「 2010年09月 」一覧

新潟の家 長期優良住宅2棟着工 長岡地域は良い時期かも。

オーブルデザインは設計事務所なので施工は第三者の会社が行います。その施工する会社は特に決まってはいません。どなたでもOKですし何時でもフリーです。時には建て主さんのご親戚やお知り合いの会社だったり大工さんだったり、時には全く初めての入札で落札された会社だったりします。

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設計と施工の分離は理想だけれど・・・家の完成金額はいつわかるのだろう?と不安になりますよね。

その不安を解く流れが上の図です。

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拍手です。2 日経ホームビルダーの記事 「JAS製材品」

Dscn7909_2 7月に「日経ホームビルダー」という住宅の業界紙をお伝えしました。その10月号がまたまた凄いです。この記事の続きが載ってます。なんかまるで察してくれているような・・・

詳しくは是非購入して読んで下さい。かたよりのあるネット情報をしっかりとした目で見られるようになります。 さてここから先は浅間個人が記事を勝手に解釈していますから、変と思った人や、?と思ったら本を購入して自分で確認・・・

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デザインと構造は一体 ① 軒の出を支える垂木(たるき)は・・・

前のブログで、いくら優れたデザインでも現法律に沿っていない建物は評価出来ないとと申し上げました。特に構造の安全性を無視した建物は評価にならないばかりか、人命をも危険にさらす凶器になります。

その大事な デザイン=機能(構造) について何回かにわたり連載したいと思います。

その1 軒の出(屋根の出)を支える木=たるき

暑い夏・・・もう秋ですがこの暑い夏に家の防暑対策が重要という事を実感したと思います。設計では有名なその建物防暑対策の一つが南の「軒の出」→「屋根の出」のこと を大きくとる手法があります。

しかし以外とこれが難しく、法律を守っていない家も多々あるでしょう。

  Sdim3990jpg この家の軒の出は約1.2m。たるきは巾4cm背24cmという大変大きいものを30cm間隔で並べるという構造。見た目もすごい。

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デシカント除湿機&最近エアコンの論文と明け方の気温

昨日除湿機では最近「デシカント式」が販売されていますとご紹介しました。デシカント式?何となく聞いたことがありませんか?デシカント式はビル用エアコンで最近使用されている加湿や除湿方式で、室内が低温時にも除湿能力が落ちにくい特性があるようです。

要は湿気を良く吸うシリカゲル(乾燥材)のようなゼオライトに湿気を瞬間的に吸放湿させるもの。瞬間的に吸放湿させるのために熱を与えることになり、この辺りが珪藻土壁による湿気の自然吸放出とは違います。またゼオライトで採取した湿気を水にするため熱交換機があり、この2つが消費電力のほとんどとなります。熱交換機の仕組みは調査してませんのでわかりません。もしかしてコンプレッサーがないなら車用冷蔵庫で使われるペルティエ素子かな? Image0362  図はナショナルのパナソニックの除湿器F-YZF100のカタログから

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新潟の家 秋の長雨 除湿器使う?使わない?

これから秋の長雨の季節。洗濯物を乾かす事に苦労しますよね。乾くのに時間が掛かると菌が増殖するようで洗濯物の半乾きの臭いは細菌によるものだと考えると、出来るだけ早く乾かす事を考えます。そこで普通思い浮かぶのが「除湿器」!しかしエアコンマニアの私は除湿器を購入したことはありませんし、実はどうしても買えない感情があるのです・・・。

Fyzf100s_424367 写真は最近の除湿器でデシカント方式。ゼオライト等の吸湿剤に湿気を吸わせ、熱を加えて吐き出させる方式。

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新潟の家 本物の高気密高断熱住宅にお住まいですか?

今日建て主さんとお打ち合わせをしていて、大変びっくりしました。
ご友人で最近最大手ハウスメーカーで家を建てたところ、ウォークインクローゼットでカビが生えて大事なものはリビングに置いていると言うことです。換気扇がないからと他の友人は助言したそうですが、果たして・・・。

最近は猫も杓子も「高気密高断熱」住宅が標準ですよと行って勧めていると思います。無論この最大手ハウスメーカーも高気密高断熱が標準ですと宣伝しています。

しかし、当ブログやHPでご紹介しているとおり

本物の高気密高断熱住宅に住んでいる(生活している)人は住宅業界関係者でもすくないのが実態です。

特に大手メーカーの若手営業マンなんてまだ自分の家を建てた事もないし、またその勤めている会社の家を建てる営業マンも大手では少ないと言われてます。車に置き換えると、車に乗ったことのない人が、「この車は最高です」と説明しているのと同じですね。

大手メーカーの家は50%を切る原価割合をみたら、とても自社で建てる気にならないのでしょうか(50%以上が人件費、広告、展示場維持経費等に使用されます。設計施工一の工務店さんは25~30%前後、施工のみ建設請け負いでは15~20%)が一般的な粗利ですから、それを考えると大手の自社で建てる事に躊躇するのでしょう。

さて、まず本物の高気密高断熱のおさらいから・・・

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建築士による堂々と行われる法律違反・・・

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どんなに素敵なデザインであろうと、作った当時の法律に違反していればそれは評価されない建物になる・・・

先週、家を紹介するある番組でのワンカット。

もう何年も前からこれは法律違反だよ。とお伝えしてきた階段の手摺り。いちいち目くじらを立てるつもりはないが、この家のオーナーが建築士である言うことであえて取り上げます。

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突然のこと

昨日の早朝4時事務所建物で休息していたら突然携帯が鳴りました。寺泊の自宅からでした。「ビアンコが変。直ぐに帰ってきて」とのことで、朝靄の中寺泊へ・・・。

家の中に入るとビアンコの叫ぶこえ・・・。

それは体中痙攣をおこしてもがき苦しむ声でした。彼の目はその痛みなのか、滴があふれてでていました・・・

その看病のため昨日は終日寺泊でした。業務でアポがあったのですがお断りし、またお電話やお問い合わせを頂いたのですが、対応が不十分で申し訳ありませんでした。

一瞬もう・・・と思いましたが、ビアンコは峠を越え何とか回復に向かっていると思います(信じます)。

ご迷惑をおかけした皆様にこの場を借りてお詫び申し上げます。

※ビアンコは19才の♂プードル。

                            浅間英樹


屋根に使う遮熱材(輻射熱反射材)の偽科学は×! 2010年の建築学会論文から 

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さて暑い日が続きますので、又その関連の話題です。情報は2010年 建築学会の大会で発表される論文からです。

「屋根下に遮熱材を使った時の効果」を東京都市大学の近藤研究室(近藤靖史教授)で実測を交えた研究をされたようです。

以前から当ブログで、
住宅では遮熱材(輻射熱を高効率で反射する材料)を断熱材の代わりに使っても殆ど意味がなく、断熱材と一緒に使って効果が多少ある。昔からそんな事はわかっているので、国のマニュアル本である「住宅の省エネルギー基準の解説」本にもそれなりの事で記されている。
と言ってきましたが、その事を裏付けるような論文を見つけました。

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新潟 住まい 夜間冷却と通風の効果

Fig4 この図は昨日ご紹介した赤林研究室(A-lab)に紹介されている研究。夜間冷却を積極的に行っても、8月の気候では冷房負荷が5%の削減にしかならない。それより簾などで日射遮蔽をしっかり行った方が冷房負荷を30%削減できるとなっている。詳しくはここです。

昨日、市街地での通風は効果が少ないとご紹介しました。その続きで通風のため積極的に窓を開けても効果は5%であるという研究結果もありますのでご紹介します。

これは以前からご紹介しようしようと思い、すっかり忘れていた夏の夜間通風の効果。この連日の熱帯夜では誰もが夜間窓を開けても家の中は冷却されない事は一目瞭然(まあ防犯上から夜間開けられる窓は少ないので、殆ど削減効果はなくなるだろうが・・・)。

ある特殊な工法では窓や床下換気口等から、夜冷えた空気を家の中に取り込んで次の日に生かすよと宣伝している(宣伝していたという過去形かな?)建築関係者がいますが、今この熱帯夜でもそんな事信じているのでしょうか?

昨夜仕事終了後、真夜中の12時頃町内ゴミ当番でゴミ収集場にセットをするため歩いて行きましたが、こんな深夜でも各家から聞こえるエアコンの音。昨夜の12時頃の気温が28度ですから皆さんエアコン全開です。今の時代「エアコン」があって本当に良かったですね。この魔法箱のおかげで毎日安眠、快適、感謝感謝の毎日です。


2010年 建築学会 9月9日から富山県で 注目は暑’’だから通風

Image0359 日本の建築の技術、評価を支える「日本建築学会」。毎年一回開催される学術講演会(論文発表大会)がこの9日から富山県で行われます。昨年は仙台でしたが今年は北陸の都市で富山大学となってます。

この大会に発表される論文は1万を超え、総動員数は6万人と言われてます。日本では医学系学会に継ぐ2番目に大きい大会です。

この中で毎年興味深いおもしろい論文も発表されます。今年の環境系論文では少々昨年より興味を引く論文はありませんでした(多分)。

でもその中で今年のような暑さに対しエアコンを使わない家の計画が可能かを予想できる論文がありましたのでご案内します。ワクワク・・・

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新潟の家 天然素材、自然素材はデリケート 会話しながら

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昨年ご案内した週末だけお手伝いしている自然農のガーデン(スパイラルゲイト)にある小屋の屋根です。てっぺんの特徴的な意匠は、実は飾りではなくどうしても頂部にはこのような重りが必要なのです。この重りで一番風が強く当る頂部守り、また雨の侵入を防ぎます。

この頂部、まずコンクリートで重りの下地を造りその上から糊や化学物質を一切含まない漆喰で仕上げます。さてこの漆喰はとてもデリケートなのです・・・

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