「 2025年11月 」一覧

「緑の家」のお勧めはグリーンガラス(紫外線遮蔽)一択

国内で冬季の日射量が国内トップクラスの埼玉県と、比較的多い大阪府で計画中の「緑の家」の南側のガラスが全てグリーンガラスで決定した。

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一次エネルギー算出は確認申請に必要か?その2

こちらが一次エネルギー消費性能計算をするプログラム。建研のHPから

その1では確認申請を仕様規定でおこう事で省エネ適判(一次エネルギー消費計算)を使用しない時の非合理性を書いたが、その2では確認申請時に添付する省エネ適判を申請する時に必須な一次エネルギー消費算定についてそのプログラムからの見解である。そもそも一次エネルギーとは、石油、石炭、天然ガス、水力、原子力、太陽光、風力など、自然界に存在するままの形で得られるエネルギー源。そこから加工されたエネルギーが電気であるため、電気で動く家電は電気がつくられために必要な化石燃料等に換算されて一次エネルギー使用量となるが、大体換算値は0.4(2.4)くらいになる。

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10年目点検 換気システムと換気量の計算のエビデンス

当時はステンレス手摺からコストダウンのためにどぶ付け亜鉛の手摺としたが、その変わらないグレー色が経年変化したコンクリート土間にマッチしている。

10年経った「緑の家」からの依頼で10年目メンテナンスに伺ってきた。
外壁はいつものガルバニュームの「白」で雨がかりのない玄関付近だけは木貼りでガルバニュームの欠点である雨がかりのない部分の劣化を防いでいる。

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一次エネルギー算出は確認申請に必要か?その1

この4月から確認申請時に断熱仕様が審査項目になり、断熱性を仕様規定か詳細計算の必要な省エネ適判かを選んでいるが、読者さんなら省エネ適判を選んでいるだろうと思う。その省エネ適判の審査の時に一次エネルギー算出が必要になる。

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築130年のotomo vie cent リノベ その63 煙突本設置と新家族

迫力ある150φのツイン煙突。上からボルトで吊っているがこれは3年前に既に設置してあり位置決めが大変だった。

昨日の定休日にotomo vie centで奉仕をしてきた。ようやく薪ストーブと竃の煙突本設置が終わった。「て・こあ」と同様に2本合流させて150φで抜く。鉛直部分はシングル煙突で水平部分から先の屋外すべてが断熱2重煙突である。

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広島南区の家 中間気密測定とプチ見学会

都市密集型住宅のセオリーである光庭を持つ「緑の家」

来月広島県広島市で現在建築中の「緑の家」の完成前検査に12月6日、7日と伺うので、折角だから現地プチ見学会を行う予定。

日時:12月7日(日)の10時~16時の間 (時間任意)

当日はスタッフと完成検査を行っているのでご覧頂きたい方はご連絡してほしい。ただ、検査も同時間に行っているので詳しく内部を説明できないかもしれないが、この機会に「緑の家」をご覧いただきたい方は是非どうぞ。場所は広島市南区で電鉄なら「ゆめタウン広島」がある「皆実町6丁目」の駅から徒歩2分くらいの場所。連絡を頂いた際に詳しい地図をお送りする。

◇概要 耐雪0.3m、Ua値0.22w/m2Kの超高断熱高気密。 また耐震等級3で長期優良住宅も取得しGX志向型住宅の補助金取得。科学的に裏付けされた堅実で無難な仕様。

◇予約方法:メール→arbre-d2@nifty.com(日本語部分を消してください)又はお電話で

◇写真は後日アップ

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足利学校と無塗装の木

重要文化財の宋版(案内人の弁によれば元本で本物の展示らしい)の中に、「日本」の国名が初めて記される。

「日本」という私たちの国の名前はいつ始まったのか知っているだろうか。実はこの足利市にある足利学校遺蹟図書館内で保管されている「宋版」の中に記されている。

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10年メンテナンス 家富町の家とトイレの換気扇

もうすぐ10年を迎える家富町の家。無塗装の外壁がここまで綺麗に色づく。緩やかなカーブのアプローチが気持ち良い。

時が流れるのは早いもので以前HPのトップを飾っていた家富町の家の10年目のメンテナンスに伺ってきた。何しろ外壁の杉板が良い変化しており、美しい。当然性能は当時からUa値0.29w/m2kと超高断熱で耐震等級3である。

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