「 2025年02月 」一覧

事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その17 遮熱型ガラスと紫外線

S造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の打ち合わせスペースの大窓は遮熱型のトリプルガラスを使用している。その紫外線カット率は95.3%(JIS R 3106による)であり、残りの極わずかな量である4.7%の紫外線(この場合特定の紫外線)しか入ってこないが・・・

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築130年のotomo vie cent リノベ その55  キッチン土間の工事③

このブログの写真すべては基礎屋さんから送られてきたもの

いよいよ土間に防湿シートが敷き終わった。このシートでどれだけの湿気が防げるか・・・それはあるとないとは土間表面に与える影響の次元が違う。これで一階カビ対策のイロハの「イ」が終了。一応ロはエアコンによる調湿で、ハは気密シートによる建物の全体防湿化になる。この3つを行えばカビ害はほぼない。otomo vie centではイとロを行うことになる。

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月見町の家と青木村の家 外壁貼りはじめる

外壁は木なのでこの黒色は一次防水の補助シートである。この端正なファサードに薪ストーブの煙突が添えられメインの外観の完成。

外壁をチェックするために建て主さんから送られてきた外観写真。切れの良いファサードである。左のコーナーサッシの庇の水平線と玄関屋根の水平線が切り妻屋根の単純な形状に味を添える。

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事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その16 細かい仕様

S造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の給仕スペース(裏方)にある水栓。シンプルでいてそれで且つデザインも程よく、さらに水跳ねが後ろにとびにくいものをチョイス。さらにローコストとメンテ性は抜群のおまけつき。

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築130年のotomo vie cent リノベ その54  キッチン土間の工事②

この日の写真は全て基礎屋さんから送付されたもの。現地に出向かなくても様子がわかるのでありがたい。

築130年の(既に135年目)otomo vie centの土間工事が行われている。私は通常業務が忙しく事務所に貼りついたままであるが、信頼のおける基礎屋さんなので安心してお任せしている。

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事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その15

ようやく新事務所玄関階段に看板(表札)が設置された。浮かせた切り抜き文字は真鍮製。

S造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の作業スペースはできる限りコスト抑えるべく、天井仕上げ材及び壁仕上げ材はない。天井は合板むき出しのままで、壁は掟破りの板状断熱材そのままが仕上げ材となる。

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事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その14

S造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の天井は、コストを重視しほとんどが構造用合板のままで、重要な打ち合わせ空間は壁と同様に桐の無垢板無塗装のボードである。

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事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その13

アルミニュームが鈍く照明を反射させる。断熱材のままの壁で表面にアルミ箔が貼られている。

壁は桐の無垢材の9mm、AEP壁と先回ご案内したが、もう一種類ある。それが断熱材の板のままの壁。

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事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その12

壁は桐板はぎで合板ではないため小端方向は出隅として使えるところが良い。

S造の倉庫をリノベして超高断熱の「入り子構造」で模様替えした新事務所の壁は、桐の無垢材(板はぎ)の厚さ9mm。当然無塗装。したがって合板(べニヤ)と違い小端は上の矢印のとおり綺麗に仕上げることが可能。

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