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高気密高断熱で家中暖房は不可能を可能にする。BY新潟


2009.02.09写真更新

真っ白い簡素な浴室。この状態で18年経つ。白一色の浴室は、タイル貼りではなく、「ビニコート」という塗装仕上げ。下地はフレキシブルボード。所謂左官工事を省いたローコスト仕上げ。

ある自然派推進サイトの人は、「浴室に白い色を使うのには愚の骨頂。カビが生えて見るも無残。だから最初から黒っぽい色を使う事をお勧めする。」といっていたような記憶がある。

浴室のカビが生えやすい時期は一年で2回ある。昔は梅雨時だけだったが、今は冬に結露や乾燥しにくくこれが原因でカビが多く生える。最近は冬のほうがカビが生えやすいといえる。

しかし、全室暖房(浴室乾燥機ではない)をする住まいでは、浴室でも半日で乾燥するので冬の方がカビは生えない。勿論浴槽にいつも水がある状態ではそうとは言い切れないが、普通につかえば壁や天井にはカビは付かない。

恥ずかしい話だが、毎日一生懸命掃除しているのではない。壁は床から1mくらいのところを、2ヶ月1回するかしないかのペースで軽くこする。2m以上高さの壁や天井は、竣工以来一度も掃除していない。( ̄○ ̄;)!

床はさすがにピンク色の酵母が生えるがここも一週間に一度くらいペースだと酵母もお目にかからない。こんな感じである。そういえば、よく海外の映画では寝室の一角に浴室がある。よく湿気っぽくならないなーと思っていたけれど、先進諸国の家は家中暖房があたり前だね。今までの常識が常識でなくなるのが「高気密高断熱住宅」の家中暖房である。今でも冬の浴室はじめじめとおもっている人は体験して見て!!論より証拠

床がところどころ黒っぽいところがあるのは、最近床を青いビニコートから白いビニコートにしたため。これは自分で施工したが、密閉空間トルエン中毒で倒れてしまった・・・。最後はほとんど記憶なし。(*^-^)