ネット情報では有名で、もうご承知だと思うが、「しまむら」さんが数少ないレジ袋無料配布の有名小売り店である。
7月1日から始まったレジ袋の有料化の法律では、バイオマス由来の原料が25%以上入っているレジ袋は有料対象外。そのため「しまむら」さんは現在も無料でレジ袋をつけてくれる。紙袋でさえもお金をとる企業が多い中、何も言わなくとも袋に入れてくれる仕草は感動でさえある。
当然袋代は原価に入っているのだが、今回しまラー(しまむらファン)になりそうなのは、小売店でこのバイオマス25%以上のレジ袋を使用しているにも関わらず、如何にも法律が変わったので「レジ袋が有料化になりました」的な説明をしている企業も見受けられる。バイオマス25%以上であれば無料配布は継続できるはずなのに如何にもこの方針は国が決めたこと・・・のような匂いをさせる企業が多い。民間企業だから値上げは自由であり、はっきり袋代値上げました!と宣言したほうがかっこよい。バイオマス25%の袋を使っているにも関わらずこの機会に有料化した企業はなるべく購入を控えたいと思う気持ちが芽生える一方、しまむらさんのこの情報として正しいこの姿勢には拍手を送りたい・・・というか日本の企業は元々こんな感じだったはず。
実際しまむらさんの取り扱う商品は大型の物も多く、この袋代を正規に請求したら数十円はかかるので、それはお客さんから受け入れられない事情があったかも知れないが・・・企業の姿勢としては素晴らしいと思う。当事務所もこの姿勢はまねしたい。