「 2007年09月 」一覧

エアコンの水漏れの原因はカビ(バクテリア)

2008.02.28日赤字加筆

最近、自宅でも事務所でもエアコンの室内機吹き出し口から水が垂れる事(不具合)が多い。S社サービスエンジリアニングよると、全てドレイン配管内のカビが原因。なぜカビが生えたかというと無理なドレン管(結露水を排出するための管。冷房時は室内機の中にある熱交換器フィンで必ず結露する。この水を集めて外部へ排出するためのもの。)の配管方法とドレイン管そのものにあるらしい。住宅用のドレイン管はフレキシブル管といわれる柔らかい掃除機のホースのような蛇腹管である。最近の内部ドレインは下の写真の断熱ドレインでこれを使えば詰まりは少ない)この蛇腹のくぼみに水がたまり、乾きにくいとカビが成長するとのこと。ドレイン管はエアコン取り付け業者から工事して頂いているので、勾配などは間違いないと考える。が、しかし当事務所ように24時間つけっ放しように使うと、ドレイン水が乾きにくいとのこと。「この場合はドレイン水が流れやすいように勾配をつけなさい」というのがS社サービスエンジリアニングの回答である。私は、このような蛇腹配管ではなく、くぼみのない塩ビ配管にして、少しの勾配で水が流れるようにするのが良いと思う。なぜならエアコンの配管が極端な勾配で露出するのは美観上好まないし、設置自由度制限されないから。例えばオフィスの天井カセット式エアコンのドレイン管は塩ビ配管で、そのため設置自由。住宅エアコンも美観上考えてそうなればと思う。

しかしカビとはすごい。ドレイン管は直径16mm以上ある。直してもらったらそのくらいのカビ球がでてきた。ちなみにS社の人は、専用の吸い取り機を忘れたため、ドレイン管を口でくわえ吸い出したが、勢いあまってドレイン水が口に入り込んだ。仕事とはいえ、頭が下がる思いだ。

←隠蔽配管や内部配管時に使われる断熱ドレイン


夏の終わり

お彼岸で暦ではすっかり秋なのだが、今年はいつまでも暑い。気温は32度で真夏の35度に比べれば低いのであるが、太陽が夏より傾き、ずーっと横から照りつけるため、体への受光面積が夏より高く、ほてるように暑い。夏はもっとむあっとした暑さであるが、今の暑さは焼けるような感じ。

週末は寺泊で過ごすことが多く、今も窓を全開で虫の調べと波のハーモニーでこれを書いている。週中は事務所のある三条に泊まるが、こことは違い車の音で虫の響きはかき消される。そもそも大変騒がしいので、窓を開けて寝ることはほとんどない。しかしここはキャンプのテント泊のように、大自然のコンサート会場で、アンコールの要請がなくとも朝まで演奏が続く。心が静まる大事な一時。感謝!!


仙台での空調学会終了

タイトルと趣の違う写真。実は阿賀野市にあるラーメン店「マルコポーロ」のラーメンである。なぜこの写真が・・・。実は今回の学会が仙台で行われ、そこで食べたラーメン(味よしというお店で30年以上前からあるラーメン店だとの事)の鶏ガラスープと細めんがとてもおいしく、私の好きな「マルコポーロ」のラーメンを思い出したからである。私は基本的にあっさり系のラーメンが好きだ。こってり系も生まれが三条市だから勿論好きだが、最近はあっさり系がよい。マルコポーロのラーメンは、こってり系が好きな人には「何これ?」となるくらい繊細な味。運ばれてきたときの最初の香り、スープ一口目から鶏のうまみと八角やしょうがのほのかな残像が感じられ深みがある。固めの細めんとの相性がとてもよい。スープが最後の一滴まで飲める数少ないラーメン。

さて、私はわけあって建築学会や空調学会で論文発表するようになってから早4年、一応今年限りで発表は終了する。現在進行形での研究は終了したということである。が、我々建築士や専門分野で人を教授する立場の方は生涯研究者となるだろう。ある物事を注意深く見ることや、突き詰めて考える事はとても楽しい事。世の中では無数の研究が行われており、時には過去に同じ研究がされていた事を見つけられずに同じ研究をしていることもある。それが個人的な趣味であれば良しとなるが、公的に近い機関ではとてももったいない時間とお金が消費される。私がお世話になった先生は、研究テーマで大事なひとつのことは「オリジナリティー」とおっしゃっている。「過去に同じ研究がされていて、同じ結果出るなら、そんな研究は趣味の範囲で行え!!」ということであるが、今回の学会発表でもそのようなことを求める質問を耳にした。過去の諸先輩たちが行った研究をしっかりと調べ敬意を払えということなのだろう。そのとおりだと思う。


シュタイナーパステル色彩の「緑の家」新パンフレット完成間近

約10年間使いつづけたパンフが無くなったので、新パンフレットを製作していたが、ようやくもう直ぐ完成。といっても内容はほとんど10年前のまま。別に手間隙を惜しむためにそうしたのではなく、変える必要が無かったからである。これはとっても誇れることと思っている。つまり10年前に「緑の家」を建てて頂いた方が再びこのパンフレットをご覧になっても、「ほっと」するのではないか?流行に流されず先見の性能と素材をご提案し続けて来た証。床の無塗装材も、床下収納も、白い壁もそのまま。変わったのは写真の差し替えを行った事と、ページ数が4ページ増えた事。

全体的に白を基調としシンプルに仕上げた。(全ての版下構成は事務所内(笹岡)で行った。)表紙デザインスケッチはアトリエ「バリエ」(・・・妻です。)にお願いし、シュタイナーの色彩理論に基づいたパステル画となっている。とても穏やかで且つ元気の出る綺麗な色彩。今までのパンフレットをお持ちの方も、ご興味があればどうぞご請求ください。(カタログ在庫を切らしている時期にご請求があり、現在最作中とお伝えしたら残念がられておりましたので。)


寝てるひまもなく・・・。

昨日の夜、福岡(学会)から帰ってくる飛行機のなかのこと。ほとんどの人は寝ているか雑誌などを見ているが、私と直ぐ後の席の子供は窓の外に目が行ったまま。「すごい!すごい!」と子供が雲を見る。私もすばらしいと思い、何度もシャッターを切る。ここ数年、飛行機には年2回くらい乗るが、いつも雲の上はわくわくする。まるで昔観た「天空の城-ラピュタ」の一場面。文明の豊かさで見ることのできる非日常的な風景に心躍る。恥ずかしいが、子供とおなじである。