長岡千代栄町の家 完成写真 ① 優しい色の室内

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トップクラスの性能がベースで無垢素材を無塗装で使うことで優しい空間をつくる。

長岡千代栄町の家 基本性能

 Ua値0.22w/m2k 断熱等級7取得
 耐雪2.5mで耐震等級3取得
 全館空調(CFとエアコンによる。換気は第一種熱全交換型)
 高基礎による半永久シロアリ予防

「緑の家」の多くは玄関が低く地面と変わりない位置から入る。そのため玄関ホールから一階の居室までは普通ではありえない階段がある。玄関ホールが低い位置にあるため天井は逆に高くなり3mくらいとなるため上のような写真となる。
隠れて見えないが左手にあるトーメイガラスの玄関戸から光が入ってきて、淡くグラデーションをつくると、優しい空間の出来上がり。

更に一歩引いて玄関方向をみる。要所要所にある木の縦線はぶつかり傷み防止の「角あて」が淡い空間にコントラストを高めより立体的に見せる。

写真をみてお気付きだと思うが、いずれの写真でも照明器具の点灯が一切ない。照明がなくとも「緑の家」で白い壁天井が外光を高い反射率で光らせ、ヒノキの床の明るい生地色が映り込むことで、家の中が心地よい少し暖かい白色の優しい光に包まれる。これが「緑の家」の真骨頂である。

白い壁天井が作り出すこの淡いグラデーションの優しさに包まれる室内空間。

2階ホールには家中を冷やすことのできるエアコンが設置されるが、ここは吹き抜けとつながっており、複雑に入り込む光が白い壁天井に反射して優しい色となって空間を包み込む。30年間同じ白を使い続けるその白は特別で、その白色に「緑の家」は拘る。同じ白でもどんな白が最も調和するのか真剣に考え選んでいる白が、この白である。

奇をてらわずいつの時代でも暖かさ、涼しさを含め空間自体が優しい・・・そんな「緑の家」をご提供したいと考えている。

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