「 2024年08月 」一覧


2024年建築学会 学術講演梗概集から 7 第一種換気の無難性

こちらは昨年に「その1」をご案内したがその続報。その1では給気量の測定がいまいちだったとあるが、今回は特にその記述がないので安心できる。これら実際の給気量測定は20~30年以上前にも学会で確か発表されているが、時代は変わりもう一度おさらいするのもよいので取り上げる。

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新潟市で中間気密測定0.1㎝2/m2

本所リバーサイドの家は久しぶりのトーメイガラスの玄関戸。このトーメイガラスはお勧め。

国内では上野住宅建材さんしかもっていないと思うトーメイガラスの入った北欧製高断熱の木製玄関戸を採用。このドアを県内で最初に使ったのは多分私の自宅。そもそも日本の住宅の玄関は昭和初期からトーメーガラスだったのにいつの間にかマンションのように閉ざされてしまった。

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住宅建築寿命の逆行とデシカ湿度。

日本の今までの住宅は短命でよく30年住まえればOKだった。これは住宅支援機構の過去の調査からも平均建て替えとして30年以下となっている。ところが、「緑の家」をはじめとする住宅が現在目指しているのは、長期使用できる住宅である。これはある意味時代に逆行しているのではないとふと思う。

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熊本の家 防水検査

18日19時ごろの熊本空港上にある積乱雲(機内窓より撮影)。

一昨夜の件でJALの朝一番便を昨夜中に抑えていたが、その朝5時過ぎに施工会社であるヤスダホームさんから連絡があり、時間の有効利用として空港まで迎えに来ていただけるとのこと。それならばさらに35分早く飛び立つANAのほうが良いと思い・・・

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2024年建築学会 学術講演梗概集から 6 厚物合板穴開けの無難性

「無難」な愛される家を目指す「緑の家」⑤ 屋根番外編 雨漏り
こんな細いヒビから漏水する。ここが勾配の少ない平らな屋根の欠点。 モルタルとタイルで出来た堅い床を壊し、露出したFRP...
2016年に投稿したブログ。今回の論文に少し関係があるので紹介。

まずは上の「緑の家」のブログをご覧いただきたい。この投稿では当時ほとんど語られていないルーフバルコニー下の通気の重要性をが今回紹介する報告であり、「緑の家」では20年以上前からこの仕様を標準としていた。ルーフバルコニーは屋根よりはるかに難しい納まりでだと思う。

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2024年建築学会 学術講演梗概集から 5 軒裏換気口ありの無難性

こちらは実務的な内容ですぐにでも参考になる報告である。建て主さん(エンドユーザーさん)には軒裏換気口や通気層、屋根通気層の話は難しいかもしれないが、耐久性にかかわるこの部位は関係者ならとても興味がわく話題である。

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2024年建築学会 学術講演梗概集から 4  夏季露点の変化 

先ほどダイキンさんのエアコンの設定温度のことを挙げたが、やはり湿度を無視した冷房室温28度(設定でも室温でもよいが)との指標では現在の露点が上昇している気候条件ではだめだろうという論文を紹介する。

2000年、2010年と2023年の露点温度の変化の日本地図。これだけ謙虚だとびっくりする。

今回の紹介は論文というより統計した情報提供と受け取れる梗概である。

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2024年建築学会 学術講演梗概集から 3 番外2023年の選抜梗概から 夏型結露 

昨日、一昨日とここの研究室での内容にハマったといったが、その最もハマった論文がこちらである。よって2023年と昨年の梗概集からであるがご紹介したいと思う。きっとカビ、リノベーションに興味がある人はハマると思う。

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高気密住宅と低気密住宅の湿気の入り込み調査

2024.08.08.7時14分緑色グラフ差し替え修正

グーグルマップから

今年も梅雨が明ける前の気になる調査した内容を案内する。

拙宅で現在空き家になっている寺泊の家と同じく人が住んでいないotomo vie centの離れで家の湿気の入り込み具合を調査した。
まず両家の位置関係を上のグーグルマップで示すと寺泊(高気密住宅)とotomo vie cent(低気密住宅)は直線で7㎞弱。寺泊は海から30m程度でotomo vie centは海から1500mとなっている。

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築130年のotomo vie cent リノベ その46 痛い・・・

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山盛りのミョウガと大葉そして山椒の実だけの冷やし中華がうまい。

昨日の定休日にはいつもようにotomo vie centでの奉仕。畑の柵づくりのため竹を切り出して芋用の支柱づくりだった。お昼になり昼食は裏山で豊作の「ミョウガ」と畑の大葉、さらには山椒の塩漬けだけのトッピングで冷やし中華。これを暑い30度の中の離れで頂くことで最高にうまくなる。エアコンの効いたところではまずおいしく食べれないのが、冷やし中華やスイカ等だと思う。

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配筋検査と水害対策

高低差600mm程度と小さな擁壁だが、擁壁は慎重に行う。

本日月見町の家の配筋検査(擁壁)に伺った。ここ3件連続して擁壁を設けた敷地での計画で、擁壁は住宅基礎と違い設置時から力が加わり続けるので小さくても配筋の確認は現地でおこなう。

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