気密シートとアンカーボルト検査

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もう高度があがり春らしい長岡市。

日差しが強くなってきたのが車の窓越しでわかる。そんな今日長岡で気密シートの検査と昨日は胎内市でアンカーボルトの検査を行ってきた。

現場の通り道に少し注意すると結構の割合で屋根等が壊れている。

今年の雪と気温が特別だったのか、豪雪に慣れている長岡市や越路町では軒の崩壊や雨どいの破損が相次いだ。

軒の崩壊はちょっと古そうな瓦屋根の家が多く、雨どいは新しい家でも起こっているようである。ただ単に雪が1mほど積もることは過去多くあるし、それが当たり前の長岡市や越路町。それが今回は、一度溶けて雪庇になったところで凍ってしまい、軒先に異様な重さをつけた固まりができた。その重さや落下で屋根や雨どい等が壊れた。

軒樋(雨どい)が折れ曲がっている。
雨どいと軒先がおかしくなっている。
軒先が折れた屋根。
屋根からの落雪で壊れたと思われる室外機の屋根。

やはり今年の気候状態はいつもとだいぶ違うとの印象である。

実は8年前(2018年2月)に管理する古民家の「て・こあ」でも積雪による軒の崩壊となった事がある。

2018年の大雪時にソーラーパネルからの落雪で壊れた「て・こあ」の下屋。

太陽光発電のパネルに積もった雪が一気に滑り落ちて下屋の屋根を破壊した。この時はただ単に雪があまりにも一気に降り続いて80㎝の雪が一気に落ちたことだが、今年は数日掛けての落雪で起こっている。

さて、気密シートの検査であるが・・・

35年も変わらず気密シートで気密と防湿を確保する堅実で基本的な計画。

特に問題もなくキチッとできいる。

耐雪は2.5mなので現場は特に支障はないが、道に積みあがった雪がなかなか解けない。

次はこの長岡から100㎞離れた胎内市の現場は基礎のアンカーボルトの検査。

最も大事な引き抜き用アンカーボルトM16 は長さ800の先端フック付きのモノを使って50KNの引き抜き力に耐える。「緑の家」ではM12のアンカーボルトも拘っており、L=500 のモノを使う。

L=500 を使うことで埋め込み深さを300mmを確保して、最も弱い因子であるアンカーボルトの付着力をアップしている。確認申請時に添付しているアンカーボルトM12のエビデンス計算は以下のとおり。たかがアンカーボルトだが最も重要な検査項目の一つである。汎用のアンカーボルトでは埋め込み深さはとても重要なのである。

一部ぼかしてあるが、ヒノキは付着のTa17.97KNとヒバは座金めり込みの降伏で14.4KNとなる。
ピンクテープで是正部分を指示。このアンカーは10mmのずれがあった。

検査は良好で数か所で若干位置がずれていたので是正を依頼して終了。

ご存じのとおり「緑の家」の基礎は25年以上前から立ち上がりとベース(スラブ)の一発打ち込みに拘っている。特に設立以来高基礎だったので、その一発打ちを施工して頂ける業者さんはほとんどお目にかかれなかったが、運よくこちらも施工して頂いている日新産業さんと25年前に出会った。一発打ち込みはこの基礎屋さんとの協調で当初からうまくスタートした、一発打ち込みオンリーの盟友であると勝手に思っている。

くし形のあふれ防止の道具。これを使うとパンクを気にしないで打ち込めるため、コールドジョイントもほぼ解消できるとの事。

最近この道具でさらに基礎の一体打ち込みの仕上がりが良くなった。

月見町の家の基礎もコールドジョイントがほぼなく綺麗に仕上がっている(写真は外断熱基礎の施工中)。

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