蓮潟の家 一年目の点検

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ありきたりでもタイル壁っていいな・・・と何時も感じさせるのは建て主さんのセンス。

キッチンの飾り棚が賑やか・・・。

大好きな物以外は目に触れぬ所に収納できるパントリーと床下収納でキッチン空間が極めてシンプルになる。

左奥のステンレス曲げ物のシンプルな飾り棚が冒頭の写真部分。調味料ではなく好きなmonoを置くことがよい。

玄関側がまだ新しい木肌のイメージを残している・・・新潟県にとって東南側は雨風があたらず最も穏やかな方位のため、玄関に位置にふさわしい。新潟県の平野部で家を考える時は玄関の位置は東が最も優れていると先人達が言っていたとおりである。そのため外壁の色の変化も一番遅く変化するのが東面となる。

話題を収納に戻すが・・・住み始めると思いもしない事も起こる。これは自分も含め常に全てが変化しているために起こるあたり前の事。家族が増えれば物は増えるが、1階床下の半分が巨大な収納として使うことができる「緑の家」は、普段目にするところは最小限の物しか置かない家庭が多い。特にまだ小さなお子様のいる「時」では特に実感する。子供の成長は大変早く、それに見合った道具、おもちゃなどが棄てられずでも使わない事で収納庫が満杯になり置きっ放しのことも普通にあるのだが、「緑の家」の場合は、床下に一時置いておけるのでそれが上手に整頓され気持ちが穏やかになる。

日用品も同様で床下内には様々な日用品のストックが並べられ、上の写真はほんの一角でその他非常用の飲料(10年の賞味期限)水とお酒も山積みとなっているコーナーもあるが、予備が手元にある事は気持ちに余裕が生まれる。

予定どおりにはいかない様々な事象を床下収納の大きなバッファーが、精神状況にも影響を与えると私は考える。

もう一つ気持ちに余裕を与えてくれるアイテムとして角あての木がある。

お子様がのる動く木の箱・・・。これを見ると角あて(矢印)がしっかりあって良かったなーと思う。日本の古き家も、出隅は必ず柱が露出しており物がぶつかっても漆喰壁や塗り壁のような痛みかたがない。

アイアンウッドでつくる外灯の柱と真ちゅうの灯具の感じ・・・。

入居後一年でも定番の外灯はいち早く周囲になじんで随分前からそこにあったような色や質感になっており、玄関の上がり段に使っている真ちゅうのノンスリップと目地も表面のモルタル同様に良い変化を見せる。

西面の外壁は雨風が強く当たるので、もうシルバーグレー化している。

南西面と東西面の外壁色の違いがくっきりとわかる。

アップしてみると、釘も錆びはじめ外壁と同化するような色仕上がりとなる。

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