松浜の丘で起工式

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昨晩まで降っていた雨はウソのように晴れ渡った今日、新潟市松浜の丘で計画していた松浜ヒルサイドの家の起工式が執り行われた。

2020年の夏から始まった松浜ヒルサイドの家は、3年かけ途中ウッドショックで大幅にコストが上がったため仕様変更などおこないはしたが、なんとかこの日を無事に迎えたことは、建て主さんと共に大いに喜びたい。

久し振りのバルコニーを持つ総2階建ての「緑の家」となる。バルコニーは建て主さんのたっての希望であり、確かに敷地に立つと丘であるこの場所からの南側の景色が素晴らしく、少々リスクがあっても2階バルコニーがほしくなる事も理解できるので、それだったら1.82mはりだして大胆に大きく計画した。

建て替えにあたり取り壊された旧家の2階からの眺め。
グランドレベルからでも方位によっては視界が開ける丘らしい敷地条件。

起工式とは神式においての地鎮祭のことで、仏式で執り行われるときには「起工式」とも呼ぶことがある。

仏式なので到着したときには既にお香のかおりが心地よく、また青空の下での読経はとても元気がでる。こちらで現在着工中が5棟となり、また実施設計も重なっておりブログの更新もできないような一週間であったが、明日明後日と事務所の定休日に2連続しかも終日の打ち合わせが続くので、この式での読経とお清めで心身共にリフレッシュした。とてもありがたいことである。

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