
いよいよ土間に防湿シートが敷き終わった。このシートでどれだけの湿気が防げるか・・・それはあるとないとは土間表面に与える影響の次元が違う。これで一階カビ対策のイロハの「イ」が終了。一応ロはエアコンによる調湿で、ハは気密シートによる建物の全体防湿化になる。この3つを行えばカビ害はほぼない。otomo vie centではイとロを行うことになる。
続いてスタイロフォームATを敷きこむ。最初は全体の1/3程度でやめようかと思ったが、中途半端になって夏の土間結露で困るより後悔しない選択を行うことにした。


家暖房が目的の超高断熱高気密とは違い、夏の結露防止を主目的しているため、そこそこの厚さがあれば事足りる。それでも厚40㎜として全面敷きこむ。

断熱材の上にはワイヤーメッシュ@150で施工。ひび割れ防止として入れるが、厚さ90㎜と最低限のコンクリート厚なのでメッシュの耐久性は30~40年ほどとみている。
「otomo vie cent」のある新潟県中越地方では寒波襲来で家の外では作業が難しい季節に、家の内部だけで行えるのである意味幸運である。その一方施工側から見ると打ち込むコンクリートの固まり具合が遅いので、即時金ゴテ仕上げの作業時間としてしては厳しいといえる。そんな中、この工事を引き受けていただきありがたいことである。