仏間の横にある歓喜天・・・
この神様を祭るところが渡邊邸にありました。
関西の旧赤線だったところには必ず祭ってあったという神様です。この名称を聞いて、何かしら病気などにかからないようにと思って祭ったのかなとWIKIで見ると、
「一般には、夫婦和合、子授けの神としても信仰されている。」とあり、
「貧乏人でもこの神の名を聞けばたちまち裕福になり、卑しい地位の人間でも高い地位につけるであろう」と教えている。」
「歓喜天へ断ち物(喫煙・飲酒・ギャンブル)
などの日常習慣を自分の意志で行わないこと)をすることを誓って、祈願者の願い事を叶えるように願う「願掛け」を行うことに注意をうながしている。「断ち
物」を伴った祈祷は中断したり、変更が出来ない上に、断ち物を止めた場合には、祈願者に対して、凶事が起こる場合があるので・・」
とうことで私も祭りたくなりました。
さて・・・
渡邊邸はこのように毎日囲炉裏に火がはいり建物を守ります。先回カビ臭くないと言ったのはこの燻しによる効果かも知れません。いつか「て・こあ」にもこのような火がほしいです。
またこんな網戸が入った収納もありました。こちらは最近(とはいっても昭和からだと思います)のものですね。お菓子などを入れていたそうです。
殆どこの付近で取れたものとその材料で普段作っている物との事。大根がおいしかった。
お昼はこの料理・・・。
おいしかったですね。何しろシチュエーションがよいです。奥の普段は見られない部屋での食事は料理以上に価値がありました。
茶托もお椀も渡邊邸の家紋が入っている実際昭和に使っていた物だそうで、これで頂ける幸せ・・・。皆さんも是非この企画があれば参加しては如何でしょうか。
渡邊邸の保存会の方の説明はとてもこの渡邊邸ラブに満ちております。それが伝わるのでとても素直に心に入ります。これで5度目・・・あと何回かは訪れるのでしょうね。