予想UA値0.23w/mkのAsグレード、耐震等級3でソーラーパネルを載せた月見町の家のスタディー模型ができあがった。製作を担当したのは新たなスタッフYである。
敷地は道路より600mm程全体に上がっている条件で、玄関が低い位置にあっても階段が4段必要になるが、それでも雰囲気の良い感じのアプローチとなった。近隣も迫っている住宅地で庭が殆どとれないが、コーナーサッシで明るさと拡がり感を演出する。ここも昨日紹介したように簾がよい仕事をすると思うそんな条件である。
当初延べ床28坪の総2階建てだったが、洗面兼クローク&サービスヤードの空間を広くするため玄関を外に飛び出して配置し29坪ほどに。斜め壁で道やカーポートと対峙しない引き込むようなアプローチにしている。
そしてコンパクトな住宅で屋根に太陽光パネルを設置するときの定番形である片流れ屋根は避け、雨水に対して無難な招き屋根とした外観。