「 2020年10月 」一覧

北海道 京極町の家 高基礎の打込み

どうですかこの景観・・・北海道に住みたくなるでしょう。この大地にふさわしい堅実な基礎としたい。

京極町の家で先週基礎の打込みが行われた。その送られて来た写真が北海道ならではでとても美しい。そして人と基礎の型枠を対比して見ると、如何に基礎の立ち上がりが「高基礎」であるかよくわかる。

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換気・湿度対策が矛盾する冬期

最初に私自身は住宅内のRH(相対湿度)が低くても良いと思っている。例えば22度で35%などは快適で24度で30%でも良い。しかし住宅内の湿度は冬期でも40~60%が良いと考えている人も多い。乾燥肌など病気関連でやむ得なく高いRH(相対湿度)が必要である人は仕方ないが、健康な人には多少低めのRH(相対湿度)でも問題ないと思っている。

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石綿(アスベスト)報告義務化22年4月からとガルバニュームの屋根

対象は延べ床面積80平方メートル以上の建物で、石綿が含まれていないかどうかを調べ、結果を都道府県などに報告しチェックを受ける。政令ではこのほか、石綿をセメントで固めたスレートなども21年4月から規制対象の建材に加えるとした。

共同通信

との報道が先月流れた。アスベストは発がん性があり、建物の解体時に飛散し、吸い込むことで健康被害が予想される。住宅には20年くらい前まではセメントでアスベストを固めたスレートも多く使われていた。このためリノベーションや解体時の取り扱いが厳重になり益々空き家が増えることになるかもしれない。

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コーナーサッシの豊かな空間

コロナ禍騒動が収束し一段落したので、一年過ぎた大野町の家にメンテナンスに伺って来た。玄関を入るとその視線の先には・・・光と沢山のグリーンに包まれたダイニングテーブルが少しだけ見える期待感。

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蓮潟の家 一年目の点検

ありきたりでもタイル壁っていいな・・・と何時も感じさせるのは建て主さんのセンス。

キッチンの飾り棚が賑やか・・・。

大好きな物以外は目に触れぬ所に収納できるパントリーと床下収納でキッチン空間が極めてシンプルになる。

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厚物構造用合板の勾配天井は危険かも。 補足編

小屋裏は振れ止め・筋かいで和小屋らしく一体空間化させ、桁下地回りは2階と明確に分けると構造計画が明確になる。赤ラインが厚物合板の位置で、青ラインが防湿気密シート。

前回の内容では一般ユーザーさんでは図もなくわかり難かったであろう。補足では図を紹介する。上は厚物合板を貼ったときに最も無難な構成で設計した図である。

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たかが電球、されど電球・・・

最も多用する照明器具のブラケット。陶器で出来ておりとても安価。

ここ数年間最も多く利用した照明器具の「電球」が廃番になる。器具の廃番を悔やむ事は多いが、電球の廃番で残念なのは初めてである。上写真のとおり「緑の家」では灯具と電球が一体のデザインとなる箇所が多い。

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