昨日、「緑の家」の増築のお引き渡しを行った。
4年くらい前にお引渡しした母屋の「緑の家」と同じくらいの規模の増築。所謂「スープの冷めない距離」に親子で住まうための増築。お父様の大事にされていた「金木犀」は新しい部分の玄関納まるように計画。この金木犀ので、玄関アプローチの雰囲気がとてもよい。切られることなく移されることなくうよかったね。ありがとう、これからもよい香りを運んでね。と願う。
ベージュの家が4年前の「緑の家」。白いほうが今回増築した「緑の家」。全く違う色なのに、なぜかつながりが感じられると思ってます。やはり設計者が同じだからでしょうね。
今回、増築ということと、工期の関係で完成見学会は行いませんでした。残念です。しかし次回は三条下田地区で行います。外観からもう既に「緑の家」で、今後一押しの無塗装の木で囲う緑の家。耐雪住宅なので限りなくシンプルですが、内部のいつもの木の家。なんとシアタールームがある家です。ご期待ください。
今回の内部は、建て主さんのご希望でなんと12年ぶりに「新建材」の床でした(最初から床が光っています)。私にとって新しいのに懐かしい感じです。床や扉は新建材なのに壁、天井にはビニールクロスは一切使ってないので、新築臭はほとんどありません。新築臭の犯人はやっぱり「ビニールクロス」ですね。
新築の際は、壁、天井のビニールクロスだけはよくお考え(新築臭を体験して)になって使ってくださいね。新築臭が好きな人もいると思いますが、私にとってなじめない匂いです。