
現在新潟市の駅から徒歩圏内の所にある「緑の家」で新潟66番の家の追い込みが始まった。昨日は大工さん6人が入っており工期に間に合うのかとても不安な状態。

新潟66番の家は町中に建つので、よくある間口に対して奥行きが長い形状の敷地である。したがって上から見ると写真のとおりで、光を家の中に呼び込むために光庭が設けられている。

外観は全て白のいつもの「緑の家」。白いため効果的に外光を外壁で反射させ内部に光を導く。


下は昨年竣工した長岡千代栄町の家だが、このように白上りの家となる。



白は特別な色として紹介している。窓から庇、そして今回は屋根まで白くなる「緑の家」である。完成は来月中旬との事だが、私が現場を見る限り果たして間に合うかどうかわからないので、見学会の日時をお伝え出来ずにいる。多分今週中には確定するだろう。
さて白い外観とは正反対の当事務所が入っている建物外壁は黒である。

昨年秋から施工中だったカーポートは、雪や低温のため長引いたがようやく完成し、あとは雨どいだけになる。以前もご紹介した通り、こちらのカーポートは既製品のアルミカーポートであるがいつもと仕様を少しかえると外壁のSGL鋼板とお揃いで気に入っている。そのカーポートをよりよく見せるために巷の耐雪アルミカーポートと少し変えたところは・・・

まず屋根高さを極力低くすること。このカーポートは通常より300mm低くして梁下で1900mmで計画しているので平べったくなる。ホントはもっと低くしたかったが(梁下で1800mm)、1820mmほどあるルノーカングーが入らないのでこの程度で我慢。それでもこの高さでは背が高い人なら屋根に手が届く。次に標準である幕板と雨どいの中止。雨どいは特注で別に取り付けるが、幕板は中止して折板の折がそのまま見える事を選んだ。この為積雪1500mm対応でも跳ね出し1000mmで厚さ88mm程度の薄い屋根ができる。この薄さが強調された意匠で私たちの関係者の心がときめく。通常なら1000mmも跳ね出すなら通常の木造だと120mmは最低でも必要。それが一枚の薄い板で88mmで且つその鉄板の厚さはわずか0.8mmで1500mmの耐雪なのだから、スチールの折板は発想そのもののが偉大である。厚さ0.8mmでは人の手でも折り曲げ可能な薄い板だが、それを折り曲げたとたんに強固な性質に変わる。その金属素材を最も有効に使える方法に加工してあるのが折板というわけ。今後「緑の家」がお勧めするS造に通じるのである。

