新潟市で地鎮祭

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

少し前に新潟市で地鎮祭が執り行われた。

この日も暑い日がったが、新潟市でも海よりにある中央区は風があるので、長岡市よりは何とかなりそうな暑さであった。

ご覧のように周囲が家に囲まれた土地で、当然準防火地域となっており、このところ準防火地域での計画が多くなっている。

準防火地域はご存じのとおり、外壁に火災に強い構造を求められている地域で、通常外壁は防火構造以上の耐火を求められる。となるとサッシも準防火構造に見合った耐火性能を有するサッシとなる。しかし通常のサッシを使うことも条件によっては可能で、その一つが防火シャッターの使用となる。

ただ気をつけなければならないのが、その安全性が耐火性のあるサッシの使用と同じかといえば、防火シャッター(特に手動式)は違うといえる。そもそもこの地域にかかる耐火必要性は、近隣から火災が発生したときに自分の家に容易に火が回らないことがその目的の一つであり、その時間を稼ぐことで消防隊の消火活動が間に合い、結果として類焼防止をすることが主の目的である。つまり防火シャッターが下りていれば火は容易に窓から侵入し燃え広がりにくいが、防火シャッターが下りていないと、火によって普通のペアまたはトリプルガラスは簡単に割れ落ち火が室内に侵入する。留守が多い昨今では留守中に近隣から火がでたその時、防火シャッターを下ろしてくれる人は家内にはいなので、容易に窓から火は室内にはいるのが、防火シャッターの欠点。仮にいても火災の状況によっては下ろせないときもあるだろう。

隣家が接する側は窓自体が小さくまた少ない。

従って近隣と接する側はできる限り防火サッシを使って常に防火性能が変わらないように計画し、道に面している側の開口部に防火シャッターを使うようにしたほうが良いことがわかる。とはいえできる限り道路側も全て防火サッシのほうが良いが、防火サッシは開口部の大きさが一般のサッシより小さくなり、サッシ形状によっては1/3以下になることもある。

そして先週から基礎配筋が行われていて2度目の配筋検査を行ってきたのでこの後、報告する。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする