寒かったですね(お外は、家の中は変わりないですが)。
今朝は拙宅の西の樹脂サッシで結露してました。ほとんど結露することのない高気密高断熱の住まいですが、11月の上旬と2月ごろの朝の数日だけ結露することがあります。
11月の上旬の結露は、大抵放射冷却のある晴天時の朝に発生するのですが、今年は予期せぬ時期の寒波のみぞれ天候で結露しました。
この季節の家の中では、夏から秋の湿気が自然素材に吸収され、何回も吸放出を繰り返しながら乾いた冬季の空気になる最後の時期で、真冬の家の湿気より相当多い湿気が家の中にあります。それが季節外れの急に冷やされた窓ガラスで結露するのです。
2月の真冬の結露は、強い寒気による温度低下と吹き付ける強風で、ガラス面の表面伝達率が急増し室内ガラス面の温度が低下するためおこります。同じ結露ですが、発生原因が少し違います。
さてお手伝いしているガーデンの納屋外部は完成し、今は内部の棚造りに入ってます。丸い外壁は西洋漆喰です。概ね2回にわけて左官工事したのですが、その2回目の漆喰が少し柔らかすぎて(水分が多く)、小ひびが目立ちます。硬化中の硬さも1回目よりどうも柔らかい感じです。自然素材はデリケートなので素材と会話しながら施工しないと問題が発生します。このときは、同じ会社の製品を2週間ずれで購入したので、同じものと思い込みそのまま施工しました。反省です。