同じ地域に当事務所もあるのであるが、)全く風景が違う。すべての木々の梢に白い針がついている。市街地では全くないのだけれど、数キロ東へ走るとそこは別世界。

息を呑む景色。雪で木に綿帽子がかぶる光景はよく目にするが、氷の小さな剣で木々が真っ白になるのは、この平野部ではとても珍しい。

2番目の写真はたぶんケヤキ。この枝の繊細さに、さらに繊細な氷の剣で煙がまとわりついたような・・・。電線が邪魔だったけれど、あまりに美しかったのでそのままパチリ。幻想的な光景。

下田地区は、昔から環境を大事にしている。その代表例が、下の側溝。普通はコンクリートで固めてしまうところなのに、いまだに自然石の堤防。コケがところどころ生え、流れるその水が透きおる。むかしから変わらない。これが街中を流れているのだからすごい。この水で取れた野菜の下洗いを行う大事な生活中水。だからこそ、下水道もいち早く設置され、この中水を汚さないようにしてる・・・と感じる。

Sdim3944 さて、今日の工事監理はこの寒さの中、擁壁のコンクリートの養生具合を確認。しっかり養生された擁壁は、周囲の水こそ凍りついているが、擁壁の接している水溜りは、凍っていない。一安心。表面をチェックして見ても問題ない。よし!これで地盤改良し、基礎工事に移れる。今年は今のところ雪が少なくて助かる(困っている人には申し訳ないが・・・)。

感謝!!


無断房住宅、ゼロエネルギー、200年住宅は耐震偽装匹敵か?

たまたまこんなブログを見つけた。住宅研究者では有名な鵜野日出男氏の元旦のブログ!!

そこにはきっぱり、「200年住宅も無暖房住宅、ゼロエネルギーも耐震偽装に匹敵。」

詳しくはここのページをご覧ください。無断房住宅やゼロエネルギーと言って販売しているほとんどが偽装。200年住宅に至っては「官製偽装」ときっぱり言い切っている。そういえば私の恩師である先生も「ゼロエネルギー住宅」で販売しているセキスイハイムの担当者に、3年以上前から「いんちきだ」と言っていた。太陽光発電は初期投資がとても大きいので、ただ単にエネルギーの先払いをしているに過ぎないと。

ここまできっぱり言って頂けると気持ちが良い。私もそう思うし、先回の私のブログでも「新潟では無断房住宅はありえない。」と明言している。住宅が日本の数倍の期間使用(イギリスでは100年は当たり前)される先進諸国でも、200年住宅と言って「販売」している国はない。なぜ日本のような取り壊し平均寿命が30年と言う住宅後進国が200年住宅などと国をあげていえるのだろうか?カナダや米国から住宅を輸入することはあっても、輸出することはない住宅後進国なのに・・・。悲観的意見ではなく、客観的にみると、他国からはそう見える。そういうことである。 家を愛する、愛される、その仕組みを考えて初めて200年メンテナンスされるはず。有名な神社、仏閣のような信仰心と同じ位、その家を愛する気持ちでもなければ、継続することはできない。田舎の古い民家が100年以上あったのは、そういう気持ちに家族、一族がなれる仕組みがあったから。・・・だと思う。


新潟 高気密高断熱での暖房 ペレットストーブ編

これは事務所で使っているFF式石油ストーブ。FF式と言うのは、燃焼ガスと燃焼のために必要な空気を強制的(電気ファン)に外気から取り入れ、屋外排出する方式。室内の空気は一切使わない。

ファンで行うため、煙突はなくても燃焼する。木や灯油が上手に燃焼するためには、安定した空気の供給が必要。だからファンのない(電気を使わない)ストーブには高さがある煙突が必要。

写真は、上のストーブの外部に出ている給排気口。暖房能力7kwと、小さな薪ストーブ並みの能力であるが、こんな小さなものが外にちょこっと突き出ているだけ。ちなみにこの部分はサッシ窓部分で、ガラスの変わりにアルミの5mm程度の板をいれている。こんな簡単に設置できる。

上の写真のストーブはかれこれ18年位使っている。実は10年位前まで拙宅のメインストーブであったが、海の傍では、頻繁(1年に一回)に壊れるため三条に設置されることになった。三条にきてからは一度も故障はない。ただ何回も修理したため、パッキンが甘いのか燃焼ガスの匂いがうっすらとする。怖い・・・。

さて、本題に戻るが、前のブログでも紹介したとおりサンポット社のペレットストーブは、高気密高断熱住宅と相性が良い。高気密高断熱住宅では、連続暖房が基本なのでペレットストーブのように連続稼働時間が長いものは良い。加えてFF式ストーブなので設置が楽。上の写真のような給排気口がちょこっと外部に出るだけ。女性でも十分管理できる。ペレットストーブの欠点だったファンの大きな音は小さくなった。と言うのはこのストーブの消費電力はなんと43W。通常ファン音は消費電力に比例するので他のペレットストーブが200Wくらい※だとすると、その1/5ぐらい。これはすごい。またうれしいオーブン機能(写真上の取ってがある内部)もあるので、いかにも火を使っている感覚。さらに発生熱が最大で4.7Kw 、最小で1.7kwと少なめ。これが高気密高断熱にバッチGOO。ご存知の通り、高気密高断熱住宅では、そんなに多く熱はいらない。その分消費電力が少ないほうがとってもありがたいのである。中で運転すれば朝起きるまでずっと燃焼可能。これは便利。

(2009.02.01加筆 デザインがいまいちだ!とのご意見多数・・・。確かにちょっと・・・重みがないかな。)

Q値が2.0W/Km2の緑の家であれば、述べ床120m2の家でも

2×120×20度の温度差=4.8Kw

あればOK。万一足りなのであれば、エアコン補助暖房のほうが安くつくし、熱発生は分散したほうがムラがなく快適。このストーブはとてもお勧め。ちなみに価格は35万+施工費5万くらい。少し高いけど薪ストーブ90万位に比べると半値。ただし、薪ストーブのような揺らぎ炎は難しいし、停電時は使えないことがデメリット。

※200Wの連続24時間駆動だと電気代は、

0.2×25円×24h=120円→3600円/月

に比べ43Wでは 774円/月

同じ暖かさでこの差は大きい。


新潟では無暖房住宅はありえないか?Q1.0住宅は?

寒い日でしたね、今日は。この寒さで早朝の道路は「キョロキョロ」(方言です。つるつるの最上級のこと)。仕事に向かう最中に道脇に車が3台ほど雪のなかに突っ込んでいたのを見て、私もスピードを抑えるべくアクセルから足を離した瞬間、後輪がドリフト・・・。右へ後輪が30度近く触れ、全逆ハンを当てさらに今度は左へ20度、これも逆ハンをすかさずあて、最後に左へ10度くらい・・・。何とか持ち直しました。この間50m位2車線を使いドリフト走行。無事無傷でした。

さて、無暖房住宅とは、暖房機がなくてもお日様の日射、人や待機電力などの日常発熱だけで快適な温度維持できる住宅の事を指します。暖房しない住宅ではありません。(笑)
この定義にあてはめると、新潟県では、無暖房住宅は限りなく無理とわかります。つまり仮に計算上の熱損失係数が0.99W/Km2という非常に高い数値の家があるとします。そこには3人住まい、広さは30坪の家とします。するとこの家が外気0度のとき室内温度20度を維持できる熱量は、
1.0×20度×100m2(30坪=約100m2)=2000W
となります。つまり2000Wの熱を室内で発生させないと室内を20度にできません。ところが一般的な住まい方をすると、人は100W/人、待機電力は多くても400W/件、その他発熱が多く見て200W あったとしても合計は3×100+400+200=900Wです。
2000Wの半分にもなりません。ここでは日射の取得をいれてません。というのは、冬季新潟県の平野部では、お日様が1週間ぐらい顔を出さないことは普通です。かりに顔を出したとしても、市街地では太陽高度が低いため、窓から有効に入ることは少ないことでしょう。
関東では日が差すほうが普通にあるため、無暖房住宅はできると思いますが、日本海側の平野部では無理なのです(スキーに行くとわかるのですが、意外と山のほうが晴れ間が多くあったりします)。日常発熱900Wでは、熱損失係数が0.4W/Km2以下の家でないと成り立ちませんが、現時点の技術では価格的に不可能です。でも最近は無暖房住宅と呼んで売っているメーカーがあります。これをどう考えるか・・・。「アガリスクががんを直す」と同じ販売方法のような誇張販売と思います。・・・が皆さんいかがお思いでしょうか?もちろん、当方も熱損失係数0.99W/Km2以下の住宅はとてもお勧めしますが、誇張して宣伝することはしておりません。さらに窓を補助部材(ハニカムサーモ)で閉めた場合だけで計算するのは、現実ではあり得ませんから・・・。
新潟県はこの丸2日間ずっと曇ったり吹雪いたりしている新潟県の平野部。お日様は顔出しません。こんな時こそ気温は低く今日は‐4度。20度維持するのには2400Wのエネルギーが最低必要です。木造住宅の蓄熱などたかがしれてますので、熱損失係数0.99の家の室内温度は、10度から13度でしょう。普通なら寒くて居られません。これを無暖房住宅と呼んでいいのでしょうか?

Q1.0住宅はそのコンセプトが違うので次の機会に説明をします。


ペアガラスの寿命は・・・?


今日の朝の寺泊の海。荒れてます。昨日は気温10度近くまであったのに今日は0度。その差10度・・・。波が白く泡状になり凍って吹き付ける拙宅のダイニングの窓。こんな暴風雪が吹きつける西側ガラス窓だけれど無論結露はない。このペアガラスはYKKのプラマードの標準品。

18年前の設置当時は10年たつとペアガラス内の乾燥空気のシールが切れ、内部ガラス面で結露するという噂が広がった。今のところ大丈夫だが、私のお手伝いした家では完成の数年後にその現象に見舞われた。勿論交換となったが、それでもその保証は10年で今販売されているペアガラスの商品も同じ。窓は明るさの取り込みと視界確保、通風の3つが機能となる。その一つの視界の確保がだめになる内部結露は、やはり20年くらいは確保してほしい。特に最近のペアガラス(LOW-Eアルゴンガス入りなど)は高価。簡単に取り換えなどとはいかないと思う。


木造伝統工法は地震に強くない??強い?

赤字は2008.1.27に加筆

上の写真は、日系ホームビルダー2月号の記事の写真。

記事と写真によると、所謂補強金物とスジカイを使わない伝統工法の耐震性を公的団体が研究調査したということ。たんてきに結論から申し上げると、地震に対しては「普通」だった。(特別弱いわけでもない)

※・・・伝統工法とは、補強金物や布基礎など使用しない工法。最近ではほとんど建築されていない。今の木造は在来木造軸組みと呼ばれ区別される。しかし今でもお寺や神社、一部の民家として建築される。一般の木造の仕様規定に当てはまらないため、全て限界耐力計算などの難易度の高い構造計算が必要。ただ単に丸太梁等を使った在来軸組み工法の家とは全く違う工法。

この実験の伝統工法は、通し柱150mm(一般では120mm)、普通の柱120mm(一般では105mm)、筋かい代わりに、土壁(貫工法)の仕様となっている。写真でもわかるとおり伝統工法でも外観などプランのバランスは今の住宅と同じような総2階建てとなっており、偏心率は0.3(偏心とは建物重点と強度の中心のずれのこと)以下となっている。柱は基礎に緊結されておらず、石に穴をあけその中に土台、柱の一部をさしてある。

震度7の地震力を与えて壊れ具合を見ると、1階の柱が折れ傾き、法的には倒壊との判断。実験した団体によると、建築基準法で定められている土壁の壁倍率をおおむね満足しており、ほぼ予想通りとの事。

これより判断できることは、伝統工法だから特別な耐震性ではないということ。逆から見れば、柱が一般より多少太く、土壁という金額のかかる家(3割以上高い)であっても、耐震性は普通の家とかわらない。いかに今の在来工法が倹約(最小部材)してできているかということがわかる。工場でその多くを造るミサワホームなどは、その柱などの構造部材のが在来工法よりもっと小さいのでその最小断面の芸当は「芸術の域」に達している。

この実験棟の伝統工法は、一応構造がわかっている人がプランしているが、地方ではもっとバランスの悪い伝統工法と在来工法を2で割ったような家がある。そんなものの実験も必要かも知れない。どんな工法であれ、自由プランであれば最終的にはその設計者の構造思想で強さが決まるとも言える。

では、伝統工法のメリットとは何だろうか?それは金属やコンクリートに頼らない正真正銘の「エコ住宅」であるということ。建物のそのほとんどが、土と木、石でできている。まだ金属精錬加工技術やコンクリートが存在しなかった時代からある技術なので、当然と言えば当然。したがって解体時にはすぐに土になるすばらしい工法。そしてエコには必ず高コストがついてくる。コピー紙もリサイクルペーパーのほうが新紙より高いのと同じ。手間が掛かるのである。それが一番の問題・・・。

PS・・・伝統工法でも「暖房」するなら「高断熱高気密」は必要。これは12年間も当HPでご説明してきた。寒いところには、今の文化では「人は住めない=手放す」 と言うこと!建てた本人は我慢できるかも知れないが、その家を引き継いだ次の世代が同じように我慢できるとは限らない。だから高齢者が住んでいた「古民家」が売りに出され暖かく改造して建築されている現実がある。


新潟での高気密高断熱住宅(基礎断熱工法)とシロアリ

昨日NHKのクローズアップ現代で、「マイホームが危ない!(アメリカカンザイシロアリ)」と言うテーマの内容で放映されました。(←1月19日放送) 写真は拙宅庭にいるヤマトシロアリ

カンザイシロアリとは、その名の通り乾いた木材を食べる分散型シロアリです。外来種で日本にはいなかった種です。この乾いた木材を食べることと、分散型というところが、今までに日本にない種で駆除を厄介にしているのです。乾いた木材を食べるシロアリなら日本にも獰猛な「イエシロアリ」がいます。このイエシロアリは大きな巣(コロニー)を持つ集中型です。大きな巣には数十万のシロアリがいるため、短時間(数年で)で大きな被害を与えます。しかし逆に集中型なのでその巣を除去できればきっちっと駆除が完了します。ところが、分散型のカンザイシロアリは至る所に小さな巣をを造るので、一箇所集中的に駆除できません。ほとんどの巣を駆除しても家の中で一箇所でも巣が残ってしまうと、再びあちこちに巣が造られるらしいです。そしてこのシロアリは新しく巣を造る時季が、今までの日本のシロアリのように年1回だけではなく、条件さえ揃えば年に何回もあることが、駆除をさらに難しくしてます。

そこでNHKのこの番組では、「ほとんど今は打つ手なし」のような印象を与えております。このシロアリの原産国のアメリカでは、燻蒸処理と言って一軒丸ごとテントで梱包して殺虫処理するそうですが、住宅密集地のある日本では良い方法といえないそうです。つまり、仮に隣に既にカンザイイエシロアリがいたなら、そのお宅も一緒に燻蒸処理しないと、数年で再び食害にあうそうです。その隣にもいたら、又さらに隣にいたら・・・となり地域一体で処理しないと効果はないそうです。さらに燻蒸処理には100万/件以上のお金がかかり、費用面でも簡単にできないそうです。

NHKのゲスト解説者は、「建築基準法の改定も必要。現在の地面に近いところだけではなく、屋根まで含めた防蟻処理予防が必要、更に加害された木は大きな穴が開くため、今までと違う被害が出る」と言ってました。これを鵜呑みにすると木造住宅の根底を覆しかねないお話です。全てが防蟻処理された木材の中で暮らすことが想像できません。いくら人体に害が少ないとは言え、防蟻剤はシロアリを殺す力を持っているので、人体に無害、環境に無関係とはいえません。それに木製家具にも巣を造るらしいとのこと。テーブルや椅子にまで防蟻処理をするのでしょうか・・・?

アメリカカンザイシロアリの駆除については研究段階と言うことです。この問題は国が統一的基準を造り、いち団体や、ハウスメーカーで対応させる問題ではないと感じます。しかし気になったのは、NHKは怖がらしておいて有効な解決策はなしという終わり方。以前も同様な指摘がNHKのクローズアップ現代にされてましたが、NHKは唯一の国営テレビです。もう少し掘り下げてしっかりと国土交通省への聞き取りも行い、あんに国民を不安がらせる様なことは慎むべきと感じます。

ある有名なシロアリ駆除業者のサイトでは、「カンザイシロアリは食害スピードが遅く、食害も大きくなく建物に致命的な被害を与えることが少ない。まず専門家に相談」と書かれてます。NHKの「大きなが空き、今までと違う被害が出る。」という印象と違うような感じですが、どちらが正しいのでしょうか?専門家の間でもオーソライズされていない害虫を、住宅の総責任者の設計者はどのように判断すればよいか苦慮してます。しかし一般的に家内部進入は、基礎通風開口部(基礎スリット)から入りやすいとの事。と言うことは緑の家の「基礎断熱工法による無開口基礎は、近隣からの飛翔であれば家内部に入りにくい構造ともいえる。かな?

今のところ新潟県ではまだ被害例がありません。よって私の歯切れが悪く「・・・だそうです。」の表現が多くなりました。


新潟市 小新の 住宅(高断熱高気密自然素材)見学会にお越し頂き感謝します。

17日18日にお越し頂いた皆様には、感謝したします。特に建て主様のご友人様には大勢お越しいただきまして、改めてお礼申し上げます。

上の写真のとおり、日曜日もこんな晴天で行われました。熱反射ガラスに青空がびしっと写ってます。

さて見学会で次のことを学びました。

1.晴天で室内温度26度(相対湿度30%)近くになる急激な温度変化環境では、「性(しょう)」の悪い自然素材の無垢の木が悪さをする場合がある。お越し頂けた方に説明が難しい・・・。

2.緑の家は、耐震性、耐久性、メンテナンス性、快適性、触感、臭感、ローコストのバランスの良い仕様。従って、すべてに高次元である部分に特化していないことの説明の難しさ。

3.無塗装の床はやはり良い。

です。

1.はなかなか難しい課題です。「緑の家」では、造作材(窓枠、扉枠)に杉のKD材18%以下を使っております。KD材とは乾燥材という材料で、特に釜で人工乾燥させた材料のことです。ですが、中には乾燥しきれない部分があり、それがこの急激な温湿度変化で乾き、反ったりしてしまうものがあります。通常は1件で1本くらいですが、時には2から3本くらいあり、見学会中におこると修正ができなく苦労します。なるべく性のいい木を使ってほしいのですが、こればっかりは、材料を製材する場面にいないとわかりません。

3.はお越し頂いた方に伺ったのですが、その方は8年前に家を建てやはり無垢材の床にされたそうですが、表面に「柿渋」を塗ったそうです。それはそれで気に入っていらっしゃるのですが、やはり8年くらいでところどころ剥がれてきて、まだら模様になっているらしいです。柿渋は床に色をつけているので、剥がれるこのころが一番見苦しいころです。ヒノキの「無塗装床」では、その時期が1年未満にくることが多く(多くが水しみによるもの)、艶が出てくる2から3年後から安定します。どちらがお好みかでしょうか?やはりそのままが私は好きですが、茶色系を望まれるか方は、やはり着色が選択肢の一つでしょう。金額が高くてとも良いとおっしゃるかたは、こんな色付無垢床もあります。


冬の見学会で悩むこと。

今日見学会にお越しいただけた皆様、ありがとうございました。
晴れている時間が結構ありましたが、気温は低めで寒い一日でした。
さて、冬の見学会で悩むことがあります。それはスーツやジャケットを冬物にできないことです。見学会の家は、どの空間でも23度くらいあり、冬物ジャケットでは汗をかくので、春夏ジャケットでご案内します。が、一歩外にでるとそこは厳寒の冬真っ只中。見た目にもギャップがあり過ぎるので困ります。
さて、今回の家では太陽光発電パネルが設置されていますが、今日の最高発電量は何と11時頃に3.0kwを記録。定格出力3.0kwの出力どおり発電しました。私が見た時は2.69Kwで、噂どおり気温が低いほうが効率は高い感じがしました。下の写真では、発電量2.69kwで消費電電力1.78kw(照明とエアコン)。その差0.91kwを東北電力さんに売電しているところです。


再びNEDOの補助金復活!!そして明日から見学会!!

今年度最後の補助金が再び公募された。昨年12月に補助金で復活したものであるが、予想通りその応募が少なく(条件である性能表示の申請が業者から嫌がられる)予算が余ったので三度の公募となった。エコキュートの今年度補助金も終わり、太陽光発電の補助金は、通常21万のなか、このNEDOの補助金はその5倍(100万)は受けられる。

過去にも数回ご案内しているが、オーブルデザインの「緑の家」はほぼ標準仕様で、補助金100万以上を受けることが可能。さらに、この補助金の条件である、性能表示申請においては、耐震強度は避難施設並みの強度を国が認める「等級2」を、100年近く大規模補修なしを認める最高ランクの劣化等級3を認められる。 詳しくは当HPトップから上のマークアイコンをクリックして、条件をご覧ください。今回は施工期間が短いのでお急ぎを!!

明日の見学会はこの補助金を受ける住宅である。勿論、避難施設と同等の耐震強度がある性能評価の耐震等級2という性能。

普通このくらいの強度ともなると、窓が小さくなって、暗くなったりするのが多いが、そこはオーブルマジックで大変明るい。家中暖房も行っているので裸足で歩いても暖かい。明日は19時ぐらいまで行っているので、是非お立ち寄りを。m(_ _)m


除雪機を譲りました。

オーブルデザインが借りている駐車場は6台ほどあるが、2年前まで小型除雪機によって除雪していた。しかし数年前からとても体がついていかなくなった。エンジンで動く除雪機であるが、やはり転回や硬い雪の場合力が必要。雪かきの次の日に体が必ず痛くなる(朝一番に行うため、私がいつも除雪するのである)。同じ除雪機を使う義兄さんは私よりも3つも上であるのにぜんぜん平気みたいであるが、私はどうも腰がついていかない。そこでお隣の会社さんから地下水を分けて頂き、融雪することにした。となると除雪機が必要なくなるため、メンテナンスをして頂いているバイク店に引きとってもらおうとしたが、お金が1万程度かかるらしい。まだ動くのにお金を払って処分するのはもったいない。そこでオークションに出品した。その前に義兄さんにお譲りしようとお声がけしたが、2台もいらないというお返事。

昨日の夕方始まり価格10円でスタート。長引くものいやだったので即決価格5000円としたら、なんと1時間で即決した。確かに年数の割には調子がいいし、なんといっても可動品。落札してから他の類似オークションをみるとジャンク品は1万以下だけれども、可動品はどれも数万以上。まったく不思議であるが、町の販売店では1万払うし、オークションでは1万以上で売れてしまう。ネットがあると不用品でもごみになりにくいかも知れない。

ヤマハの除雪機さん。25年間本当にご苦労様でした。新しい土地山形県でもうひとがんばりです。


法律厳守とは・・・。家の構造で補強金物を使わなくてもよいか?

木で作る家の構造は次の4つになる。①在来軸組み工法、②2×4工法、③丸太組み工法(ロッグハウス)、④その他(ハウスメーカーや、ラーメン工法など)
木造2階建でふうつの大きさであれば、行政のチェックが必要ない。ということは「構造に関して確認申請で第三者のチェックがされない」ということ。各設計者(建築士)が責任を持つと法律で記載があるが、まったく無法地帯ではない。①の在来工法では必要な壁を設けて、木と木の接合部には決められた金物を使わなければならない。この金物が補強金物といわれる。さらに構造の第三者チェックが必要なら、「性能表示」を取得すればよい。

ところがこの補強金物を勝手な思い込みで省略できる(している)建設会社もいまだにある。金物の省略は構造計算で確かめられた場合や、実験で確かめられた限る。したがって「この工法は昔ならの大きい丸太を使う伝統工法だから、ほぞに込栓で大丈夫」ということだけでは法律違反となる。
数年前にアガリスクががん治療に効くと販売して検挙された健康食品会社が数社あった。日本憲法で「表現の自由」が保障されているので、各個人が自分の思いをどのように表現しても罰せられるこてはない(他の人に迷惑をかけることはNG)。だから個人として「この食品はがん治療に効く」と言ってもよいが、それを販売目的で使った場合は問題がある。朝のテレビショッピングでは、メーカーが良いと言っているのではなく、買った人に「体調が良くなった」と言わせてぎりぎり法律をクリヤーしている。アガリスクががん治療に効くと言って販売したら、薬事法違反と詐欺になる可能性がある。というのはアガリスクが公の評価でがんの治療に効果があるといえないから。日本では、根拠のないことで消費者惑わたり、だましたりして販売した場合は詐欺に当たることがある(経験上大丈夫や安全では、根拠にならない。そんなことを許したら、詐欺が横行するから・・・)。
住宅も同じで、「経験で大丈夫」とか「昔ながらの伝統工法」ということでは、根拠にならない。特に安全性の最重要性能の「耐震性」においては、勝手に補強金物を省略することはできない。だから丸太木組を見せることで有名な中堅建設会社も使いたくない補強金物を使っている。木で上手に隠してあるが、省略できる根拠がないので法律を守らなければ、「違法建築」になるということを分かっているから。

あなたは、愛する家族が住まう家の安全性を、多数の学者たちがプライドかけて作った法律と、建設会社一個人の判断で決めた安全性の決まりと、どちらを信じますか?無論オーブルデザインは、前者で法律は厳守します。

この写真は、当事務所で手がけた古民家再生時の補強金物の様子。こんな木組でも根拠が確保できない場合はまず法律を守ることが重要。


外壁が無塗装の木の「緑の家」が着工② 冬外観

久しぶりに寺泊に雪が積もった。18年経った家の庭が薄っら雪化粧となった。

木の外壁はすぐに乾くので写真は乾いた時の色。濡れると木の幹に近い色になる。私は新品の木の外壁色よりこちらのほうが好きだ。

昨夜の寺泊は風速10m/sの暴風雪。気密性が1.0cm2/㎡以下の拙宅でもこの暴風では結構漏えい換気が増える。

上のグラフは昨日のリビングの床の温湿度の移り変わり(測定器は床上に直接置いた。ということは床温もほぼ22度ある。このくらいあると裸足でも問題ない)。結果は夕食時には水蒸気が多く出たことと、外気温がまだ高かった為、湿度は45%くらいだった。夜から外気温が氷点下となり、風も強く乾燥した空気と漏えい換気もちょっと増え、就寝して水蒸気発生も減ったため、湿度は40%を下回った。少し乾燥気味であるが当家族は特に問題はない。深夜湿度が少し上がるところがある。これはある事情で床を水ぶきしたため。敏感な測定機であることがわかる。

拙宅では寒がりが多いので、夜でも22度前後で寝ている。布団から多少出ていても問題ないくらいの温度だ。ちょっと贅沢であるが、家自体が小さいのでエネルギーはそう多く使わないので許していただきたい。グラフ中、系列1,2は湿度、3,4は露点温度、5,6は温度。各二つデータがあるのは、同じところに置いた測定器のデータを比較するため。ほぼ同じデータが得られて安心した(違っていたら測定値の絶対値が正しくない可能性がおおきいため)。

欅の細い枝に雪が積もったときの美しさは、桜の満開と同じように感動もの。しかも雪が音を吸音するので無音の静けさ。無塗装の木の外壁が温かみを与える景色となる。

左側が車庫、その上が菜園となっていて、外階段で上にあがることができる。この暴風でも今のところ菜園に植えられたブロッコリーは塩もみにならない。潮風よけの壁と屋根を昨年作ってよかった。(o^-^o)


外壁が木の「緑の家」が着工①

ターシャ・デューダの家に憧れ、昨年から薦めてきた外壁に木を採用した「緑の家」が三条市で着工した。外壁が木の家は、「緑の家」が目指すお勧め外壁である中霧島壁と双頭になる素材。加えて建設地の地域性を加味した耐雪2mを確保。完成がとても楽しみである。また、同じ三条市で内部のインテリアがターシャ・デューダ風の家の着工も間近。こちらも楽しみである。

写真は拙宅の外壁と玄関戸部分。同じ時期にリフォームで新調したが、ご覧の通り外壁は、グレーになって来ているが、玄関戸はリボスオイルふき取りを2回したのでまだ新品の色を残している。これだけで見ると、オイルふき取りがよさそうに見える。がしかし、近くで見ると、玄関戸のほうはところどころグレーのまだらがありなんとなく表面もやわらかさがない。これを見て家族は、「やっぱりオイルをふき取りしなければ良かった。無塗装の木の感じのほうが良い!!」と言う。確かに私もそう思うのである。ではなぜオイルを塗ったかと言うと、玄関戸は可動する部分。一方外壁は固定部分。可動する部分は、自然素材の特徴である木の伸び縮みがあると、可動に支障きたしてしまう。そこでこの厚さ60mmもある木の戸(スェエーデン製)は、ある工夫がしてある。それは表面が無垢の木が貼ってあるが、中は断熱材があり1mm程度のアルミ板が2枚入っている。表面の木の厚さは数ミリしかないので、劣化をなるべく防止したい。この薄い木を長持ちさせるため、質感と見た目より耐劣化を選んだ。

更に玄関戸こだわりは、玄関戸のガラスがトーメイであること。日本の住宅玄関戸に使われるガラスは99%不透明。しかし思い出してほしい。数十年前、木の外壁が主流だったころの家の玄関戸は、トーメイだった。一部下のほうは曇りガラスのところもあったが、多くはトーメイガラスだった。そういえば米国のドラマに出てくる普通の一戸建て住宅の玄関戸(内開きが多い)はほとんどがトーメイガラス。鍵を開ける前に相手の顔が見えるというもの(だからついつい、バルコニーの戸と勘違いして見ている)。このわけは、米国の普通の一戸建て住宅の多くが、建物の前に庭がある。その綺麗な庭も見えるという事を優先しているのであろう。前庭があると言うことは逆に道路からは距離があるのでトーメイでも問題ない。米国でも集合住宅ではガラスすらなく、完全に防犯性にウエイトをおいている。日本でも集合住宅は防犯性が大事。勿論、玄関戸の外は、廊下だけだから「見える」必要性がない。そう考えるとせっかく綺麗なアプローチがあるなら、玄関戸はトーメイが良いのではとなる。特に小さな敷地ほどせっかくのアプローチを緑で飾り活かすなら玄関戸のガラスは、トーメイがお勧め。特に南向き敷地に建つ家は、南側にお庭が配置されるので、そのお庭を楽しむことができる。この考えが極端になると、南のバルコニーサッシが玄関をかねる家になる。無論、ガラスが大きくトーメイであれば、玄関内も明るい。気をつけることは、ガラスが大きい場合は、強化ガラスか防犯ガラスがよい。

写真の玄関戸のガラスを見てもらうとわかるとおり、ガラスに景色が反射して、中が見えない。そうこのガラスは3層になっており、第一層目が強化ガラス、二、三層目が金属膜コーティング複層ガラス(所謂ハーフミラー)であるので、昼間はそのままでも中が見えにくい。夜は見えるのでカーテンか、プランに工夫が必要。既にこの扉で5棟の実績があり評判は良い。


太陽発電、CO2を38%削減するローコストなエコ住宅の完成見学会

2階にある造り付けの手洗いです。配管まで綺麗にデザインされたかのようです。これでもローコストなのですよ。ボール本体は1万弱。水栓は1.5万、配管類など2.5万、カウンター1万です。つま先が入るスリットもあり、よく機能を考えてます。

本題ですが、小新S邸が完成したので見学会を行います。日時場所はこちらです。

Sさんは、小さなお子様が2人いらっしゃいます。そのお子様に自然エネルギーやエコの大切さを実践したい。そのためにも「太陽光発電」は是非設置したい!!との強いご希望で、予算オーバーにもかかわらず、別予算を組んで設置した、とても高い志の建て主さんです。当事務所も少しでも役にたてればと思い補助金を探し、NEDOの補助金が運よく当てはまりました。さて補助金には規定があり、申請の条件が家の性能表示申請が義務でしたので、無論申請しました。ただ申請するのは簡単ですが、やはりそこは設計事務所。耐震性や耐久性にこだわりました。

当事務悪所の「緑の家」は、ほぼ標準仕様で耐震等級2、劣化対策等級3(最高ランク)です。耐震等級2とは、災害時避難施設となる学校や病院と同じ耐震強度があります。耐震等級の最低ランクの等級1とは大きな差があります。また劣化対策等級3とは、90年間大規模な修繕が必要ない高耐久住宅です。また次世代断熱基準より1.25倍優れた断熱性能、維持管理しやすさも最高ランクと、ローコストで基本性能は最高を取得してます。どうぞお越しください。土曜日は19時までお待ちしております。


ペレットストーブと薪ストーブ?高断熱高気密住宅との相性は?

緑字2014.01加筆 修正

赤字小文字2009.01.12加筆

ペレットストーブという暖房機が知られるようになってきた。ペレットストーブとは、木のくずなどを圧縮して燃料として使うストーブのこと。このペレットストーブのメリットは2つ。再生可能な燃料を使うことと、カーボンニュートラル(人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量と言うこと)。この同じような特性をもつ暖房機としては「薪ストーブ」がある。薪ストーブとちがいは、電気を使うかどうかということ(一部ペレットストーブは電気を使わないが、逆にペレットのよさがなくなる)。

ではペレットストーブと薪ストーブを比べたときのメリットとデメリットは・・・

ペレットストーブのほうが優れる点として、設置が簡単(施工費が小)なものが多い。これは電気による送風気を使って、燃焼空気を強制的に給排するため、煙突がなくてよいため。薪ストーブの最大の欠点である設置経費は煙突にあると言っても良いくらい高い。次に電気を使って燃料を定期的に補給するため、燃焼時間が長い。薪ストーブは、薪を人が必ず投入する必要があるため長くても1~2時間に一回程度薪を入れる必要がある。ペレットストーブは、機種にもよるが数時間から数十時間に一回で済む。加えてペレットの保管が薪と比較して楽である。薪ストーブは薪が綺麗ではないので床が汚れる。

私も2012年から薪ストーブユーザー。土間に設置される薪ストーブは相性抜群

薪ストーブがペレットストーブより優れている点は、先ほどの逆で電気を一切使わないと言うこと。ペレットストーブは機種にもよるが比較的大きな消費電力(100W~300W )である。(国産機種で消費電力50Wの物を発見。さすが国産のサンポット!)この電力の大きさは、同じ発熱量のFF石油ストーブの3~5倍程度になる。だから実際はペレットストーブはカーボンニュートラルではない。しかし薪ストーブは名実ともにカーボンニュートラルである。燃料費はこの電気代を加算すると同じくらいになるはず。次のメリットは、炎が美しいと言うこと。美しさには人それぞれの基準があるが、電気を使うペレットストーブはファン音がうるさくて、炎を純粋に楽しむことが薪ストーブより劣る。加えて、薪の炎とペレットの炎は感じが大きく違う(私はやっぱり薪ストーブの炎が良い)。

結論は、FF石油ストーブの代わりとしてペレットストーブはお勧めとなるが、薪ストーブの代わりにはならない。特にFF式ペレットストーブは、高気密高断熱住宅とは相性がとてもよい。よほどでない限り市街地でも設置できるでも(ただし住宅密集地では設置不可)。薪ストーブは無論、密集した市街地では、匂いや煙で近所からクレームを受けるが、まだ燃焼が安定しているペレットストーブは、この点は少し優れている。

しかし薪ストーブが高気密高断熱住宅にふさわしくないかと言うと、とてもふさわしい!!但し外気導入タイプか、それと同じようなシステムを考えないと、レンジフードを使ったとき、煙が逆流したり、せっかくの高気密での計画換気が崩れ、エネルギーロスを多く生む。高気密高断熱住宅と言いながら、完成時気密測定をしていない家なら問題はないかも知れないが・・・。

ちなみに灯油が100円/リットルであれば、ペレットと同じコストパフォーマンス。灯油が75円/リットルならペレットが灯油より1.25倍高い暖房費用となる試算(発熱量あたりの単価)がある。今現在では灯油のほうが25%以上安く暖房できる。

さてあなたはどちらがお好みですか? 


新潟、海、家、冬、自然

今日は久しぶりに穏やかな海。朝の空は西の空が光り輝いている。地元の人が家を造るとき、西である海にはなるべく窓を設けないらしいが、拙宅や、他の地域から移り住んできた人は、やっぱり西にも窓を大きくとる。(夏の西日対策は、浜茶屋のようなすだれが海に似合う。)このような景観を毎日感謝してみるため。

海の近くに住んでいると、冬の海も素晴らしいということを教えてくれる。写真2枚目と3枚目は昨年のショット。テレビではよく目にする「波の花」。風に乗って国道まで舞ってきて、まるで桜吹雪のようになる。


新潟、海、家、冬、自然 お正月、瓦屋根など色々

26日の年末から今日まで、寺泊ではずっと風が強いまま。平均風速7m/s以上だろうか?この土地に18年近く住んでいるので慣れてはいるが、外に出れないのはつらい。風の轟きは止むこともなく、ちょっと近年では珍しいくらい強い風が続いている。しかしこのくらいの風であると、1km内地に入るだけで風がなくなる。寺泊の海岸部は東に山(丘)が連なり、この丘を越えると風が急に弱くなる。さらに10Km内地にはいると(旧分水町)そよかぜ程度になる。こんな強い風でも家の中は全く快適。裸足で家中過ごせる。自宅が高気密高断熱でなかったらとってもここには住めない。


年末の町内配布物として写真のパンフが配られた。耐震診断と耐震補強の薦めである。それを見ると昭和56年以前の家は、耐震性が低い可能性が高い。だから耐震診断を受けてほしいとのこと。補助が7万程度出るので、診断費用は1万で済む。確かに昭和56年以前は、筋かいの端部補強金物さえまともに入っていない家が多い。速やかな耐震補強は是非とも行ってほしい。正月に家族が集まるので、効果的なタイミングでの配布である。しかし誤解させるような書き方もパンフレットにある。そのひとつに和瓦の家が危険のように書かれているが、和瓦の家だから危険であるということにはならない。和瓦の家が注意する点は2つあり、ひとつは瓦の落下である。もうひとつは瓦の重さで家にかかる地震力が大きくなり、家や人に損傷を与えることである。しかしいずれも適切な設計と施工で全く問題ではなくなる。重い瓦がだめであれば、それより数倍重い積雪はどうかんがえるのだろう。屋根に雪があるときに、地震が来ないという保証はない。和瓦は耐久性が60年以上あり、加えてその材料がほとんど土であるというすぐれた建築材料である。間違った印象を与える書き方には注意が必要である。

皆さんは、ご自分の家の耐雪の量を設計者から聞いたことがあるだろうか?雪の重みは瓦の数倍になる。当事務所ではここ数年で耐雪住宅を5棟計画した。うち2棟は2.5mまでの雪に耐えられる。耐地震力は、建築基準法の1.25倍以上で計画したので、瓦が4層以上に重ねて積まれても全く問題ないくらいの耐震性をほこる。今後雪下ろしの可能性がある地方の家は、このような住宅がよいとと思う。