川越市桜堤の家 スタディ模型完成

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高い基礎と一階の床。外階段のためそこを覆うように外壁より1800張り出た大きな屋根。

埼玉県の川越市に「緑の家」が計画されている。本日その模型が完成した。予定Ua値は0.25w/m2K以下(平屋のため0.3程度高くなる)、耐震等級3で長期優良住宅を取得予定で無難で優しい空間の「緑の家」となる。

最もシンプルで無難な外観となる。特に道路側は小窓3つのみ。

外観はとてもシンプルな平屋建て。周囲は緑が多いがその中でも西側に隣家はなく遮ることなく桜並木が見える立地条件のよいところ。南側の隣敷地もまだ畑が残るので、冬の日射も考えどちらがメインの窓となるか悩む・・・。そこで話し合った結果、西がメインの開口部を持つ計画となった。

西が巾5.5mのメインの窓となる。当然冬季の日射が有利な太平洋側でも遮熱型ガラスと簾で日射と紫外線を防ぐ。

都市計画であるが市街化調整区域になっているので住宅を建てるにはハードルが高い。しかし建て主さんが殆どの手続きを行い、建築可能なところまで目途が立ったので実施計画に移ることになる。

家族の間は勾配天井となる。梁や火打ちも再現して空間を正確に表現。
平屋が最近多いと感じる。価格は2階建てより坪10万以上高くなるが使い勝手が良いのだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする