コーナーサッシの豊かな空間

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コロナ禍騒動が収束し一段落したので、一年過ぎた大野町の家にメンテナンスに伺って来た。玄関を入るとその視線の先には・・・光と沢山のグリーンに包まれたダイニングテーブルが少しだけ見える期待感。

うーーん 良いですね。11ヶ月前に伺った時から変化しており、この進化や変化が「緑の家」らしい・・・と感じる。同じ室内仕様でコーナーサッシをつくっても、建て主さんによって雰囲気がガラッと変わる、その家の空間をその時に応じて建て主さんが飾り付ける・・・グリーンの配置によってテーブルの位置も微妙に違う設定。動くペンダントの位置・・・だから楽しい。

簾の無い一番上のコーナーサッシから昨日は満月が見えて気持ち良かった・・・とのこと。曇天で簾有でもこの明るさがグリーンを育む。

家の内外の緑がつながって見えるのは気持ち良い。グリーンが好きな人は何か生命力を与えてもらえると同時に、命の勢いをもらうのだろう。

背の高さ2mをゆうに超えるグリーンをよく見ると可愛い実がついている。

家の外の庭でも自家菜園と花壇・・・その横にはクローバー畑である。

建物裏側にも駐車場があり、多くの友人を寄せる事が可能って贅沢なこと。

裏道路側の日射遮蔽ではセオリーどおり吹き抜け一番上の窓には簾をつけず、その他はきっちりと日射遮蔽する。この夏も気にせずエアコンを使って常時RH(相対湿度)50%台とのこと。

一方正面道路側は至極シンプルなシンメトリーを崩さない。

段差の全くない状態で玄関戸にたどり着く。それでも湿気対策は万全。

玄関前のウッドブリッジも味がでてきており、このブリッジの下の空堀も水がたまらずキチッと乾く。

湿気と水水対策としてつくった空堀の竣工後一年目のこのとおり。綺麗な感じで乾いている。

床下内にあるヒートファクトリーや床下暖房も快調だが、建て主さんは独自の工夫を行っていた。

アルミのダクトと木の棚は建て主さんがこの一年で製作。こちらも変化中の床下内。

建て主さんが床下の木の束に厚物合板で棚をくっつけて使いやすくしている。上のアルミダクトも同様で、少しでも熱い空気のまま端から端へ空気が動くように工夫しているとのこと。家を自分流に変えることを楽しんでいるオーナーさんである。

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