先日勝手に流れてくるWebニュースで上のブログと同じ記事をみた。ようやく住宅業界でも鉄筋(特にスラブ筋)の被り厚を気にするようになってきている。

先日長岡大島新町の家の配筋検査に伺ってきた。慣れた施工会社さんなので是正はほぼなく、よく鉄筋の被り厚が問題となるスリーブ周りも鉄筋を曲げたり、斜めにしたりして上の写真のように適正にかくしている。
今回はまた鉄筋の空き寸法に言及したい。

SNS等で情報を取得する人は多くなっているが、それでも専門的な事までしる建て主さんはほとんどいない。それが冒頭の鉄筋の被り厚に続き先月もお伝えした今回の鉄筋の空き間隔である。空き寸法については下のブログにて説明している。
基礎の配筋も10年前とは違い、各施工会社さんで格段に良くなっている。今後は継手と定着の違いと、鉄筋の空き間隔だけが修繕対象となるところが多い。


とても綺麗な配筋である。ほぼわずかな空き間隔以外は問題はない。


フラットスラブらしいシンプルな立ち上がり部分だから、鉄筋屋さんも楽だろうとおもう。



